ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.102000-102999 > No.102795「某れしか無くて」

過去ログ  〜 過去ログ No.102795 の表示 〜


[102795] 某れしか無くて
詩人:阿修羅 [投票][編集]


「アイシテルよ」



簡単に、言ってしまえるんだね




「ズット、一緒ニイルから」




口約束なんか
破るのはたやすいだろ





見つめてくる瞳は

あたしを通り越して


本当はどこを見てるの





情事の間

口走る名は
あたしのそれではなくて


聞こえない振りして

決め込む演技は



唯々鮮明に

見つめたくない自分の感情を

浮き上がらせる



知らないふりして

抱かれていた


今の今までが

音を立てて
崩れていく



求められているのが

自分ではないのに


某処へ堕ちてゆく


あたしを赦して








貴方が好き



好き




好き

2007/06/03

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -