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禪稀の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 別れ
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生きてる物はみんな死ぬ
そんなことはわかるけど
別れはとっても辛いんだ

大好きだったあの人が
大切だったあの人が
            いなくなるのは辛すぎる

あの人達が教えてくれた
いろんなことを     大切なコトを      
支えにこれからも生きていければいいかもね

私のまわりの逝ってしまった人達が教えてくれた  大切なことを忘れずに  これから私は生きていく…

2006/05/29 (Mon)

[3] 
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どうしてあの人達は平気なの?

人が死んでいくことが…
人が人を殺してしまうことが…

私はすごく悲しいよ
私はそれがすごく恐いんだ

どんな嫌な人だって
誰かが大切に想ってるのに
なんであの人達は
そんなことを
 してしまうの…? 
    できちゃうの…?

そんな事ができるなら
別な何かをはじめたらいいのに…
人を殺す勇気があるなら何か他の事が出来ない?  
あの人達は
“愛”を知ってるの?  “命の尊さ”を知っている?

きっと‥知らないんだよねきっと‥わからないんだ 
命は尊いものなのに
愛はあんなにも優しいものなのに

あなたは“命の尊さ”をしっている?
“愛”の優しさを知っている?

人を殺してもいいことなんか何一つもないよ

どんなに嫌いでも
殺したいと思うほど怨んでも

人を殺してしまっては駄目
人を殺すということは
自分を殺すということだから

2006/07/10 (Mon)

[4] 
詩人:禪稀 [投票][編集]

この世で最も重い罪
それは何だと思いますか?
人を殺してしまうこと?
物を盗むこと?     
それとも…

“自ら死を選ぶこと”

それがこの世で最も重い罪私はそんなふうに思う

自ら死んでしまおうと思うことが
どんなに悲しいことか
罪なことか…

生きていたくても生きれない人だっているのに
そんなことをしてしまうことがどんなに愚かなことなのか
考えたことがないのか…

自ら死んでしまっても
その先が辛いだけじゃないのか…         
私は世界に問い掛ける
自殺という悲しい結末が
この世から消えてくその日まで

2006/06/10 (Sat)

[5] 出発
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あの日―
あの人から私は命をもらったの
人間のように動く心をもらったの

今までずっと自由が欲しくて
ずっと外を眺めてた

私が今までいたのは小さなお店のショーウィンドー

外にはいろんな人がいきかって
すっごくにぎやかな場所だった

私も外へ行きたくて
みんなと一緒に遊んでみたかった

これからそれができるんだこれからはみんなと一緒に遊べるんだ
みんなの仲間に入れるんだ
希望に満ちあふれたいまだからすぐに外に飛び出そう

みんなが遊んでいるこの街へ
みんなが遊ぶあの輪の中へこれから私は人間だから

今日は素敵な私の出発の日
自由で楽しいあの街へ
私はこれから出発するね

“お父さん 今までずっとありがとう―”

2006/06/08 (Thu)

[6] 外れ者
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純白の光の羽をもつ天使じゃなくて
漆黒の闇の翼をもつ悪魔じゃなくて
地上を支配する人間でもなくて
私はどこにも属さない外れ者

私にあるモノは
天使のような白い羽と
闇の色をした翼
そして‥人間のような弱く汚い心だけ

たった一人の私には
仲間もいない
友達も愛する人もいない

昔 愛した人がいたけれどその人は‥いなくなった

私が唯一愛した人
初めてこんな私を好きと言ってくれた人

彼はとても優しくて
いつでも一緒にいてくれただけどそれは許されない事だったんだ

私はこの世の外れ者
どの仲間にも入れない
神も悪魔も人間も―
私が仲間になることを許さい

私と一緒にいると言った彼ある日 突然私の目の前で
 “消えてった…”

上の世界からも下の世界からもこの地上からさえも

私と一緒にいてくれたから私が一緒にいてしまったから…

最後の彼の顔が忘れられない
私を恨んで攻めてくれればよかったのに
彼は優しく笑ってた
こんな結末になってしまったのに なんで…?

彼と一緒にいた時間は幸せだった
大好きだった
私が彼を死へ追い詰めた

だから 私はもぅ
何も愛さず一人で死を待つことにした
それが私が出来る唯一の事だから
もぅ…仲間を友達を愛する人を失いたくないから

彼を今でも愛してる
彼だけを今でも…

私は一人
この全世界から消される日を待っている…

2006/10/19 (Thu)

[7] 君へ
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愛していたよ…

君は自分の価値を全然わかってなかった
素敵な羽をもっているのに弱々しかったけど綺麗な心をもってるのに

僕には愛してると言ったじゃないか…
汚い心しかないなんて嘘だよ

僕は君を残していくことでしか君を守れなかった…

本当はもっと君といたかったけど
僕らの愛は許されないものだったらしいから

どうして愛し合うのに神や悪魔や人間に許しを請わなくてはいけないのかわからなかった

“何故…”

誰にも迷惑なんかかけてなんかないのに
彼女は僕らと全然かわらない

出会ってしばらくしたら気が付いた
彼女は孤独だと心の奥で泣いていた

そりゃ 一人だったら淋しいさ
仲間外れにされたら悲しいさ

なのに彼女は精一杯強がって悪いふりばかりしてたんだ

そんな彼女の本当の心に触れるたび
彼女に引かれていったんだ僕ら人間にない君の綺麗な心に

君は僕が消えたことで自分責めることはしないで欲しい
君にはまた別な道があることを願ってる

僕が消えたことで
君はまた一人にしちゃったから
君にまた孤独を味あわせちゃうことになるから
だから 別な人を探してね
僕が消えるのを選んだのは君に消えて欲しくなかったんだ
君には未来があったから
僕の時間はもともと残り少なかったから

君に神や悪魔はやっぱり非情だったね
一人で消えてくつもりだったのに
わざわざ君の前で消すなんて…

僕の体が消えたとしても
僕は君をずっと愛してる

2007/01/17 (Wed)

[9] 待ってるよ
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寂しいの…?
悲しいの…?
疲れ切ってしまったの?

最近 あなたが笑ってくれたのはいつだった?
前 あなたの流した涙を見たのはいつだったけ…

思い出そうとしても‥
思いつかない

前は どんなに辛くてもあなたはいつも笑っていたのに
今は…笑わない

ずっと同じ表情で
いつも遠くを眺めてる

あなたの瞳には
ちゃんと私が写っているのかな?

「無理をさせてばかりでごめんね。あなたの辛さに気付いてあげられなくて…」

あなたにむかって叫んでもあなたの耳にはきっと届いてない

また あなたの優しい笑顔で
やわらかい瞳で私を見てほしい
またいつの日かあなたが優しく声をかけてくれる日がくるのを

ずっと ずっと… 
待ってるよ

私はあなたといつも一緒にいたいから

2006/06/03 (Sat)

[10] 二つの言葉
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“好き”と“嫌い”

この二つの言葉が私とあなたの間にあるのなら

あなたは“好き”よ
私は“嫌い”

これでいいでしょ?
こんな汚い私でも
あなたが私を好きと言ってくれるから…

2006/06/03 (Sat)

[11] 小さな鎖
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「何をしたら振り向いてくれますか?」
あの人達に問い続けてた

あの人達は“私”という存在をもう見ない…

私がこけてしまっても
隣にいる誰かを見てばかりで…

もぅ 期待するだけ無駄なの?
いつかあの頃に戻る日がくると思っていても無理なの?
あの頃はただの偽りだったの?

“ここにいてもいい”という証拠が欲しかった
家族と私を繋ぎ止める小さな鎖がずっと欲しかった

あの家族といるときの孤独感を
もぅ 味わいたくないの…
少しの間だけでも私のほうを振り向いて
ちょっとだけ私の声に耳を傾けて

私は前のように家族と仲良くしたいだけ…

2006/06/04 (Sun)

[12] 休息
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陽が昇る刻

涙がこぼれ落ちた…

長い間、続いていた闇がおわった

やっと長い間続いていた

戦い 絶望 裏切りの世界がおわった

明るい未来へと続く道開かれた場所に辿り着いた―

闇が続いていた頃が辛かったから

誰もが涙した

もぅ 闇を恐れなくてもいい場所

“眠ろう…… ”

もぅ 眠っても大丈夫だから

眠っても明るい朝がやってくるから

みんなゆっくり休んでいい
此処は争いの場所ではないのだから…

そう…

ここは―“天国。

2006/06/06 (Tue)
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