ホーム > 詩人の部屋 > 青央紗の部屋 > 新着順表示

青央紗の部屋  〜 新着順表示 〜


[37] ソラユビワ
詩人:青央紗 [投票][編集]

まるで空は

君のように気性が激しくて

君と来たら
まるで空のように
何でも知っていて

空のように観察力が鋭くて
私の否をすかさず見つける

誉めてくれたりもするけれど

そんな空を君を私は下から見上げて
1日が終わる

空を見て泣き
君を見て泣き

空を見て眩しくて
君を見て眩しくて

空を見て微笑み
君を見て微笑み

空に怒りをぶつける君に怒りをぶつける
もう二度と
もう二度と会いたくないと

でも今日も私は空に会い
でも今日も私は君に会い

空は滅びるまで空
君は滅びるまで君
私は滅びるまで私

終わる事の無い私と空の瞳と瞳と私と君の瞳と瞳

2006/03/14 (Tue)

[36] そういうとき
詩人:青央紗 [投票][編集]

聞こえる声
冷たい気持ち
冴えない言葉
楽しく生活
笑顔が聴こえる

猫の背中に頬をつける心臓が鳴り渡る

また朝が来て
また夜が来て
帰りはあなと一瞬の2人っきり

気がつけば今…
お互い体調が悪いこの頃

ちょっとずつ
ちょっとずつ
早く良くなるように

2006/03/01 (Wed)

[35] 出会いの音
詩人:青央紗 [投票][編集]

あなたを初めて見た時
音楽が鳴りだした
あなたから音楽が聞こえた

あなたは私が好きな音楽

あなたは音楽好きの私を衝撃に落とすような音楽を体中から流していた

あなたが私の目の前を歩くたび音楽が聞こえる

あなたが私に近づいてくると音楽が聞こえてくる

どんな曲よりもカッコイイ音があなたから聞こえてた

2006/02/23 (Thu)

[34] 夢と絵
詩人:青央紗 [投票][編集]

無数の冷たい風に突き刺さって
這い上がる体温は
君のそば
君の場所

声が届いたら
思いまで一気に伝えたい
思いまで

笑顔で見つめ合うのは嬉しいからに決まってる好きだからに決まってる

感情が色になって
私達から生まれるように巻きつく

伝えたい思いの色でひとつが良い

重たい蜂蜜が私の肩に滴り落ちる夢から目覚め
あなたの今日が良い日になるよう祈る

会えないときまで
あなたで埋まって行く

明日はどんな日にしようかな

2006/02/23 (Thu)

[33] 感情の扉
詩人:青央紗 [投票][編集]

優しくしたいのに
棘が生える心

強くなりたいのに
雲が集まりだす体中に

みんなのように花壇に入りたいのに
雑草と化す

笑いたいのに凍てつく心の水たまり

会話したいのに石のように固い口

立ち上がりたいのに雨に打たれうつむく花のように

彼は私に言った

笑ったらかわいいのに

私におどけるあなたは真面目過ぎて

優しすぎて

私は嬉しすぎて真剣に見過ぎて笑顔が出なかった

クソ真面目過ぎるあなたの事が私は大好き

私に変化の羽をくれたあなたが大好き

2006/01/19 (Thu)

[32] 透明の本当
詩人:青央紗 [投票][編集]

甘い色したタイルに突き進む光

あなたのかわいい心みたいな色のカーテンがフワフワした

恥ずかしくて見つめれないあなたの瞳は冷たい湖

空からウサギの形の色んなお菓子が降り注ぐ

柔らかく波打つカスミソウは海に隠れて行く

空の光のフラッシュに体はふらふらになりめまいがした

冷たさが部屋の温度で溶けていく

お互いの意地を張った態度も溶けていく
空は決して偽り無い色でいつもいる

あなたみたいに

そう信じ続ける

空は絶え間なく真実を見せている

2006/01/19 (Thu)

[31] 空中の心臓音
詩人:青央紗 [投票][編集]

冷たい足音がひとつ
空には星がたくさんぶら下がっていて

君は指差して

信じる方へ進むだけ
青い太陽に目が眩む
ズキズキ音が鳴って
空を見た

地上から湯気が空へと立ち込めて行く

多い尽くされた気持ちは冷たい足音で歩く

楽しい生活が私達の進むべき行方

2006/01/19 (Thu)

[30] 宙の中
詩人:青央紗 [投票][編集]

伝統的な愛情が
空を駆け巡る
無気力な夜空が
君を更に暖かく感じさせた
優しい笑顔の冷たい手
君と手を繋いでると
生命の時が深く響き渡る

猫の眼差しの君から空の青い愛の口づけを受ける

君との1時間はたったの5分
君に会える今度が早く来れば良いのに

空を駆け回る大きな体温は生き続ける

2006/01/16 (Mon)

[29] 突き刺さる存在力
詩人:青央紗 [投票][編集]

チクチク痛い
流れてくる
光に染まる空
近づくと肌から心まで君の存在が染み込み気力がビリビリに破けそうになる
涙が空へと蒸発してまた涙が降りそうな雲行き

ジワジワ心が溶け出して

涙は空へとこぼれて行く

君へ向かう雲達は甘くなったワタアメで
冷たいやわらかさで唇に触れる

眠りの中で染め尽くされた生命の細胞

指の間から空がいつまでも溢れてる

2006/01/16 (Mon)

[28] 血液の青さ
詩人:青央紗 [投票][編集]

腕の中に取り残された青空

君の遺伝子が陽炎と化してた

空は晴れていてみんな楽しそうに笑ってた
私に手渡してくれた君の草冠は

いつの間にか色とりどりの雪の結晶の模様

君はこんなに暖かいのに

朝はこんなに輝いてるのに

昼はこんなに賑やかで

夜は冷たさと反発して君みたいに暖かいのに

それなのに君の記憶だけが暖かさだけが
この私に取り残されて

大きいと思っていたはずの空の箱に私は閉じ込められて行く
君がくれた青空は
私の指先から大きく大きく箱の空へと放たれた

記憶の君は私の中の永遠の太陽光の残像

2006/01/03 (Tue)
87件中 (51-60) [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9
- 詩人の部屋 -