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チェシャ猫の部屋  〜 投稿順表示 〜


[71] 流れ星に祈るように。。
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

ねぇ 怒ったりしないよ
ねぇ 泣いたりしないよ
だから一つだけ教えて・・・
君の好きな人はだれですか??

どんなに優しく
君のこと抱きしめてても
どこか遠くを見ているね
手繋いでもキスしても
なんか どんどん離れていっちゃいそうだよ

好きだとか愛してるとか
数え切れないほどささやいてみても
君は困ったみたいに微笑うだけで
その笑顔が心にしみた・・・。。

君のメールこっそり覗いたり
直接君に問いただす勇気なんて
あいにく僕は持ち合わせていないけど

今夜一つだけ聞かせて
流れ星に祈るように君を見つめるから


君が本当に好きなのは・・・・誰ですか。。

2004/05/31 (Mon)

[72] その詞が愛になり星になり。。。
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

僕ら今この場所で出会い
同じ詞分かち合っている
どんな表情して君がその詩書いているのか
どんな気持ち込めてるのか
僕には知ることはできないけれど

今この瞬間に「キレイだな」って思える
そんな詞を分かり合える
ここにいる全ての人たちに 今ありがとう。。


多分今世界にいる人達の半分は
キレイな詩なんかに関わることなく
当たり前の時間が流れていく
だけど少しだけ立ち止まって周りを見てみようよ
こんなに小さな場所かもしれないけれど
自分達の気持ちを自分達の飾った詞で
今この場所で叫んでる僕らがいる

きっと日本中の人が感動するような詩じゃないし
ましてや人の心なんて動かせないかもしれない。。

だけどきっと僕らの詞は
いつの日か愛になり星になり
僕らの世界を包むから・・・

多分世界のどこかで今も
僕らと同じ星見つめて
少しだけ切ない気持ちになっている誰かがいるから

だから僕らはこの場所で詠うんだ
下手くそな詩かもしれないけれど
僕らの詞で
君には届かないかもしれないけれど
それでも僕らは詠うんだ

そしてここにいる全ての人に


今ありがとう・・・。。

2004/06/01 (Tue)

[73] 当たり前の毎日君と過ごしたいよ
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

きっと僕らが夢に描いていたような未来や
寝る前にいつも想像してた運命的な恋なんて
差し出す両手から零れ落ちて
掌にはただ
どこにでもある当たり前の幸せが残っていて・・・。

いつも一人考えてた
星の霞む夜 アスファルトに寝転がって・・・。。

僕は君のことが好きで君は僕のことが好きで
多分このまま暫くはそうだんだけど・・・。
なんか違うんだ。。
眠れないほど君に会いたくなったり
切ないくらいに声が聞きたくなったり
君はそんなんじゃなくて
ただ側にいれればそれでいいかなって・・・。。

だけど最近気づいたことがあるよ
きっと僕らが描いてるような幸せな未来って
ベットの中で想像してたような恋って
実はみんな思い描いてるありきたりなもんで

君といるこの瞬間だけは
僕だけの大切な時間なんだって。。

キスなんかしなくていいよ
スリルなんてなくたっていい
ただ当たり前の毎日を君と過ごしたいよ


いつまでも覚めない夢に抱かれて
君の隣にいたいよ・・・。。

2004/06/03 (Thu)

[74] 君の笑顔・ソラ・夏の色
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突然降りだした雨に
あわてて傘を差した君も
濡れた君の髪に
思わず見とれた僕も
多分この先ずっと変わらない瞬間だったんだ・・・

まだ覚えているよ
ようやく薄暗くなり始めた帰り道にはまだ
少しだけ雨のにおいが残ってて
君の掌に残った雨粒は
オレンジ色に染まってた

知っていたよ
君が他の誰かを好きなことを
気づいていたよ
いつからか指輪もしなくなってたことも
だけどあのころの僕は
それでもまだ君といたかったんだ。。

またね って別れる君の笑顔と
見上げたソラはもう夏の色
せっかちな花火たちが
夜のソラを飾ってる

家に帰ったらまた電話するよ
花火 キレイだねって


もう夏だねって・・・。。

2004/06/07 (Mon)

[75] みかん色に染まった君 キレイだ
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君のことが好きだったよ
ほんの短い間だったけれど 心から
君のことを包んであげたかったよ
それはもう 叶わないけれど・・・。。

みんなで行った海の
浮かれた空気にのせられて思いを告げたあの日・・・
オレンジ色に染まった海を背中に君は
目をそらしたくなるくらい キレイだった。。


差し出す右手には
赤い糸はなかったみたいだけれど
君と指切りしたあの約束が
まだ小指に残ってる

ずっと忘れないよ
微笑って振った左手に
涙がこぼれても・・・。。

またいつか一人であの海に行こう
君といた時間が嘘にならないように・・・。。


君を乗せた飛行機が
切ないくらいに高く飛んでいくよ
長く伸びた飛行機雲が
あの日と同じオレンジ色に染まって
目をそらせないくらいに キレイだ。。


君のことが好きだったよ
短い間だったけれど 心から・・・。。

ずっと忘れないよ
あの雲に向かって 微笑って振った左手に
涙がこぼれても・・・。。

2004/06/09 (Wed)

[76] 君と花火と夏みかんのにほい
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多分いつまでも忘れないよ
思い出の中の君がぼやけてしまっても
どこからか波の音が聞こえれば
花火が少しだけ焦げ臭かった
あの夜のこと思い出すから・・・。。


今思い出しても思わず微笑み零れるよ
綿菓子ほっぺたにつけて
花火に見とれていた君の横顔

キレイだったね
花火も海も君も。。
あったかかったね
寝そべる砂浜とつないだ二人の手


もう君の手を握るのは僕じゃないけれど
あの日食べた夏みかんの色に照らされて
誰かと海岸を歩いている君は

なんか  悲しいくらいに キレイだ・・・。。


幸せになってね  
・・・なんて涙出ちゃいそうだから言わないけど
また今年も
僕はあの海で花火見るよ
君のこと思い出して
・・・なんて切なすぎるから嫌だけど

きっと君もこの花火見てるんだって
誰かと手をつないで微笑ってるんだって
そんなこと考えてたら

なんか それはそれでいいやって。。


でも多分ずっとずっと忘れないよ
君と花火と夏みかんのにほい・・・。。

2004/06/10 (Thu)

[77] 背中合わせのLove letter
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どんなに忘れてしまおうとしたって
気がつくといつも君を探しているんだ
叶わないんだって知っているのに
やっぱり君が好きみたいだ・・・。。


知ってたんだよ
君には好きな人がいてそれは僕じゃないってこと
ホントは気づいてたんだ
あの人を見つめる君の瞳に・・・。。

あの頃の僕は
今思い出すと笑えちゃうくらいに単純で
自分の心全部伝えたなら
きっと分かり合えるって信じてた。。

あの日零れる涙見せたくなくて
背中合わせで君に思い伝えた
まるで
一晩かかって考えたラヴレター読み上げてるみたいに
不器用な言葉だったかもしれないけど

背中越しに伝わる君の鼓動が
少しだけ高鳴ってた気がしたよ。。


だからずっとずっと忘れないんだ
思い出の中に君が描けなくなっても
あの日見つけた名前も知らない花の色と
涙でぼやけてた星の夜・・・。。

2004/06/12 (Sat)

[79] 君といた夏夜空の下にサク花
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いつものように微笑っていた君が
何も言わずにいなくなったあの日から
ずいぶんとたくさんの季節を追い越してきたね
もう 夏も三度目だよ・・・。。


僕の手から何かが滑り落ちたあの夜
並んで見上げたソラには
名前も知らない花が咲イテいた
見とれてはしゃいでいた僕は
つないだ手に零れた君の涙にも
気づかずにいた。。

君は今微笑ってる??
悲しい目をする君を側で支えることも
泣きだしそうな君を抱きしめることも
今の僕には できないけれど・・・

精一杯伸ばした僕の腕に
つかめるものなんて 結局何一つなかったけれど
そっと開いた掌にはただ
君からの最後の言葉が残ってて。。

君といた夏夜空の下
振り返る僕たちは微笑っているから
君が僕の運命の人じゃなかったとしても
小指から伸びた糸は君を捜すから



君といた夏  幸せだったよ
夜空の下 振り返る僕たちは微笑っているから・・・

2004/06/16 (Wed)

[80] 僕の言葉で誰かを包みたい
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どんなに飾った言葉で
どんな風に叫んでみたって
君に届かない思いがあったとしても
精一杯伸ばした僕の腕が
君の涙をそっと受け止めるから
星のない夜に出口を捜す言の葉が
零れてしまわないように・・・・。。

生まれたその瞬間から僕ら
言葉の世界に迷い込み
自分を包む言葉と締め付ける言葉に挟まれて
少しだけその小さな胸痛めた

だから僕は誓うんだ
僕の言葉で誰かを包むと
ほんのわずかでもいいから
どこかで涙している誰かを
切れかかった赤い糸を繕う君を・・・。。

どんなに考えた言葉で
どんなに君を呼んだって
僕の声は届かないかもしれないけど
声が枯れるまで叫んだその思いは
多分誰かに届くから



星のない夜にどこかで涙する誰かを
僕の言葉で包みたい・・・。。

2004/06/17 (Thu)

[81] piero〜王子様にはなれなくて〜
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例えば君が僕に話しかけてくれたとして
その内容が別に意味のあることでなかったとしても
多分 君の顔がちらついて眠れないくらいうれしくて
幼かった僕はただ
ピエロになっておどけてた

誰かに自慢できることもなくて
ましてや君の横に立ったとき
絵になる男なんかじゃないけれど
ピエロだって言われてもいいさ
君に微笑っていてほしい。。


もっともっと側にいたいけど
君の手をとって幸せになりたいけど
・・・僕は王子様にはなれなくて
スポットライトの当たらない舞台の下で
零れた涙を抱きしめた・・・。。


君の描いた物語の
主人公にはなれないけれど
ピエロだっていいさ
ハッピーエンド迎えたその時には
君の側にいさせて。。

僕の胸で泣く君を
抱きしめたくて伸ばしたその腕は
気付かれないようにポケットに突っ込んで
ただただ僕はおどけてみせた


ピエロだって言われてもいいさ
君が微笑っていてくれるなら・・・・。。

2004/06/22 (Tue)
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