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しゅんすけの部屋  〜 投稿順表示 〜


[374] requiem2
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故人を偲ぶ沢山の涙が

遺された者に癒やしを与える

2010/01/29 (Fri)

[375] 花の無い花瓶
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今日は朝から雪がちらついています

向こうに見える山は真っ白になりました

あなたは

こんな南の島で雪なんか降るのかときくけど

寒くなればほら

ここにも雪がふりました

ねぇ

冬の花ってなんでしたっけ?

あの赤い花も

今年はよく映えそうなのに


うん

もう泣きません

だからもう一度

山茶花を飾ろう


あなたが遺した

小さな花瓶に

2010/02/06 (Sat)

[376] ストレンジャー
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生まれては消える風の様に

なにも思わず

ただ務めを果たして

静かに朽ちて生けたなら

これほど苦しくはなかっただろう


絶え間なく打ち寄せる浪の様に

失う事さえ畏れずに

打ち砕かれてはまた打ち砕かれて

しぶきとなって消えたなら

これほどつらくはなかっただろう

先生

どうして人は人を産むのですか?

どうして人は人から産まれるのですか?


ひとつ灯された炎の様に

轟々と燃え上がり

その身もその傲慢も

大気まで焼き尽くして燃え尽きられたなら

これほど悲しくはなかっただろうか?




2010/02/22 (Mon)

[377] ブラックショート
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とある日本の幼稚園でのこと

みなさん、市販の風邪薬は風邪を治すものではありません。予防をしっかりして、それでも具合が悪くなったら病院に行きましょうね。

そう言って、にこやかに指導する先生に、ある子がきいた

先生、じゃぁなんで風邪薬はあるんですか?

それをきいた隣の子が不思議そうにこういった

知らないの?
風邪ひいても働くためさ

2010/03/01 (Mon)

[378] 未練
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時々思った事がある

好きな映画の続編を見てがっかりするのはなぜだろう

結局よくわからない虚しさが原因だ

夢の続きを見たくて

もう一度寝たところで

遅刻はしても幸せな結末に辿り着いた事など一度もない

だからもうやめよう

確かにらしくない

あぁ

そう言えば

商業的な続編映画より面白い映画なんて

腐るほどあるよな

夢の続きなんて

忘れた頃に見られるもんさ

2010/03/06 (Sat)

[379] コンドーム
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『来世じゃ夫婦かもね』

皮肉ですか

『それまで男みがいといてよ』

ありがとう

『あんたが幸せなら、よかったよ』

ああ、俺もだ

『なんで泣いてんのさ』

うん。ありがとう


さようなら

2010/04/26 (Mon)

[380] 飛ばない鳥
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普通の星なんか一つだってなかった

立ち止まっては涙をながし

笑い

驚いた

遠くに見える光は

きれいすぎて

僕を拒絶した街を

君と共に脱け出したときも

輝きは希望だと勘違いした

ほんとはそんなんじゃないのに

輝きを失ったわけじゃない

普通の星なんてやっぱり一つだってなかった

だけど僕達はここにいる

振り返ると

この街だって

ちゃんと輝いていたから

希望や夢

そんなもんつくればいい

僕達が欲しがったものなんて

結局どこにもなかったよ

だから

うん

もうどこにもいかない

2010/05/10 (Mon)

[381] 万歩計
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つまんない脂肪は

朝の排便と一緒に流してしまおう

くだらない塩分は

遅刻の冷や汗ににじみ出る

血圧を下げる君の挨拶は

眩しい朝日の様に僕をリセットしてくれる

時々は甘いものも必要らしい


内蔵に貯まりきった悪性の脂肪を

激しいセックスで掻き出して

明日からのストレスに備えたところで

間食の欲求を押さえられる程の自制心は持ち合わせちゃいない

あの罪悪感と幸福な気持ちは

あぁ

アレに似ている

時々は甘いものも必要らしい

今日はゆっくり

歩いてみようか

2010/05/14 (Fri)

[382] ワイルドカード
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仮説2
この世に善悪なんてない。

あぁ。みんなが辿り着く在り来たりな未完の解。

なぜ、存在出来るかよりも、重要なのは見かけの矛盾と適合している自分。

つまり。なんだかんだいっても、所詮ちぃっちゃな人間だから。

どうやら正しいらしい。

それでいってしまおう。

そうすれば、きっとあの子は笑ってくれる。

正義の縄張りなんぞは

半径5mで手いっぱいだっつうの

あ、でも、自己中な行為はどんな動物の世界でもやっぱ悪らしいわ。

この世に善悪なんかない。

んー。生きてるしなぁ。コレは破棄だな

2010/06/14 (Mon)

[383] 軋む
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暗闇が微睡んで少しずつ白む空は

冷えた肌を擦る手のひらのように優しくて

今目を覚ましたのか
そこに鳴く名も知らぬ鳥に

調子に乗ってボソボソと遅く起きてきて五月蝿い等と苦言を呈し

まるで主じかの如く振る舞いはするものの

何者にも成れず昨日を終えた罪悪感はやはり引きずっている

些細な変化など必要ない

何も変えられぬ価値観など必要ない

某かの方策も無いまま

今日は淡々とやって来て

ただだまって

嘲笑いも貶しもせず

淡々と過ぎていく

無力とは惨めなものだな

2010/06/14 (Mon)
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