ホーム > 詩人の部屋 > 万田 海斗の部屋 > 新着順表示

万田 海斗の部屋  〜 新着順表示 〜


[78] 涙が黙りこくる一瞬
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

太平洋の果てに 逃げた

裸になって 考えた

がんじがらめに されてたから

重々しい しがらみを 押しつけられ、
気持ちの身体を 締め上げられ、
どうにも居場所が なかったんだ



今 ぼくは ずっと離れて、
この世じゃない ところに いる

おめぇら、手も届きまい
もう、人間じゃ なくなってるんだ

いわゆる 無法者
無毛地帯へ 入り込み、

世の中の 決まった中から
外へ出て、 オリジナル道を ゆく



ここでは、感情だけが 命

うす桃色の涙が、静かに うれしみ 帯び、
もう二度と わめく事も ないって
喜んで 流れた


涙が黙りこくる
一瞬を突いて 忙しく息をする
しゃくり上げ、痙攣する

この瞬間、自分を確かめられるから
ああ、これが 本当の自分自身なんだって・・・

ねぎわに 天を仰いで また おいおい・・・

過去は もう来ない物と、分かってて泣いてるから、これっぽっちも つらくないのさ

2007/11/15 (Thu)

[77] シー・ミラー(海鏡)
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

ぼくが、何見てるか、、見える?

君の中を、見透かそうとしてる

鏡を二枚 重ねた感じ

(けど、見えっこない。 どっちみち ピントは ぼやける)

君に沿うぼく   隣り合わせ
まだ、懸命に 出来るだけ はっきり見ようとしてる


けど、君と全く同じ光景は、見えっこない

だって居る位置が違っていて、違う角度から光が射してるから(納得! どひゃー)


ようし、こうなったら、回りを全て鏡にしようか
こっちも見せるから、そっちもよく見せてください

・・・こうして、二人の鏡は、海そのものになった。

海にゆくと、何か進展がありそうな気がするのは、水だらけの風景が 新しいから かもね。


ズズズイ と、川を下り、、浮かべた舟で、波に揺れ、、


「海は何色?」  さがしてる。 まどろっこしく、待ちきれない。

さあ、青かな?緑かな?紺色かな?

陸から沖へ、、離れ離れて、、 波間の奥の方へゆき、 

何もかも忘れれば、きっとせいせいするさ。


こうして 僕らは お互いを 探し続けてる。

2007/11/12 (Mon)

[76] 生まれる前が明日になりそう
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

君が近寄りすぎるから
まぶしくて 見つめきれない

花は食べられないんだとやっと分かった
この血も急には変われない


悪魔は突然 願い下げられ、、天使の”弟子入り”しちまった俺

恥ずかしさピークで、
この世に まだ生まれる前の心地する
生まれる前が明日の心境

まるで おなかの中で、まだもそもそやってるようだ

僕は君に出会って、生まれ変わるぞ
乱暴さを手離し、天使家に嫁ぐ気分さ

ありがとう。 もう、上がりまくりの浮き立つ 天国気分

クリエイティブりょく がっつり羽ばたき、
気持ちが うようよ 生まれいずる ばかり
新陳代謝が、盛んに また あふれでてるよ〜


優しさってのは、遅れて出てくるんだね
しっぽの名残り(尾てい骨あたり)で、ニヤリする

2007/11/11 (Sun)

[74] 泣(な)っ クゥ〜ーッ〜
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

きれいな気持ちのまま いるには いつも
めそめそ べそかいて おかなきゃならない


そうか でも いいよ
泣いておこうじゃない

こまめに涙して、 心の掃除しましょ


泣けるだけ Cry  泣こう   クライ そのまま・・・




揺れ動きっぱなし 泣いてばかり居る

光る すじを 胸底の 湖が たたえる


切なさの しょっぱさ

からいもの食べれば、
知らず知らずに 目元が潤んでくるよ


 暗いけれど とことんまで 泣けばスッキリ



指もふるえて、 しみる まなざし
泣いた後は おなかすくね  飯・食って 寝ようよ

泣けるだけ Cry  泣こう   クライ そのまま・・・
 

2007/11/10 (Sat)

[68] 一度かなしくなって強くなる
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

君に似た中学生を 見かけました

いいな、と思って 顔つきを真似して

見たときは、もう 居なくなってた

これで分かった。  とわに追っかけっこ

引っ張るつもりの、音楽家 気取りだった俺



どうせ、今とも 別れ別れて
どこか切ない ぼくらの関係節

また出会うために さらばする

これまでの 俺達よ

得意げな はなっぱしらも しんきろうでしかない


もはや なにもなく・・・・

でも、・・・

こういう時って、
一度 さびしくなってしまえば、
あとは 明るさが迎えにきてくれる

それを待つばかり

心配ないさ

一度 かなしくなって 強くなれる

2007/10/29 (Mon)

[67] ほほえみから はじめよう
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

君の耳へ ぼくの歌ふきこみ
君の口で再生し、

スイング・ソングあふれ、歌いっぱなしに囲まれる日々・・・

ゆるみ ほぐれ
僕、君、花になり放題  すまして揺らげ!


はなづくしの坂道(サンフランシスコのような)を

自転車か何かで、
すっ飛ばして、浮いて、くだりながら、
歯ぐき剥き出しにして、

スカーーッと気色いい^^〜っ



二人して、晴れ渡る天気になる
お天気屋さん

おもむろに 葉っぱの匂い・草いきれ空気が、おいしそうに ただよう

着のみ着のまま さまよう ぼくら
やわらかさ 心に残した しみ付けた


あ、そうだっ
いつかを思い出して、今に繋げようよ
どんどん


生き生きー具合が、ホッペに うつってますよ

ぼくら どこへも行きっこない
ここにいるよ

君と又 学校から帰りたい
しやべりまくって

最初から、ほほえみから また はじめよう
胸を二度撫でて、ハイ!

2007/10/29 (Mon)

[66] 同じ夢
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

ホントに、眠りの中で、二人とも 同じ夢を見る事なんて できるの?



一緒の だき枕を抱けば、思い 通じる


旅ごっこで  互いを捜し回り、
ついに みっけたら、
夢が そこで 完成する。

昔  ままごとごっこで したように、
君のために 座ぶとんを空けてるよ

じっくり偉ぶって すわってくれ
結婚以上の 夫婦ごっこ愛! 高鳴り

背中合わせで、袖くっつけ合っていたい。

いつまでも お人好しでいよう
夜見る夢も全く同じさ

それだけ好き合って、いつまでも

そうだったら、そうなんだよ



結ばれて、絡み付いて、、、
二人とも 蒸気になり、、青雲しゅぱーっの仲

2007/10/29 (Mon)

[65] はかな、きみ
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

はかない君に せがむ歌

そばで歌う ソング


おっとり しっとり 天使の子

コケティッシュ、だなぁ


わざとミスして、助け 待つ

あちゃ〜

君が僕に 君を救わせようとしてるところ


君を見たときのような
たのしい朝に
咲き始めた夢が

小枝のつゆに はじけて

肩で やるせなさを ふるわせた

少しだけでも 分かった


寂しがり屋は、たのしがり屋さん、だよね。

2007/10/26 (Fri)

[60] 寒火(さむび)
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

・・・しゃけ

   ししゃも

   ほっけ
         魚の日本語


なんか「殺傷して 食って、ゴメン」
っていう まろみが宿ってる 語感

   「とって、刃物でさばいて、申し訳ない」
優しさの呼びかけが、籠もってる。


そういう ヤマト言葉が好きです。



焼きざかなの かおり 嘗めながら、
潮騒の遠吠えに 耳すます。



こうなってくると もう、
ムードにどっぷり浸かり

その気になる、、
人ってモノ。

さめずにホット



自分の炎 みつめる

やけどしないように

しくしく ベソかく


魂の奥底・・・

むせび泣きは
耐えて、

ぎりぎりで 静かにしている のよ





2007/10/24 (Wed)

[55] 弱くなれー!
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

たよりなく、やさしげ

付き添いたがってる
ぼくたち お互い

包み込む 薄紙(うすがみ)の きゃしゃさと同んなじ


ゴメンね を言い合うように、
甘く、細く、、 ちょっとで気軽く、にこやかになれる


これだから、明るさへ向かいやすい んだよね

弱いままで いようよ

愛も、、おすそわけを 続けて もらえる



強く、きれいな君なんか、
よすぎて こわい

まぶしくって、直視するのを避けてしまう
小さく、よゆうがない、ぼくらなの。


もっともっと 弱くなろうよー
そうしよう




2007/10/22 (Mon)
233件中 (211-220) [ << 21 22 23 24
- 詩人の部屋 -