詩人:夢野咲道 | [投票][編集] |
浜辺に打ち寄せる波に逆らう事もなく
丸く変わってゆく小石のように生きてゆくつもりなのか
季節が変わっていくように時が流れていくように
なんだか変わってゆくお前が僕には寂しすぎるよ
誰もが悲しくて生きてゆく事さえも
時には忘れてしまいたくなって朝を待てない夜もある
愛さえ信じられないとつぶやくお前がとても
なんだか らしくもなくて僕には寂しすぎるよ
お前のそんな顔 僕は見たくもないさ
夢を語りあった昔のようには戻れるはずもないけれど
大空渡り鳥達は死ぬまで旅を続けるだろう
たとえば嵐の中でも休める翼は無い
僕等の旅はまだ途中 歩き続ける今ならば
例え路傍に倒れても もう一度立ち上がれ
僕等の旅はまだ途中 歩き続ける今だから
何処までも続くこの道を 何処までも 何処までも