詩人:夢野咲道 | [投票][編集] |
「思い続けたらいつか願いは叶う」
良くそう言うけれど
人は言うけれど
でも
ただ思っているだけなら100年経っても願いは叶わない
それよりは1度
まずはやってみる事だよ
何かを始める時
何かを変えたい時
確かに心配や不安は有るだろう
でも
ただ考えているだけなら100年経っても何も変わらない
それよりは1歩
まずは歩き出さなくちゃ
誰かに伝えたい想いを
ガマンしていない?
臆病になっていない?
でも
ただ待っているだけなら100年経っても何も掴めない
それよりは1回
まずは声に出してみようよ
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誰にでもひとつやふたつ
秘密の場所って有るんでしょう・・・
1人になりたい時
物思いに耽りたい時
ゆっくり考え事をしたい時
隠れて昼寝をしたい時
そして
1人で泣きたい時
近所の空き地
公園
ビルの非常階段
屋上
河川敷
海岸淵の駐車帯・・・
自分だけの安らぎの場所
私にも秘密の場所って有ります
車を停めて
ふと空を眺めたりします
何をするでも無く
ただ、ぼんやりとするのが良い
ただ、それが良い
無為な時間が全て無為では無いのです
それが必要な時も有ります
それは自分の心が欲している時間
憂うも
浸るも
想うも
耽るも
願うも
黙るも
自分だけの大切な時間
少し休んだら
また、がんばろう!
詩人:夢野咲道 | [投票][編集] |
歌は希望を与え
喜びを共に分かち
歌は勇気を与え
励ましてくれる
歌は慰めてもくれるし
悲しみを共有してもくれる
歌は疲れた心を癒してくれ
歌は時に人生を語る
母の歌は安らぎ
友の歌は優しさ
愛する人の歌は温もり
人生の様々な場面で
歌はその人のシーンを演出し
記憶の襞に想い出と言う名の標を刻む
「悲しい時に聴く歌は、やはり悲しい歌ですか?
それとも、楽しい歌ですか?」
そう問われた言葉にふと考えた・・・
自分が演奏をして誰かに聴かせるなら
思いっきり陽気なロックンロールが良い
悲しんでいる人に歌うなら
慰めるような優しい歌か
元気を取り戻せるような応援歌を歌うだろう
じゃ、自分が悲しい時は
自分にどんな歌を歌って上げる?
多分、自分では歌えないな・・・
悲しみが深いほど歌になりそうも無いし
じゃ、どんな歌を聴きたい?
そうだな・・・
励ましてくれるような
元気が出るような
希望が沸いてくるような
そんな歌を聴きたいとは思うけど・・・
歌を聴いている時はそれで良いけど
音が止んだ途端に
悲しみが倍になってぶり返してしまいそうだから
それなら却って
どん底に突き落としてくれるような
思いっきり悲しい歌が良いかな
そう・・・
とびっきり切ないバラードが良いな
どん底に落ちた反動でも無いと
浮かび上げれないじゃない?
どん底まで落ちたら
後は這い上がるだけだもの
そう考えれば気も楽になれるよ
だから
自分で自分の傷に塩を摺り込むような
そんな哀しいバラードを聴くよ
どん底から這い上がって
いつか時が経ったなら
それも想い出に変わる
そうしたら
きっと
元気が出るような歌も歌えるだろうし
聴けるようになるよ
だから・・・ね
詩人:夢野咲道 | [投票][編集] |
哲学者になって人生に悩むよりは
詩人になって人生に迷う方が良い
哲学者になって死を語るよりは
詩人になって愛を詠いたい
哲学者になって歴史に残るよりは
詩人になって貴女の心に残りたい
哲学者になって精神論を語るよりは
詩人になって恋に溺れる方が良い
哲学者になって人生を憂うよりは
詩人になって生きる喜びを伝えたい
詩人:夢野咲道 | [投票][編集] |
誰かの為に泣けるって素晴らしい事だよ
君のその優しさは
きっと、その人にも伝わっているよ
誰かの為に
そっと手を差し伸べられるって素敵な事だよ
君のその温もりは
きっと、その人の心をも暖めているはずだよ
誰かの為に何かをしてやれるって
そう出来るものでは無いよ
君のその行動は
きっと、その人をも動かすよ
えてして人は何か言葉をかけたがる
でも、時には言葉よりも沈黙が嬉しい時もある
時には言葉よりも
何も言わない”気遣い”が嬉しい時もある
時には言葉よりも
黙って差し出された手の温もりが嬉しい時もある
それを分かるのも
分かってくれるのも
そして、分かってやれるのも
それが友達なんだ
詩人:夢野咲道 | [投票][編集] |
「さっきから何を考えてる? 悩み事?」
「別に・・・」
「そう? なら良いけど」
「どうって事無いよ」
「何が?」
「大した事じゃないんだ」
「だから、何を悩んでるのさ?」
「悩み? 悩んでる訳じゃないさ。 ただ・・・ちょっとね・・・」
「ちょっと?」
「あぁ、考え事・・・」
「で?」
「小さな事だよ」
「話しちゃえよ。 楽になるぜ」
「おいおい、取り調べか?」
「あぁそうだよ。 お前の心の中をな」
「おせっかいな奴だな」
「そうさ。 今頃分かったのかい?
もう何十年も付き合ってるってのに」
「そうだな〜 考えたら長いよな」
「長いね〜」
「長いか?」
「長いさ。 だってお前は俺だもの」
何か悩み事とか心配事が起きたら
自分の心にだけ閉まっておかないで誰かに話せば良い。
小さなうちに話すのがコツさ。
例え、その相手が自分自身でも構わない。
口に出して言う事が大切なんだ。
心から吐き出す事が何より大事な事なんだ。
一度、心から解放された言葉は
無限の風に乗って君のその手を離れていく。
そうしたら
少しは楽になるよ。
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背負い切れない悲しみに
君が押し潰されないように
僕が君を守るから いつでも君を守るから
背負い切れない悲しみが
君の心を隠すなら
僕は星になってでも君の道を照らすから
背負い切れない悲しみは
いつか君を変えていく
僕の言葉はいつか君を変えられるだろうか
背負い切れない悲しみに
君が押し潰されないように
背負い切れない悲しみが
君の心を隠さぬように
背負い切れない悲しみが
いつか過去になるように
僕は君を守りたい
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聞きたい事が有るけど
敢えて尋ねない
聞きたいだろう事は分かっているけど
敢えて話さない
微妙なバランスの中
綱引きにも似た心の駆け引き
それが大人の対応
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誰にでも
1年の内に何日かは
特別な日ってあるでしょう
私にとっては
今日がそんな日のひとつ
「死んだ子の歳を数える」
そんな言葉が有るけど
子供だって
死んだ親の歳を数えたりします
あなたの一人息子は
とても愚かなバカ息子で
親孝行らしい事は何ひとつ出来なかったけど
とりあえずは頑張って生きています
それで良いと笑ってくれますか?
生きていれば
今日で75歳になった母親の為に感謝を込めて・・・
今年も心の中に桃の花をひと枝飾ります
記:2008.3.1