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[186007] 天井の杭
詩人:KiraAya [投票][編集]


傷は塞がらない
血は乾かない


眠れない夜がやってくる
何かが心にまとわりつく
まるで無数の蜘蛛の糸のよう

天井からまっすぐに
心臓を穿つ大きな杭

何度も 何度も 繰り返し
深く重く貫かれる

胸から喉から指先まで
鈍い痛みが拡がりゆく


これは 罰なのだ


横たわる体が血潮に沈む
声も出せずに 息もできずに
やがて闇に消えてゆくまで

目覚めればいつもの朝
鳥の歌と光の匂い
痛みを忘れて また笑う

それでも

傷は塞がらない
血は乾かない


眠れない夜がやってくる

2014/08/14

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