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青央紗の部屋  〜 新着順表示 〜


[67] 羽を待つ
詩人:青央紗 [投票][編集]

無数の花びらが頬に触れて

知らずに眠りこけて
誰になんて言われても壊したく無い
全ての気持ち

幸せはこの心通い合わせてる
一秒一秒

君の柔らかな羽
広がれば

私は君の胸に飛び込むから

羽化する君を
私は今ただ
見守るだけ

羽が広がる時

一緒に君と眠りに着いて

君の言葉で落ち着きたい

君のその心

君の空気圧

私と一緒にいてほしい

私より少しだけまだ幼い君は

私より偉大

2007/01/26 (Fri)

[66] 液体の星
詩人:青央紗 [投票][編集]

君の指の温度差で
曇ったり透明になったり

凍ったマツゲ
見つめたら雪の結晶になった‥

空は七色の傷口

痛いのは君の言葉‥
触れる手のひら
心が見えるから

色で溢れた夜の空
と笑顔
あったかい雲の上を裸足で歩く

手を繋げば何か変わる気がした‥

誰もいない朝に会えば
何か変わる気がした
包み込む温度で
気になる存在

少年の瞳と少女の瞳
誰にも入る事の出来ない神聖な空間

触れない心臓に
触れた気がした

2007/01/25 (Thu)

[65] ロードムービー
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それは優しい風みたいに

子供の頃に嗅いだ母親の香りのように

友達の笑顔のように
たったひとつ


朝日が浄化作用を私に促した

寒さで息でキラキラ白くぼやけた視界

君の柔らかい肌の上でヒゲがチクチクした

たったひとつが渦巻いたら

それ程に大きな力は存在しない

たったひとつが幸せを呼ぶ

君のたったひとつが誰かを暖める

忘れてはいけない

たったひとつの笑顔
痛みは絶えない物

だから痛みを耐えるのもダメな事

慣れは恐ろしい

止まると何も無いから

私は私を終われない終わらない


2006/11/20 (Mon)

[64] 反対語
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空は冷たい風を
僕の心に突き刺す
君と離れ離れの時間君が元気でいたら良いなとか
冷たくなる体を気にも止めずに
君だけが気になる
君だけが頭の中にいる
空を飛ぶ僕の体
突き抜けて行く
雲の中 雷雲も
僕は君に会えるまでの時間
君の気持ちを考える君に会える時間
君だけの事
でもその気持ちは
私の気持ちだけで
出来てるだけ


2006/11/20 (Mon)

[63] 真実の傷薬
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夢の中で空が光る

青い煙が地球を覆う
柔らかい唇から
滴る血

かわいいものだけ
溺愛する

ネコの手のひらが小さな花の大きな花畑に触れる

星が回転しながら
私達の前に優しく現れる

柔らかい肌に朝日がキラキラ照りつける
割れたコンクリート
隙間には日差し

君は誰もいない景色を進み行く

鮮やかな光と共に

切なく感じた事も
楽しい事態だと言い聞かせた

水色の綿毛の先に
光の泡がキラメク

大きな瞳で静けさの朝と空見上げる

体内に吸い込まれるきめ細やかな愛情

真実の傷薬

色とりどりの砂糖が私の道を照らし続けた

私の標準世界
進め


2006/11/20 (Mon)

[62] 混乱期
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カラダの中に生きている

君の音

部屋が回転してるように見えた

そらは空っぽの象徴を今日は私に与えた
花火の中に近づく優しい花びらは幻の愛情と錯覚

君は確かにここに存在しているしていた
ただ私を許してほしい

2006/11/20 (Mon)

[61] 途切れない光
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大きな光が見えた

きらびやかで

静かな時

君の視線に映るのは
私の心が映ってた

2006/11/20 (Mon)

[60] 単純幸
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その気持ちは

小さな小さな花

だからこそ輝いてる
かすかである事の意味

存在の意味

2006/11/20 (Mon)

[59] 治癒する切り口
詩人:青央紗 [投票][編集]

伝えたい言葉

ピアノの演奏会の音が晴れた廃墟に響く
繋いだその指に力を入れた

心がちぎれて行く

水たまりの波紋を眺める

魂が空気を吸う

空虚感

ビニール越しに観た銃撃戦

いつ打たれてもおかしくなかった

眠りの中で魚眼レンズが目をくらます

見つけたこの今の私の気持ち
もっと成長して行く

2006/11/07 (Tue)

[58] 異情空
詩人:青央紗 [投票][編集]

流れ星が雲を覆い尽くす

空飛ぶ雲、愛は虚ろな言動を生む

君の耳飾りに指先でそっと触れるその音
冷たくて青くて凄まじい早さで空を行き交う

しびれるその音楽に虜になるのよ

瞳を見つめる度に

静けさが愛の音波を流す

そして奇妙な幻影が光を増す

柔らかい羽をひとなでしたら
空を飛ぶ事が可能になるのだろうと思った

君はクスクスと呟くように笑っていただけ

体が冷たくて動かないとき
君はどんな血液を私にくれるのだろう…
愛とは変でいて否めなく暖かく痛くて

ワタアメのような感触…
これからも君とずっと食べてるのね…

2006/11/07 (Tue)
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