ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.13000-13999 > No.13337「黄昏」

過去ログ  〜 過去ログ No.13337 の表示 〜


[13337] 黄昏
詩人:凜一 [投票][編集]

隣にいること
声が聴けること
笑いあえること
全てが大事すぎて
失くすのが怖くて
「恋をしている」なんて語ってしまえば
脆く壊れてしまいそうで

僕はそんなに頭がよくなくて
優柔不断で
それでも彼女が一緒にいてくれるのは
僕が友達だからだろう
だって彼女は失敗ばかりのダメ人間にも優しくて
僕もそのダメ人間のヒトリなのだから

僕の出来損ないの脳味噌が「好きになれ」と信号を出して
優柔不断の僕はそれに逆らえなかった
…それだけの話


抱きしめたいのに

不変のまま終わってく

好きなまま消えてく


僕の想いは黄昏

霞んで見えなくなればいい

2006/07/12

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -