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MAREの部屋  〜 新着順表示 〜


[58] 僕を見る奇跡
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授業中は君を見るよ

そのかわり

休み時間は君を見ないよ

話したことは無いけれど

君と話す夢を見るよ

君を見るとき

誰か僕を見たら

目をそらすよ

ストーカーに思われたくないから

でもできる限り

君を見ていたい


その時僕を見てくれた

ただ一瞬の出来事なのに

僕は報われる気がするのさ

世界が変わる 世界が変わる

その時僕を見てくれた

ただ一瞬の出来事なのに

僕は救われた気がするのさ

胸が広がる 胸いっぱいになる


友達には絶対言わないよ

からかわれたら気づかれてしまう

友達には絶対言わないよ

からかわれたら気づかれてしまう

君を見てる間だけ

君を見てる間だけ

僕の世界は広がってゆくんだ

2005/10/19 (Wed)

[57] 猫と内罰的な僕
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横たわる猫は

空を眺めた

立ちすくむ僕は

猫を眺めた

そこに邪魔する者はなく

変化を期待することなく

ただ眺めていた

内罰的な僕は

別れる原因に

僕を描いていた

後悔と共に


猫は黙って

空を眺める

時間が過ぎることに

恐れを感じずに、、、

2005/10/19 (Wed)

[56] Love or Money ?
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愛を取るか

金を取るか

人は結局

どちらも掴む


愛を取れば

愛のために

金を得る

金を取れば

金が愛を

育む


愛を取るか

金を取るか

人は結局

どちらも掴む

2005/10/19 (Wed)

[55] アイデンティティ
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僕は僕を考える

客観的に考える

僕は生きていて

今ここにいる

隣りに座る他人も

そんなこと考えるのだろうか

僕が動く

誰かに操られず

歩くペースを他に

合わせず

僕は向かう

できる限りの

物を見て

できる限りの

物を知る

人生において

僕が動いている分だけ

満ちるものだろう



幸せとは無縁でも

最後に満足できるのであれば

素晴らしい人生

どんなに小さなものでも

誇らしくあれ


ID ID ID

2005/10/19 (Wed)

[54] 景色風
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箱につめた景色風

目をつむり歩いた

最後に見た景色は

無造作に置かれた写真


過去が今を支え

未来が今を繋ぐ

暗いほどに見えるもの

景色風はパノラマ

音を頼りに歩いた


過去が僕を作り

未来が僕を象る

理想を変える

刺激的な景色風


if I did find me

Analog scenery is feeling good

Scenery wind packed into the box

wind blows to also that place


if I did find me

Eyes were shut and I walked

Toward the place where the scenery wind blows.......


瞳を閉じて歩いた

詰められた箱は開いたまま......



2005/10/07 (Fri)

[53] revolution of unfair
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理不尽を認めた

大人の社会

理不尽を耐えろ

強い心を持て

先生 質問します

理不尽を無くす

方法は無いのですか?


大人の作り出した理不尽を

僕たちで消していこう

先生の教え方まで

僕たちが教えてやろう


耐えてばかりの

冷めた子を育てる

僕らがいるこの場所

大好きにさせて

先生 質問します

強い心が本当に

必要なのですか?


大人の作り出した理不尽を

僕たちで消していこう

立ち向かう勇気と

切り開いてく熱い心

大人の作り出した理不尽を

僕たちで消していこう


We have not cooled

the future is ours


2005/11/06 (Sun)

[52] Soil〜雑草〜
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生まれた場所は暗かった

もがいて もがいて

空を見たくて 暗闇をもがいた

音が聞こえても行き止まり

さぐって さぐって

空を見たくて 暗闇をさぐった

隙間を抜けて空を目指した

踏まれて 踏まれて

夢を見て 現実を知った


踏まれてなお  

雑草は天を仰いだ

2005/10/01 (Sat)

[51] Soil
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足下のコンクリートに

疑問を感じることはなかった

土を集める少年は

あそこに土があると言った

カブトムシでも飼うのかい


隙間に埋もれる土

一つ言うなれば

ここに立つ君の足下は

土でできているんだよ


硬いコンクリートは土の

認識さえも隠した

道はただ冷たい


並木の木の下

土を集める少年



土は見えなくとも

記憶に残して

いつか陽のあたる時まで


少年の伝えが

足下に届くように

2005/09/29 (Thu)

[50] 隣りの夢
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すれ違いぎみな my story

頭揺れて 心揺れて

すれ違いぎみな love story

瞳揺れて 身体揺れて


僕のまとめた答えなんて

君は聞いてくれない

僕がうつむく時だけ

優しい顔を見せるね

夢の隣りにいる君に

今しか言えない言葉で

繋ぎ止めること

それもまた僕の夢の一つさ

2005/09/28 (Wed)

[49] Boy under streetlight
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電車の音がなびいて

夕焼けはみんなの帰りを

優しく迎え入れる

そこで泣いている少年は

何か訴える目で僕を見る

せわしく流れる大人の横で

何か訴える目でそこに立つ


少年の声に耳を傾けて

それは大人の罵声よりも

正しい意味を持つ


気づくべきことが

気づかない大人に

少年は訴える


少年は僕を見る

少年は僕を見る

今にもつきそうな街灯は

少年を照らすだろう

2005/09/27 (Tue)
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