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あしゅの部屋  〜 新着順表示 〜


[82] 笑って、泣いて
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笑えることに感謝して
明日を生きる糧にする

泣けることに感謝して
強く強く根をはって行く

怒れることに感謝して
許す優しさを手に入れる



そうやって僕は
存在理由を創ってく。

そうやって僕は
『人間』であることを確かめる。

2011/09/09 (Fri)

[81] リスタート
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眠たくなったね
目を閉じよう
ふわふわ と
ゆらゆら と

漂うように 逃げて
何も無いように 見せて
追われることも やめて
追うことも やめた

終りにした夢を
いまさらになって集めて
さよなら出来なかったよ
だから夢で会いにきた

覚めてしまえばもう
終わってしまった夢だけど
昨日とは違う僕が
そこにいる気がするから


2011/08/02 (Tue)

[80] 角と小指
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閉め忘れた扉の その角にぶつけた

痛いってしゃがんで 小指をさすっても

「大丈夫?」を言う その彼(ヒト)がいない

はった水膜で 視界がぼやけた。


2011/07/24 (Sun)

[79] ぼいすめーる
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電話ごし
同じだけど、遠い空

呼吸の仕方を忘れた、僕。


機械ごし
愛してやまない、声

楽になる呼吸、脳裏の君

焼き付けて 焼き付けた
遠い日の 幼い僕ら
幸せのカタチ

電話ごし
留守番電話の、君の声

受話器ごし
溢れた雫、届かぬ君

繰り返しのメッセージ
君の今を聞くことは、叶わない。


2011/07/13 (Wed)

[78] 愛しいからさ、
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どうゆう理由(ワケ)か
くるくると回る思考で
導き出した答えは

日だまりみたいに笑う
キミがたまらなく愛しいとゆーこと。

ポカポカした日に手を繋いで
二人並んで散歩して
ゆるゆると巻いた甘い栗色の髪が
僕の肩あたりで揺れる

抱きしめたい衝動と
理性とで戦争。

僕の視線に気付いて
照れ臭くハニカムキミに
理性は呆気なく白旗を振った
たまらなく愛しいから

もうこの腕から放さない。

2011/06/21 (Tue)

[77] リピート
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何もわからないままに駆け出して
明確な答えさえも見つからない

どうして此処に来たんだっけ?
なんで渇望していたんだっけ?
掴んだのに捨てて走り出す

こんな今日でいいのか
明日はもっと楽しいはずだ
言い聞かせて
言い聞かせて

繰り返し、繰り返し。

変えてみたい明日と
動かない自分に苛立って、矛盾して


掴みたいものは何だった?
描いた夢はなんだった?
問い掛けてはまた

繰り返し、繰り返し。

この心音が終わるまで
きっとずっと、繰り返し、繰り返し。

2011/06/21 (Tue)

[76] サヨナラ
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伸ばした手が 掠って
キミの頬を傷つけた

赤い線と 怯えた表情

傷つけることしか できないなら
この手離して もう 行くよ

僕の手が届かないところに
キミを置いて もう、行くね。

「サヨナラ」

 

2011/05/30 (Mon)

[75] 溢れたのは、
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愛してるなんて 器用な言葉
言える訳ないからさ ほら
真反対の此処で 今も
君の幸せを 祈っているよ

ふらり揺れた 星が光る
眠れない夜に 照らしたのは

独り 一つ ぽとり 落とした
伝わる事ない想いだけが 今
流れた星と 重なった雫は
届くことなく 空に還る

ごめんねなんて お別れの言葉
口にした瞬間にチクリ ほら
真反対の想いが 今も
僕の胸の中 燻っているよ

ふつり途切れた 月が曇る
眠れない夜に 隠したのは

二人 二つ ふわり 零した
置き去りにした心 溢れて
途切れた月影と 重なった絆
繋がることなく 宙に還る

届いたなら 変われてたのかな
応えはなく 僕に還る

2010/12/29 (Wed)

[74] Error
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掴み取る明日は
もう、ないのかもしれない
誰かの手から放たれた
高速の鉛が 脳天を突き刺した

思考回路は遮断され
深刻なエラーを弾き出す

掴み取った幸せ(きのう)は
もう、消えたのかもしれない
誰かの喉から放たれた
抹殺の二文字が 手足を吹き飛ばした

通信回路は焼き切れ
深刻なエラーをたたき出す

そうして反響する全てが
体中を蝕んで

僕を、世界を、殺すのだ。


2010/10/17 (Sun)

[73] ひとりのせかい
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溶け込めないままの世界で
独り、居場所を求めた

手に入らないものは
たくさんあるのに
望むものばかり
増えてゆく

無くすものばかり
亡くすもの、ばかり
得るものは少ない
選るものは、少ない

溶け込めないままの世界で
ひとり、孤独を抱きしめた
それは紛れも無い『僕』だったから
おかえり って抱きしめた

溶け込めないままの世界で
僕だけは、僕を 認めてあげよう


2010/10/09 (Sat)
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