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[80248] タイトルなんて無いよ
逃げ出したように
そこから消えた。
まだ僕の知らない
君の横顔と涙。
全てを吸い込む
枕のカバーは
涙ばかりを吸い込んだ
嘘を吐いた君。
嘘を吐かせた僕。
同罪だったんだって
明日は笑っていたい。
花を買った。
枯れない観葉植物。
僕は涙でいっぱいだったのに。
君はもう枯れた。
ごめんなさいと
ありがとうを
忘れた子供。
きっとそれは僕の事だったんだろうな。
タイトルなんて無いよ
ただそれは悲しい位の真実だったんだから。
2006/07/07
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