| 詩人:松尾 優月 | [投票][編集] |
茹だるほどに陽炎
バスの排気に酔い走らせる自転車
君が追いかけた船に
あたしはいろんな思いを
風、光、波
君に見せていた
半年以上逢う事はないよ
抱きしめた
言葉を交わした
涙した
太陽は高く遠い
輝きは近くせつない
あたしは真夏の岬に消え
君は涙で揺らぐ陽炎
そんな取出した携帯は
圏外と圏内を行き来するから子供だ
君は涙を路面に落とし
蒸発し気化で伝える
あたしは涙を海に落とし
浸透し帰化の想い
回転数の上昇
ファンネルの黒煙
後戻りできぬ
海に浮かぶ通称
鉄の棺桶慰霊船
あたしの想いは
PieceBoat
真夏
音信不通の日々
機械音と
海鳴り
君の声が聞こえない