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ユズルの部屋  〜 新着順表示 〜


[186] 奮え
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空だって 染まる葉たちだって
すごく 綺麗なのに
ポケットの中 こんなちゃちな
無機質なものに 支配されてる

奮えるたび 息を吸う
どきどきを おさえられないで
この震えが どうか
君からの メッセージでありますように

2010/12/02 (Thu)

[185] 冬のよる
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甘い 甘い 気分になることも
たまには あるでしょう
窓辺から 空をながめて
想いを馳せたい そんな夜

熱を持った声が てのひらが
すごく なんというか 君で
かすかに触れた そのときには
このままでいさせて と
ひそかに 願っているんです

そう それは 優しくて
すこしだけ 苦いけれど
甘酸っぱくて やはり優しくて
そんな夜が 君とね
つがればいいのに なんてね

2010/11/20 (Sat)

[184] ねえ
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ごめんね
なんにもうまくできなくて
もっと優しくなりたい
素敵な言葉を紡ぎたい
君とつながりたい
冷めていたはずの心
いつのまにか
涙がでるくらい
夢中で生きているんだ

2010/11/09 (Tue)

[183] 君が壊した
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灰色の路地裏で
君を待つよ


白い結晶がはじけて
もっと小さなカケラになった
脳がぐらぐらして
熱いと思った

ステップを刻む両足
苦い苦い胸の内
失った恋に目をつむれば
やっぱり 痛い


熱い雪の突き刺さる街
いかれてしまった僕は
灰色の路地裏で君を待つよ

痛くて しかたないんだ

2010/11/09 (Tue)

[182] げんきをだして
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なぐさめているつもりで
傷つけていたりして

その思いやりに気付いても
素直になる余裕がなくて

なんとかまあ 私は
わりかし楽しく生きてるけど
最近 君は つらそうだね
まわりまわる 日々の中

かける言葉も 不器用なら
受け取るほうも 強がりで
だからって 表面だけ綺麗な
メールなんかじゃ 心で触れられない

どうしようもない 僕ら
伝えたい けど 見せたくない
似たものどうしだって
気付いているくせに

ねえ 涙を見せて
元気をだして

かける言葉も 不器用なら
受け取るほうも 強がりで
でもやわらかくてあたたかい
ちゃんと 繋がっていけるから

日々に 潤いを

2010/09/05 (Sun)

[181] なにより
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ときたま 瞳は 濁るよね
ふわふわの羽を 見逃して
内のほうばっか 見てる

たいてい 頭のなかは
ものの数ばかり増えていく
散らかった 部屋みたい
自分でも手を つけられない
妙に 居心地が よくて

ふと 澄んだ空みたいになる

透明な まっすぐな 瞳で
大切な人を 見つめられる

頭のなかは 流れる美しい海
優しく 泳げる 水

そんな 瞬間を つかまえたい

自分を 誇れる ことが
どんなに うれしい ことか

君に 会いにいける 自分に
会いたい

会いたい

2010/08/07 (Sat)

[180] 美しくない正直
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あほくさいなあ
苦労したことが 今苦しいことが
そんなに自慢したいですか

体調が悪いことを 心が弱いことを
そんなにアピールしたいですか

だけどそんな君がわたしで
わたしが君で みんなで 人間で
構ってちゃんで 悔しくて
ぎすぎすしながら わたし
人を傷つけながら 生きている

正しくない諦めと
間違いだらけの言葉と
いつだって足りない努力
救ってもらうことばかり考えて

耳に痛い言葉 自分に降らせる
それはひどく簡単なのに

目の前の光射す扉を開けるのは
開けようと手をのばすのは
すべて捨てたくなるくらい
恐ろしいね

2010/08/01 (Sun)

[179] わがまま
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なんでこんなに苦しいんだろう
それは欲張りになっていくから

触れたい 掴みたい 求め求めて
心を 制御できずに
風の真ん中で 狭間で 揺れるよ

こんなわがままなわたしを
わたしは 知らなかった

2010/08/01 (Sun)

[178] 連鎖
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連鎖するんだ
いつだって
ぽんぽんと可愛い音をたてて
光の玉がつぎつぎ
生まれていく 感じている
連鎖するんだ

ふうわりとした優しさが
あたたかな心配が
さりげないひとことが

大切に紡いだ玉の首飾り
それぞれ違う だけどおそろい
悲しみの連鎖を
しあわせに変えられますように
ひとりではできないけど
君となら きっと

2010/07/25 (Sun)

[177] こいしい
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つまさきだちの足が
朱くそまって 痛い
届かないのに 無理をして
髪の毛は 乱れてしまう

密かに覗きこむ 長い穴から
そのやわらかな 手を見ている
僕に 触れてくれたなら
嬉しくて 空も飛べるのに

光の雨が降る 眩しい夢を見る
君に 響きたい いつか

2010/07/15 (Thu)
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