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soulの部屋  〜 投稿順表示 〜


[155] 共存という言葉
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冷たい舗道
機械的な人々
狂い咲いた
季節外れの花
世界は熱中症

権利は誰が与えた?
所詮金で買える
命消して快適
独裁者気取り

発展を進化と称し
発狂寸前
機械的な人々
狂い咲いた花の様
世界は感覚麻痺

平等は人の為
その価値は何?
平和は人の為
命って何だ?

一つ消えて
知らん顔
代わりがあると
勘違い
それ程軽いもんじゃない

2004/08/21 (Sat)

[156] いつもの
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風が吹いた
夜が窓からやって来た
蛍光灯は輝いた
世界は静けさを増した
平静な日がまた続く

いつか見た家族の風景
そこに狂気が混じれば
どうだろう
なんて妄想
空間が歪む

細胞が活発
朝が窓からやって来た
乱反射して輝いた
お決まりの今日
始まった
穏やかな昨日の続き

同じ日常に飽きたから
変化が欲しいって
旅に出た
なんてさわりだけで
また箱の中

依存心は今更
消えるもんでもない
諦めは賢い
偉くはないが
楽なんだろう?

いくら語られても
ねえ
そりゃあ他人の行動なんでしょう
我が物顔で気づかんまま
お決まりの口上
脳内回路が凍り付く

平静な日がまた
滞りなく続いてく

2004/08/24 (Tue)

[157] 平等
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差を消した
自尊心無くした
競争心無くした
成長止まった
心が死んで
個性も消えた
大事なもんは忘れた
同じ様な顔
同じ様な感性
同じ様な思考
全てが一線上
それはなんて平和な風景

2004/08/24 (Tue)

[158] ミステイク
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この霞んだ目が
確かに映した色彩
無抵抗な日々は
確かに続いていた

"つまらない"と
嘆く人の素振りや
誰かの価値観に
振り回されてる顔

矛盾と放つ
お決まりな行動や
愛を安売る
人々の陰

在るはずの明日に
希望をもたらしたのは
見えるはずの無い明日を
肯定したかったからだ

妄想の昨日を
思い出しながら
廻りだす
思考回路の裏側で

幻想の様な日常
見つめていた
現実の不確かさに
気付いていた

ただの明日という言葉
それに何の保証も無く
小さな枠の中で今も
自由など探して

ただそこに在る日々に
何の疑問も無く
ただここに居る自分に
何の躊躇いも無く

目の前の事でさえ
直視出来ないままで
在るはずと明日を
見つめていた

2004/08/26 (Thu)

[159] 名刺
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自分と名付けて
どれだけ経った
いつ思うても
自分と他人の
境界線は曖昧
例えば
自分を肉体と定義すれば
朽ちて消えるが
思考はどうだろう
残るべき思考は
歴史となって
残った事実
何故自分が在り
他人が在るのか
肯定する事が無い
現実性など夢の様
分かっているのは
ただ在る事
それだけ

2004/08/28 (Sat)

[160] 陽炎
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遠くて
浮かんでて
淡くて
不確か
揺れて
消えて
雨に
合わせて
気付いた
感情
拭って
歩いた
二時間前
蘇る
映像
鮮明な
記録
揺れて
消えて
雨に
合わせて

2006/02/12 (Sun)

[161] 箱庭
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硝子窓の向こう
風は通り過ぎてった
その目が何を映したか知らないけど
確か笑っていたっけ

その光景は
何て美しい

思考回路で回りだす
情熱を抱えたまま
見続けていたのは
多分幻想

硝子の箱の中
自由で居たいって
いつだって自由でしかないのに
確かもがいていたっけ

その光景は
何て悲しい

触れ合って
分かり合える
そんな素晴らしい世界
多分幻想

見つからないもの
いつも探して
思想の広野歩き回って
気付いたのは

いずれ来るべき
帰巣本能

立ち返ればほら
本当は
昔から知っていた

2004/09/01 (Wed)

[162] 空白
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手にしてはいつも
丁寧に崩した
感情の欠如
吐き出してしまえば
きっと
楽になれる

愛を語ったって
理想は理想
絵の具で上塗った
僅かばかりの望みも

音も無く消えた

積み上げた
虚構で見つけた
永遠だって
そう

手にしてはいつも
丁寧に崩した
感情の欠如
さらけ出しても
もう
見えやしない

手にしていたのは
いつもの夢

2004/09/01 (Wed)

[163] サラバイ
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いつか見た夢は
風に乗って
宙に消えてった
サヨナラの歌
口ずさんだ
あの夜は
とうの昔に通り過ぎたらしいね

長い坂道駆け上がって
見えたのは
あの日の続き
青い空を期待しすぎて
鳴いた烏
曇る窓には夢の跡

いつか見た夢は
上昇気流に浚われて
どっかへ飛んだ
頭を回る
サヨナラの歌
感傷も
単純な僕は忘れてしまうみたいだ

雨の中遊歩道
見つけたのは
いつかの思い出
青空を期待しすぎて
鳴いた烏
曇り空には夢の跡

サヨナラから
始まる事も沢山在るらしいね

長い坂道駆け上がって
見えたのは
あの日の続き
青空を期待しすぎて
鳴いた烏
曇る窓には夢の跡

思わず僕はくしゃみした

2004/09/06 (Mon)

[164] こんな日には
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ハロー
悲しくて笑うよ
もう
楽しくて泣きそうだ

ハロー
そんなトコ立ち止まっても
もう
何も見つからないよ

ハロー
居場所を見つけたくて

地球儀回すよ

ハロー
幸せが鳴り響くから
僕は
悲しいフリをするよ

ハロー
空からの力が辛くても
分かり合える君がいればいい

ハロー
悲しくて笑うよ
もう
楽しくて泣きそうだ

2004/09/07 (Tue)
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