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[188068] 終電
詩人:どるとる [投票][編集]


終電間際の電車にあわてて飛び乗って
左右に肩を揺らす規則正しいリズム刻む
窓の外に映る 景色が過ぎてく
はるか かなたへ

いろんな人の人生のほんのささやかなワンシーンを乗せて走る
今日流した涙も 浮かべた笑顔も

さまざまな人の人生模様がある中で 僕の人生のちょっとしたワンシーンに
重なるように ダブるように 焼きついて

離れない やわらかな痛み
やさしげな誰かのぬくもり
頬に触れてすぐに
吹き抜けてゆく夜風。

2015/04/17

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