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野上 道弥の部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] 慶びの渦中の君達へ
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今日という日を良き日と定め

二人で大いなる世界へその身を投じ

いつしか死が二人を分かつまで

共に歩んでいく



そんな慶びの渦中の君たちに

待ち行く試練とはいかなるものか



それでも二人は乗り越えられるだろう

二人だからこそ乗り越えられるだろう



産声を挙げ

そして立ち上がり

やがて歩き初め

言葉を交わす

そして二人が出会い

今を迎える

その生きてきた意味を大切にして欲しい

二人の絆を大切にして欲しい

いつか生まれてくる二人の子供達に

その意味を教えてあげて欲しいから



おめでとう

心から総てで

2004/11/24 (Wed)

[12] 月明かり
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月明かりの下

私の肩を抱いて

静かな寝息をたてる

大切なあなた

肌と肌を触れ合わせている

この時間だけは

いつもいつも形容できない

私の漏らした吐息は

つないだ手と手のように

あなたの寝息と混じり合う

あなたに乱された髪は

あなたの肌を抱いている

息や髪にまで嫉妬しそう

そう想ってみたら

あなたの唇を奪いたくて

そっと口付ける


今度は私が代わってあげる

私があなたの肩を抱いて

私の胸の中で眠らせてあげる

目を覚ましたら

もう一度口付けして

寝顔まで優しいあなた

2003/02/08 (Sat)

[13] 一行詩集  〜妹〜
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いつでも寂しい瞳の奥にある輝きを護りたい



泪が止まらないなら止まるまで抱いていてあげる



君の言う仕方がないは本当に終わりのようで仕方がない



護りたい君に逢うことが出来ないから寂しい



夜の闇を引き裂く光を二人で見た憂い



煙草で髪を焦がすくらいの失意



赤らめた頬を見られまいとする抗いの中の新発見



麻痺した感情から滲み出る私だけへの笑顔



星の数の出会いとそれに伴う孤独感の比較



矛盾しつつも離れたくない孤独と温もり



 

君に感じた姿写しの私
 

2003/02/17 (Mon)

[15] 星空
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冬の星空の下

一人たたずんでみて

私の想い人と共に

歩いてみたい

そんな事を想って

頬を赤らめる


冬の風の厳しさに

思わず首をすぼめるけど

あなたの想いにとらわれた私だから

冬の星空の下でも

一人で歩いていける



けれど…

本心は…

言ってあげない

だから気付いてね

 

2003/02/08 (Sat)

[16] 一行詩集〜負の私〜
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

破壊してしまえばそのまま終演



押さえきれない負の感情



自責と言う名の闇い海



全てが嫌になる瞬間の継続は永遠



愛したい矛盾達



壊れそうになる私とそれを見つめる僕



少しの発言に伴う多大なる後悔



僅かな行動に伴う無限の失墜



理屈を並べて卑屈になる私



そんな私を護ろうとしてくれる一握りの大切な人達



本当に大切なもの以外はどうでもいい私



一人になりたい私の中の寂しがり屋な僕



抱きしめられる暖かさを誰よりも知る私




護りたい私と僕
 
 

2003/02/11 (Tue)

[17] 遅過ぎたメッセージ
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

大好きな歌
暇さえあれば
口ずさんでいた

いつも隣にいたから
よく覚えていた
僕も暇さえあれば
口ずさんでいた

君と別れた時から
今の今まで忘れてた
久しぶりに口にすれば
結構唄えるもの

あの頃歌詞の意味を
知らずにいたけど
今ならはっきり解る


ずるいんだよ!

想わず叫んでしまう
今更解っても
もう時は戻らない

失ってしまったのは

君だけではなかったね

2003/02/09 (Sun)

[18] 全ての物事に疑問符を
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全ての物事に疑問符をつけてやろう

そうさ
初めからこうすれば
良かったんだ

この人たちの笑顔にも
疑問を感じてたんだ

この仕事にしてもそうさ
何でいつも頭をペコペコ下げてんだ

この世界にも
大人達にも
法律にも
過去にも
数学にも
君と交わした約束にも
愛にも
心にも

全ての物事に疑問符をつけてやろう

疑問符にも疑問符をつけてやるよ


最後に自分自身にも   な

2003/02/11 (Tue)

[19] まだ見ぬ貴方様へ
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拝啓
まだ見ぬ貴方様へ

突然ですが、今から貴方に会いに行きます
嫌とは言わせませんよ
私がどれだけ待ち望んだかは
同じ想いをした貴方だから
理解ってもらえると想います

後2時間後に
貴方の街に着きます
やっぱり少し緊張しますね
        
        敬具

P.S.
私を見つけたら
誰にも見せたことのない笑顔で
迎えてくださいね 
 

2003/02/11 (Tue)

[20] 約束はしないからね
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遠く離れていく
星の海のフライト

人目をはばからず私は
泪を流した

どうしてずっと一緒にいられないの?


どれだけの距離が
二人の間にあろうとも
電話ででも メールでも
君とは繋がっていられるから
寂しさは少しは紛れるけども

本当に願う事は
それが当たり前のように
いつも側にいることなの

次会う約束はしないからね
この心を君の下に置いていくからね
忘れたらダメだよ




 

2003/02/11 (Tue)

[21] 勇気のスパイス
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どんな想いを言葉にすれば解り合えるのだろうか


語るために集う部屋で

何も話せず立ち尽くし

想いを紡げ無い僕がいる

部屋の外では後悔だけは誰よりも強く

情けなさも誰よりも強い


誰にも伝わらない言葉達があざ笑う

誰かに伝えたい言葉達がうなだれる

素直な心を偽れば誰も傷つけずに済むだろう

僕の心以外誰一人とて


何をためらうのか

本当にそれでいいのか

答えは解っていても踏み出せないでいるその一歩

傷つけないで済ませるだけが全てではないのに

最後に残るやるせなさを

いつも感じる心に今必要なのは

たった一振りの勇気

2003/03/15 (Sat)
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