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なっこの部屋  〜 新着順表示 〜


[136] 木漏れ日
詩人:なっこ [投票][編集]

『君が好きです』

伝えたかった。けど云えなかった。

微笑む君がいて幸せな日々だった。
友人の枠に収まっていれば
ずっと続いていくと思ってた。

それくらい大切な人だった。


色紙に書かれた言葉
不意に思い出して泣けてくる。


君が幸せでいるなら
穏やかに微笑んでいるなら





2020/09/04 (Fri)

[135] ないてばかり
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壊したいけど壊せない
飛び出したいけど
飛べない

帰ってきて
ご飯作って食べて
テレビ見てお風呂に入って
寝て起きてまた仕事して

単純ループを繰り返す

2018/01/16 (Tue)

[134] いつか昔の
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誰かを好きになるたびに
いつかのあなたを思い出す

その土地に足を踏み入れると
あなたとの記憶が鮮やかに蘇る

私が残した想いはしぶとく生きている

どうしようもないから
過去の想いに身をゆだねて
一人夜に静かに泣く

2017/07/28 (Fri)

[133] 秘密
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誰にでもあるのだろうか
過去の気持ち

否定するつもりはなく
穏やかで心地良い現在の居場所

ただ、あなたが近くにいると知って
疼き出す過去の気持ち

いつか答え合わせをしたい

あの頃の気持ち
あの時の約束
あの言葉の意味

会うにはまだ早いけれど
いつか会えると思ってる

あなたも私も幸せになった頃

2015/09/22 (Tue)

[132] 答え
詩人:なっこ [投票][編集]

何をしたいのか

何を欲しているのか

何を探し求めているのか


いつも問いかけている


でも答えが見つからなくて、

空しくなる


天は高く、青く澄みきっていて

太陽は温かいのに


なぜ私はここにいるのだろう

答えはまだ見つからない

2012/01/15 (Sun)

[131] 漂流
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繰り返される呼吸の波音を
暗闇の中でそっと聴く

子供の頃は透明になりたくて
消えてしまいたいと願っていた
そして夜の海に紛れて同化した

その癖は今も抜けきれず
こんな夜は寂しさが漂うよう

心は未だ彷徨い
行き先は定まらず













2011/12/08 (Thu)

[130] 必死
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予定を消化する毎日は
生きてるような気がするけど

何だか虚しくて

生まれた意味は未だ見つからず
生きてる意味も未だ定まらず

何が幸せで、何が不幸なのか
よく分からない

けれど、必ず死ぬって事だけは
明確でちょっと安心した

すべて、いつか終わる

最期は笑って卒業したいな

















2011/07/24 (Sun)

[129] 祈り
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あなたを受け入れた
私の優しさなんかじゃない
ただの甘えだった

あの時から、罪悪につつまれた

愛されることの辛さを知った
愛する辛さは知っていたけれど

矛盾した私の存在が許せなかったのです

今でも愛してる
けれど、離れることを許してください


どうかあなたが幸せであることを
いつでも祈っています

2011/05/29 (Sun)

[128] 内在
詩人:なっこ [投票][編集]

時間を共有して
孤独を分かち合う

そんな気がする

誰もが、この世に生まれた
孤独と恐怖を
その内に秘めている

2011/03/31 (Thu)

[127] 刹那な存在
詩人:なっこ [投票][編集]

中学生だったころ、祖母が死んだ

繰り返される読経の中で、もう祖母はもう還らないと知った

祖母と色んな話を沢山したかった


大学生だったころ、甥っ子が生まれた

繰り返される産声の中で、人は人から生まれるという当たり前を知った

みずみずしい生命はとても純粋でとても綺麗だ


人は死に、そして生まれる

どちらが後でも、どちらが前でもなく

繰り返される時の流れ、自然の流れ

その流れの中に私たちは存在している


私もいつか必ず死ぬ


そんなことを甥っ子の成長と共に思い知らされた

だから、人として今に存在すること、思考することは

奇跡なんだと思う


望んで存在していなくても、不幸だと感じていても

ちっぽけに思うことを真剣に悩んだりしても

奇跡なんだと思う

どんなふうに生きようと

私たちは刹那に生まれた存在に変わりない



2011/02/13 (Sun)
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