ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.10000-10999 > No.10457「不眠症」

過去ログ  〜 過去ログ No.10457 の表示 〜


[10457] 不眠症
詩人:夢姫 [投票][編集]

眠れないまま早朝を迎えるのは

もうこれで何度目なのか

薬はもはや体を苦しめるものでしかなくなった


疲れきった体は

眠りに就こうとはしない

頭の中は靄で充たされている


その靄に隠れる君は誰だい?


その姿を見ることができたなら

この体は眠りに就ける

そんな気がしてならないから

君の姿を探して

今日も眠れない夜に

足掻き苦しんでいる



2004/04/07

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -