ホーム > 詩人の部屋 > あしゅの部屋 > 新着順表示

あしゅの部屋  〜 新着順表示 〜


[102] 愛する
詩人:あしゅ [投票][編集]


この気持ちが 友愛なのか、恋愛なのか
僕には 良くわからなくて
ただひとつ 言えるのは
君が誰よりも 特別だって事だ。

側に、いなければ寂しくて
彩のない世界で
退屈な日常だって
そう気づいた

それがどんな種類であっても
君を愛している事は 変わらない

だからかな。
今ならわかるんだよ
君と共に居たい
君と歩いていたい。

君の 人生に関りたい。

この気持ちが
友愛なのか 恋愛なのか
まだ よくわからないけれど

君を愛しているよ

2015/11/05 (Thu)

[101] ウェディング
詩人:あしゅ [投票][編集]


上手く愛せないから
愛されないと思ってた 誰からも
それが当たり前で
この先も続くんだと思ってた ずっと

愛せないけど 愛して
そんな風に思っては
愛せないなら 愛されないだろう
自嘲して。

でもあの日

キラキラと輝く君が
僕の手を取り微笑んだ

「キミをもっと、知りたいよ」って

夢だと思った でも
そう微笑む君は偽りのない真実で
幻でも夢でもなくて
初めて 心が 震えた気がした。

不器用な僕を 愛してくれた
同じ想いの形を 返さなくていいと
笑ってくれた

そんな君をいつしか
愛しい と
そう思えて。

今日 この日
弱い僕を守ってくれた君に
今度は僕が守ると
誓いの指輪を渡そう

寄りかかって潰れ合うのではなく
手を取り笑いあうために
強くなったよ 強くなったから

どうか。

君の涙を拭う役目を
僕に下さい。

2015/06/21 (Sun)

[100] 本音
詩人:あしゅ [投票][編集]

ずっと ずっと ずっと
ずっと問いかけてきた。

何で此処に居るのだろう。
価値は?意味は?

愛して欲しくて 愛して欲しくて。

少しでいいから、頑張ったね。って
ありがとうって 優しく 優しい、愛を

わかってほしかった。
認めてほしかった。

いらないと向けられた鋭い光に
己の全てが無意味に思えて
あの日、心は呼吸を止めた。

仕方がないって諦めて
取り繕って
わかんなくなった。
愛しいってなんだっけ?
愛されるってなんだっけ?

この手を握ってそっと
踏み外した道を正して欲しかった、幼い頃。

差し伸べられない手に、
諦めて 自らで戻した。

見向きもしないのなら、
望むのはやめよう
愛されないのなら
愛するのはやめよう
期待されないのなら
期待するのはやめよう

大丈夫。大丈夫。
平気だよ、

そう思うことで 呼吸を続けた。
呼吸が出来ないままで 呼吸を続けた。

2015/06/13 (Sat)

[99] 抱きしめる理由
詩人:あしゅ [投票][編集]


確か、あの時、痛かった気がした。
心がギシギシと、音を立てた気がした。

歪んだ顔を 取り繕って
何にもなかったように笑って
「平気だよ」 っていってみたら
心が空っぽになった 気がした。

繰り返して くりかえして
何となく痛みに慣れて
「平気だな」 って思い出したら
SOSが 出せなくなった。

本当はね、気がしたんじゃなくて
痛くて 痛くて 泣きたくて
平気なんかじゃ、なかったよ。
助けてって言いたくて 言えなくて
聞いて欲しくて 聞いて欲しくなくて

今のキミは、あの時のボクと同じ顔をしてるよ。
だからさ、助けてって言えないキミを
おせっかいだけど抱きしめるんだ

泣くのが下手くそで 涙を見せたがらないキミを
抱きしめたら 顔が見えないでしょ?って
言いくるめて 強く抱きしめるんだ。

2015/06/11 (Thu)

[98] ほどう。
詩人:あしゅ [投票][編集]


眠い。けど、寝たくない。
24時間=1日。
足りないくらい。足りないくらい。

君が問いかける。
この道の先。
何が待ってるかなんて、知らないけど
24時間フル稼働で
進んでんだってさ。

わたしが歩みを止めても、
道がエスカレーターみたいに
動いてるから
気づかないうちに終わってんだってさ。

気付いたら天国で
あぁ、終わってたんだなんて
言いたくないから
24時間フル稼働で
歩いているんだ。

でもちょっと疲れたよ。
歩くのが億劫で。
わけわかんなくなるから
少し立ち止まってみるよ。

そうして少し見えてきた道を
また先もわからず進んでみるよ。
そんなものさ未来は。
そんなものさ、人生は。

2014/03/13 (Thu)

[97] 痛みの不等号
詩人:あしゅ [投票][編集]


辛いと吐き出した答えに
誰かが いつも 優劣を付けたがる

キミよりも、あの子が
あの子よりも、僕が
僕よりも、あの人が

他人の物差しで決めた答えに
果たして真実は宿っているのだろうか

確かに それはある意味で正解で
でも ある意味で不正解で

キミが出した答えだろう
キミの物差しで計らなくてどうする

「世界にはもっと、残酷なこともあるから」

確かに それはある意味で正解で
でも ある意味で不正解で

キミの人生でおきたことで
キミが辛いと感じたなら
それでいいじゃないか
キミは確かに辛かったんだ

吐き出す空気が酷く震えるほど
霞んで消えてしまいたいと思うほど
キミは確かに辛かったんだ
辛かったんだよ

その痛みを 僕らは知らないから
他人事でいれるけど
それはキミの人生で 酷く残酷なことだったんだ

僕はそれでいいと思うんだ
残酷さを知ったキミは
きっと誰かに優しくなれる
自分の物差しで決めた優劣で
誰かを否定したりしない
きっと優しく寄り添ってあげられる

辛いと吐き出した答えに
誰かが いつも 優劣を付けたがる

それこそ残酷な世界で
やっと見つけた幸せですらも
優劣をつけられる

それでも
キミがその痛みを知ったから
キミは誰かに優しくなれる

2013/08/27 (Tue)

[96] アイビー
詩人:あしゅ [投票][編集]


「世界中の人が嫌いなの」って
きみは チカラなく笑って
独りで生きられないのは「弱虫」だって
きみは 俯いて答えた

「わかるよその気持ち、僕にも」って
言えやしないよ。そうだろ?
その痛みは「きみだけ」の痛みだって
何も言えず俯いた

傷だらけのココロ抱えて
必要とされたいと泣いていたね。

こんな残酷な場所で
独りで進むきみの 腕を
そっと 掴みたくて 掴めなくって
臆病で

「呼吸をする度苦しいの」って
きみは無理して笑って
「独りで生きるのは疲れた」って
声を殺して泣いていた

傷だらけのココロ隠して
「一体何を愛して生きればいいの?」って

そんなきみの声が
独りでなく声が 聴こえた
暗い夜の 暗い終りに 進む前にどうか
もう一度

ぼくの 声を聞いて
あの時 掴めなかった 腕を今は
掴んで見せるよ だから

笑うまで きみが本当に
ココロから笑うまで ずっと
側に居るよ 手をつなぎ続けるよ
一緒に あの朝まで歩こう

2013/08/25 (Sun)

[95] 辛たす、一いこーる。
詩人:あしゅ [投票][編集]


「仕方なかった」で済ませられる
傷跡ならよかったのにね
ぐるぐるぐるぐる渦巻いて
フラッシュバックする夢の中

ふたをする、おわりにする、わすれる。
そのどれもが、幸せになる為に
壊れそうな心を守るためにした事だから

強がって笑うその奥の
辛いって叫ぶ君のその文字に
そっと線を引かせて

2013/08/16 (Fri)

[94] ハッピーバースデー、自分。
詩人:あしゅ [投票][編集]


生まれた日が過ぎてった。
あっと言う間に、あっさりと。

実感がわかないのは
実感したくないからだった。

あの頃から老けないキミと
キミをおいて行く自分と。

あの日のキミから離れてく自分。
あの日からのキミに近付いてく自分。

嬉しいのか、悲しいのか。

結局は瞼閉じるまで
約束を守るんだ。

世界一幸せだと言える人生を。

優しいキミの
優しい願いを叶えるために

今年もきたよ、
ハッピーバースデー、僕。

2013/08/02 (Fri)

[93] 生きるって。
詩人:あしゅ [投票][編集]


痛いものは痛い。
慣れたって痛い。

ふさがっても引きつって
違和感ばっか残って

どうしてよって問いかけてみて
答えなんてなくって

諦めてみて、終わったフリしても
違和感が拭えなくて
気づけば膿んでて

悩みなんてなさそうなんて
勝手にきみは言うけど
本当は色んなもの抱えて
必死に生きてんだって

みんな誰だって
じくじくした痛み抱えて
幸せになりたいって
幸せだって
笑って生きてんだって。
泣いて生きてんだって。

2013/07/10 (Wed)
97件中 (11-20) [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
- 詩人の部屋 -