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[187054] 悪戯雲
詩人:清彦 [投票][編集]




オシャレが好きだなんてさ

高い服に憧れてる君を見て僕は

みっともない、なんて言ったんだろうね


とっくに黒い夜に飲み込まれたよ

あの時の幸せな気持ちなんか


どんなに苦しんだとしたって

僕は僕をやめるわけには

いかなかったんだ


走馬灯

嘘、虚構、幻

そうかつまり‥‥

やられたってわけだ


嫌な予感ってのは知ってても

信じたくないものだね

わかってて傷ついたんだきっと


これは罰なんだ

だって、ちゃんと7つ揃ってるよ


おかしくて仕方ない

神様は関係ないはずなのに

こんな時に限って僕は

皮肉の為に無駄に時間を費やす


バカけてるよ

君も僕もこの空も言葉も


軽々しい気持ちなんてのは

雲の如く実態は全く無くて

せめて雨みたいに

落ちて流れて消え去ってくれれば

誰も傷なんか残さずに

青空みたいに綺麗さっぱり

明日を歩いていけたというのに

2014/12/14

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