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BattlE HearTの部屋  〜 投稿順表示 〜


[310] 星もない夜空
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星のない街

ネオンが眩しくて

目を細めた


ここから見上げた空は

哀しみによく似ている


込み上げる切なさ抱えて

眠らない夜を迎える度

また一人を孤独にさせた

2008/09/04 (Thu)

[311] 冷たい風
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少しだけ冷たい風が吹く

白い月を見上げ

遠くで待つ君を想った

君が綴る『寂しい』の文字

寂しいのはみんな同じ
だから寄り添い合うのに

離れた僕はこんなにも
こんなにも無力で


せめて
この体温が届けばいいのに

なんて
気休めにもならない事を
考えても
虚しくなるだけ



大丈夫、ここにいる
って

今すぐ
君を抱きしめたかった…

2008/09/14 (Sun)

[312] 優しい人間
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心が霞んで

前が見えない

時を重ねるたびに

嘘を重ねる

どんな時でも

お前がいなきゃ

生きていけない

って

素直に言えるような

優しい人間になりたかった

2008/09/23 (Tue)

[313] 
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心の傷が
溢れ出す

感情が
コントロールできない

震える身体

腫れ上がる拳

流れる血液


誰も居ない

行く場所も

帰る場所もない

居場所すら


これからどこに行こうか

誰を壊そうか


自分は
どこに捨てようか

2008/09/24 (Wed)

[314] BREATH
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星もない空を
見上げた夜

冷たい風が
体をすり抜けた

どうせなら
この悲しみも切なさも
狂いそうな胸の痛みも
みんな一緒に
吹き去って
くれればいいのに…。

2008/09/30 (Tue)

[315] 求愛者
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乾いた指先

そっと唇に触れても

もう何も感じない

他人を好きになれるだけ

あんたは

まだマシだよ

俺の身体は欲望のまま

また瞳を閉じて

心はいつでも

愛を探していた。

2008/10/02 (Thu)

[316] 寒い夜の願い
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あれからどれだけの時が過ぎたっけ

いつまでも拭い切れない涙切なさ
痛み…

気付けばまた独り

不用意に飛んできた声
とっさに返す造った笑顔

ふと見上げた窓に映る月
今はもう
願いは届かない

寂しさ隠して
痛みを抱いて

途切れてしまいそうな心
無理矢理繋ぎ止めた

割れた記憶のカケラ
拾い集めて
せめて今だけは
君の幻を
この瞳に映していたかった

2008/10/16 (Thu)

[317] F
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感覚だけを求めてた

感情は無視して

身体を癒すだけの快感は

決して心を

満たしはしなかった


向けられたその背中に

体温を感じない

いちばん近くにいるのに

こんなにも遠く 遠く

2008/10/18 (Sat)

[318] 月光
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冷たい夜風を

体中に感じながら

独り

歩いていた


こんなに孤独な日々では

生きてる意味さえ

見失いそうで…


月の光が

僕に問いかける






今 幸せですか?

2008/10/31 (Fri)

[319] 大切だったものへ
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大切なものを

探してた

心から

誇れるもの




探して

見つけて

失って

また探す

きっと

それを繰り返して

生きて行くんだね

手探りで

何度も…


あの頃

胸張って

誇りに思えた

大切なものは

いつの間にか失ってた


気付いた時には

心はからっぽで

取り戻したいと

耐え切れず流した涙も

跡も残さず乾いた


感情が消えた今は

当たり前になった孤独も

もう寂しくないよ


いつかの

大切なものへ


さよなら

2008/10/29 (Wed)
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