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[183279] 送り火
魂を洗い清めて
旅立ってゆく
人の影が揺れ
全ての罪や過ちを
洗い流すような
雨が街に降る
君はゆくだろう
僕より先へ先へと
さよならも言わないで
言わせないで
送り火消えた
闇の中に
愛を囁こうとした唇にそっと冷たい
指をあてて 流れてしまう時を
静かに 君は笑って見送った
僕は過ぎたあの季節を今思い出しながら
そっと手を振ったよ
そして君が消えたら
さよならを灯した
笑顔という送り火
悲しみを強さに
変えたんだ。
2013/11/09
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