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チェシャ猫の部屋  〜 投稿順表示 〜


[48] 君と僕と月のイスに腰掛けて
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気付けば差し出すそのの掌には
小さな雪の欠片が舞い落ちて
あわてて握りしめた手
開いたそのときには君はいなくて・・・。。

あの頃の二人ただ肩寄せ合って
降り積もる雪の中キスをした・・・
あの時の二人はもう遠い季節の二人で
白い雪と暗闇は
あの頃の二人の輪郭そっとぼかしていく

もし今この白い景色の向こうに
こことは違う時間の流れる国があったとして・・・
そこは何でも願いが叶う場所だとしても

多分僕は何も望むものなんてなくて
それでも一つだけ
涙の色を教えて・・・。。



僕等
魔法のホウキに乗って空を飛び
月のイスに腰掛けてこの雪見下ろしたなら・・・
きっとそれは幸せの色で


僕らの中にまたそっと舞い散るだろう・・・

2004/07/14 (Wed)

[49] orange after the rain
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あの日突然降り出した雨に
僕らは傘も差さずにはしゃいでた
靴の中までずぶ寝れになって
つないだ手だけ あったかかった

君の隣にいるその瞬間が愛おしくて
思わずつぶやいた少し照れくさいセリフは
雨の音にかき消されて
少しだけほっとしていた僕がいた

あの瞬間の僕らの思いは
今でも色褪せることなく
アルバムの中で微笑んでいて

もうどんなに手を伸ばしたって届かないぬくもりも
耳を澄ませたって聞こえない声も
あの一番星の後ろに隠れているみたいだ。。

そうして雨上がりに
雲の切れ間から差し込んできたオレンジ色を
僕は内緒でスケッチブックに写してて・・・。。

だからきっとあの色を忘れないよ
空と雨と・・・それから君の笑顔も。。


ずっと・・・ずっと・・・。。

2004/07/14 (Wed)

[50] 茜色の千切れ雲と一番星と・・・
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夕暮れ時が近づく黄昏の公園で
いつも君と二人ブランコこいでたよね
どっちが高くまでこげるかなんて
毎日飽きずに競ってた。。

僕たち以外誰もいなくなった公園で
シーソーの音は驚くほどに澄み渡り
次々変わる景色の中で
変わらない君の笑顔見つけた・・・

茜色の千切れ雲達は
一番星にせかされるように流れてく
君の眼に映る僕も
ほんのり茜色に染まってた

色褪せたブランコも
今はもう誰も乗らないシーソーも
あの日とおんなじ色の中で
あの日とおんなじ雲を見つめてる

そうして手を伸ばしても届かなくなった僕らの間にも
あの日の夕日は

おんなじように差し込んでいる・・・

2004/05/04 (Tue)

[51] old days
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例えばあの日に戻れるとして
また君と手をつなげたとしても
何も知らないあの日の僕は
またその手を離してしまうのだろう

夕暮れが滲んでいく帰り道
頬を流れ落ちそうな涙をこらえて
笑顔で君に背を向けた
あの道をふと思い出してる

まだうっすらと紫残る空に
あわてたように輝く立待月は
今でも僕をせかすように・・・

霞み行く空 千切れ行く雲
そして暮れ行く並木道

重ねた思い出の分だけ
涙はこぼれるけれど
見上げた空にはほら


二人の影が並んで揺れている。。

2004/07/14 (Wed)

[52] 夏の夜月の椅子に腰掛けて
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君と僕とあいつと
いつだっていつも一緒で
これからもずっとそうだって思ってた

いつしか僕ら大人になり
三人のうちの一人は女の子だってことにも
気づき始めてた
日が暮れるまで走り回ったあの道には
まだ僕らの落書きが残ってて・・・

ずっとこのままで・・・
なんて思ってたのは僕だけなのかな
君への思い
あいつも無理して忘れようとしてたのかな

もしも今どっかの誰かの気まぐれで
僕らあの日に戻れたとしても
何も知らずに大人になって
また僕は君の手を離してしまうのだろう

悲しくないよ
なんて言葉は嘘になるけど
ホントは少しだけうれしいんだ
君とあいつが幸せなら
それでもいいか
なんて柄にもなく考えた

夏が来たらまた
三人川の字になって目を閉じて

君と僕とあいつと月の椅子に腰掛けて
八月の花火見下ろそう。。

2004/05/06 (Thu)

[53] immature mind
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小さい頃 いつも布団の中で夢見てたこと
自分は本当は特別な存在で
いつか勇者として
世界を守るために魔王と戦うのだと
妖精の誘いに導かれ
不思議な国へと旅立つのだと。。

あれから10年
僕の周りはいたって平和で
当たり前の毎日が当たり前のように続いている
魔王と戦うどころか友達と喧嘩することすらなく
僕の一日は流れていく

そんな白黒だった僕の世界は
君に出会って少しづつ色づき始めてたんだ
薄っぺらだった毎日は
もうぱんぱんに膨れ上がっているんだ

今思えば 君と出会ったあの道は
茜がかるあの時間にだけ開く
不思議な国への入り口で
君は僕を誘いに来た妖精だったのかな??

言葉だけじゃ足りないけど
君と出会って確かななにかが生まれたよ
錆び付いていた歯車が動き始めたよ

君は君の国へと帰って
日に日に大人になっていく僕に
もう妖精は見えないけれど


君のことを忘れないよ
君と過ごした短いあの夏を


僕は忘れない・・・

2004/05/07 (Fri)

[54] 古き良き日々・・・。。
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古いアルバムそっとめくり
黄昏の色の中
少しだけ頬を濡らす

めくるたびに漂う懐かしい匂いと君の微笑みは
少しだけセピアに色褪せて
それでもまだ
未来描いて手をつないでる

あの日あの道も
確かこんな風に茜色に染まっていて
愛おしすぎる時間も
いつしか当たり前のように思ってたんだね

アルバムの中の僕たちは
少し照れくさい顔して僕を見つめてる
あの頃の君に
僕は今どんな風に映っているのかな。。

数え切れないくらいの季節を背負って
僕たちは繋いだ手をそっと離した
振り向くことのない君の背中も
なぜだかとってもキレイに見えたんだ・・・

少しだけ目をつぶって
あの日の君とおしゃべりしたなら
窓からそっと夕日を背景にして写真を撮ろう

何年か後の僕が
思わず微笑むような

オレンジ色の笑顔をして・・・

2004/07/14 (Wed)

[55] 紙ヒコーキは星空の中へ・・・
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誰かが描いた宝の地図なんて
両手でそっと破り捨てて
僕らはただ
形にできない何かに手を伸ばす。。

幼い頃の僕らには
目に映るすべてが愛おしくて
泥だらけになってもまだ
君の背中を追っていた

先行く君の横顔は
オレンジ色に染まって 少し大人びて
置いていかれないようにぎゅっと・・・
君の服の裾 握り締めた

広告の裏にクレヨンで
「好きだよ」だなんて描いた紙ヒコーキは
星空の中へと消えていったみたいだ
君に届けと願いを乗せて

僕には時計の針は止められなかったみたいで
いつの間にか君の手を離してた
この手にはただ宝の地図の欠片だけが残り
この心だけ まだ君の背中を追っていた


あの日の紙ヒコーキは君に届いたのかな・・・

2004/05/12 (Wed)

[56] adieu 〜星に願いを・・・
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秋の夕べ
窓から見上げる空は
どこか切ないくらいに澄み渡り
びっくりするくらい素直に
君の言葉 受け止められたんだ。。

電話も久しぶりだね
付き合ってすぐの頃のよう
毎日こんな風に窓から星眺めて
君からの電話待ち続けてた

今も僕はあの日の歌を口ずさんでるよ
電話の向こうで君が
何気なく口ずさんでたあの歌を

電話しすぎて
二人して怒られたあの夜も
あげてすぐに失くしたあの指輪も
気づけば君の声ばっかが
僕の思い出を包んでいて。。

この電話を切ったら多分
もう二度と聞くことはないその声を
零れないように両手でぎゅっと抱きしめた

だから星屑の夜に揺られて僕は祈る
君にきっと
この歌が届くようにと
そして君の声が
いつまでも僕の中に響くようにと


星に願いを・・・・



2004/05/13 (Thu)

[57] love me tonight
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初めて君を誘ったこの部屋は
あの日と何も変わらないまま
ただ月の光が滑り込んでいて
知らず知らずのうちに口ずさんでいる歌は
星の瞬きのリズムにのって・・・

あの夜なにもできなかったのは
ただ君のすべてが愛おしすぎて
君の薫りに包まれたあの部屋で君を抱きしめたら
何かが終わってしまうんじゃないかって
切ないくらいに怖かったんだ。。

あれから少しだけぎこちなくなった関係も
笑って許してくれた君の横顔も
そのすべてやっと 両手で受け止められたから・・・


今夜君に愛を誓う
星のささやきのそそのかされて
君をそっと抱きしめる
形のない何かは
月にてらされて影ができ
僕らをやさしく見つめるだろう

例え何か失くすとしても
代わりに何か見つけるとしても
その全て零れてしまわないように
この手で握りしめるから

だから・・・love me tonight

2004/05/14 (Fri)
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