詩人:優花 | [投票][編集] |
感動しちゃう
こんな夜中に
君からの
連絡があるなんて
感動しちゃう
こんな夜中に
起きてるのは
私くらいだと思ってたから
感動しちゃう
こんな夜中に
私のことを
一握りでも
考えてくれたなんて
感動しちゃう
感動する
感動
した
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幸せだったね
手を繋ぐこと
声を聞くこと
目が合うこと
一緒に笑うこと
心を許し合える
相手がいること
私たちは
幸せな日々を知ってしまった
二人でいることの
幸せさを感じてしまった
ある日
一人になってしまった君は
同じ幸せが
何処かに
あるのではないかと思い
探し始める
探せばいい
探して
探して
探して
実感すればいい
同じ幸せなど
何処にもないと
あの幸せは
二人にしか作れないのだと
他の誰かと作る
幸せは
また違う
幸せ
なんだと
何度も
何度も
同じ幸せを探す君へ
違う相手を
選んだ時点で
同じ 幸せ など
作れるはずがない
早く
そのことに
気づいてほしい
そして
君には
幸せに
なってほしい
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いつでも
あなたは
そこにいてくれた
私が幸せな時も
私が苦しい時も
変わらぬ真剣さを持って
変わらぬあなたで
いつも
あなたは
私のことなど
気にしない
それなのに
あなたは
私が必要とする時に
必ずそこにいる
いつも
私を救う
あなたに
感謝しています
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ある人は
守るものが
あるから
強くなる
大切な人
大切な物
大切な事
守るために強くなる
彼には
大切なものがあった
それを守ることに必死だった
それゆえ
彼は弱かった
大切なものを
守るために
必要な
弱さ を
彼は持っていた
ある日
彼の大切なものが
目の前から
突然
消えてしまった
守るものが
無くなった彼は
強く なった
ある人は
守るものが
あるから
強くなる
そして
ある人は
守るものを
失って
強くなる
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手を伸ばせば
あなたがいた
変わらない
あなた
変わってしまった
あなた
それぞれだけれど
あなたがいた
あなたが手を差し伸べた
弱りきった私の手を
あなたがしっかりと掴んでみせた
手を伸ばした先に
あなたがいた
だから私は
救われた
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鳴ってるよ
取りたくって 答えたくって しょうがない
君からの電話
久しぶりに
元気に鳴ってる
私の携帯
君と一緒に過ごしていた時は
毎日のように元気だったけれど
今はそうでもない
私は携帯に手を伸ばし
小さな画面に
表示されている名前を
確認する
そのままの姿勢で
30秒静止
本当は君の声を聞きたい
君が元気に過ごしているのか知りたい
今日会おうよと言ってしまいたい
でも
今は何もしてはいけないと
頭で解ってるの
30秒後
元気だった携帯が
また日常に戻ったついでに
不在着信を私に知らせてくる
あなたの名前を眺める
別れて
1ヶ月経ったね
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君に
別れを告げた夜から
私は夜に 眠れない
長い 長い 夜
深い闇の中で
私は一人
孤独に耐える練習をする
涙は
もう武器にはしない
しゃんと立てない
弱い子になった気がするから
私は
誰の手がなくとも
生きていける
そうでしょ…?
郵便屋さんが
朝刊を届ける音がし
小鳥が囀りはじめ
カーテンから光が漏れだし
闇が完全に消えた頃
私はようやく
眠りにつく
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
囀る(さえずる)
という漢字を初めて知りました。
パソコンは勝手に変換してくれるので
やっぱり便利です。
詩人:優花 | [投票][編集] |
あなたに
こんなにも会いたくなって
せめて声が聞きたくて
携帯を何度も握りしめて
あなたの番号を探しては
あと一つのボタンを
押す勇気がなく
また
あなたの声が遠のく
私はこの繰り返しを
永遠にするのだろうか
そうしてる間に
あなたが私の番号を探して
ボタンを押して
この永遠の堂々巡りを
止めてくれるのではないかと
贅沢な想いをよせてみる
今
あなたの
あたたかい
優しい声が
聞きたい