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しゅんすけの部屋  〜 投稿順表示 〜


[314] 価値観
詩人:しゅんすけ [投票][編集]

グラスと氷がぶつかって聴こえる何気ない音に

海のような深い自然を感じながら

ボウモアの奏でる潮を飲み干す

グラスも背もたれもオーディオも

これ以上ないくらい陳腐な

だけど唯一の

僕の時間

人生って

捨てたもんじゃない

2008/11/10 (Mon)

[315] 汚物
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何が違うか?

なんてどうでもいいんだろ

なんか違う

それだけが全て

全く同じものでも

小さな綻びを見つけて

マイノリティーを探し出す


何故?


弱いからにきまってるだろ


何故?


臆病だからにきまってるだろ


右でも左でも


銭でも


材料なんてなんでもいい


私は正しい

そうだれからも思われたいから

そう

自分自身にも


ねぇ


それでも生きたいなんて


身勝手だと思いますか?

2008/11/10 (Mon)

[316] 掃除
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朝起きて

何もない自分に気がつくほど

頭が良かったら

俺たぶん

正気じゃいられねぇだろな



うん

だから気にすんな

意外とうまく世間は回ってるし

あんたも必要とされてる


だってほら


あんたが見る朝日は

あんたが起きなきゃ登んないんだぜ?

2008/11/10 (Mon)

[317] 明日も手薄
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今時の悪魔には退治する方法がないらしい

つうか必要もない

喚べば出るし
頼めば換える

丁度昨日の今頃だったか

近くで何人か悪魔が喚び出されたらしい

そんで欲望を喰らうだけ喰らって

またむこうに換えって行った

でもこっちはなぁんも変わらない

余剰な欲望なんていくらでも溢れてるから

だぁれも困りゃしない

そういやこの前知り合いの悪魔が言ってたよ

別に波風立てたくないけど
やりがいねぇなって

悪魔やめよかなって

すんげぇ苦笑いで

2008/11/10 (Mon)

[318] モラトリアム
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死に何かを見出そうとしたり

命に意味を求めたり

人はみな何処より来たりて
何処にか行かん

などと口走ってみたり

そんなくだらないことを悩んで一歩も前に進めなくなっても

それはそれで許された

でも…




モラトリアムの延長上に

変化点はないのかもしれない

だって答えは今も出てないまま


だけど確実に変わってる

あの頃持ち得なかったネズミの心も

あの頃気づかなかった井戸の深さも

少しずつだけど見えてきたから


だから

僕は一歩ずつ
歩いて行こうと思う

答えはまだ出ないけど

この先ずっと出ないかもしれないけれど

それでも一歩ずつ

大人に成ってみようと思う

2008/11/12 (Wed)

[319] 詩ってなんだろう?
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あれは詩じゃない。なんつう事を言う人がいるが、じゃぁどれが詩なんだ?

詩なんてだいたいそれ程大したものなのか?

元はと言えば大昔のヨーロッパで、セックスに飽きた貴族が遊び半分に始めた事だと聞いたけど。

人の心を癒やすのも確かだし、上手い下手もあるだろうが、それがなんだというのだろう?

それは詩と言う言葉遊びの、一つの副産物でしかない。

定形主義?原理主義?まぁ所謂くそまじめな日本人らしい反応か。

何にせよ、遊びは楽しまないとね。

つまんねぇもん。

2008/11/12 (Wed)

[320] 国盗物語
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裂け目から見えるマリオネット

短い糸が切れなくて

二度目の秋も
あるとおもいます

それはぶっ飛んだ妄想ですが

オタク文明も教科書に載せなきゃね

マリオネットの友達は

脳味噌が欲しい案山子と勇気のないライオン

そう

敵はフック船長の左手を食べたワニ


それから獅子身中の千利休の猛攻もかわしながら

もう進むしかないんです

背負わされた針の山は
とっくに千本越えたけど

もう進むしかないんです

さぁ
このチキンレース
勝つのは一体誰なのか?

2008/11/12 (Wed)

[321] 天網恢々粗にして漏らさず
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遡及的に適用できる刑罰なんて

そんなのずるい

2008/11/13 (Thu)

[322] 佳代
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偽物の蜜月

売り物の粘膜

本物の涙


もう少しだけ

僕が優しかったなら


決められたセリフ

陰のある笑顔

本当の愛


制限時間は

君が嘘に気づくまで
気づかないフリをやめるまで



永遠の夜

完璧な愛

後ろ姿の

嘘と涙よ

2008/11/13 (Thu)

[323] dirt
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悩む、というのはどういう状態だろう?

いや、悩みがないわけじゃないが。

人は沢山の情報の中からメリットとデメリットを量りにかけて、一番メリットの大きい事を選び行動する。
うん。合理的だ。

つまりは損得なのだ。

でもメリットにも質があって、それは同じ量りにはかけられないことがしばしばある。

その競合で、迷うわけだ。

何かを欲し、取捨選択に迷う。

これは悩みの一つの形だろう。割とオーソドックスな。

取り敢えずこれを解決しよう。

意味はないが。

ん。簡単じゃん。

欲を棄てればいい。うん。楽勝。

じゃぁどうやったら欲が棄てられるか?

うん。


また悩むわけだ。


人間て悩みの尽きない生き物ですね。

2008/11/14 (Fri)
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