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和泉の部屋  〜 新着順表示 〜


[102] 静電気
詩人:和泉 [投票][編集]

壊れた時計は
やたら静かで
相も変わらず
無表情のまま

鳴らない電話
赤く点滅する
留守番電話は
相も変わらず
空っぽのまま

無人の部屋に
響く孤独の音
家は真っ暗闇
ただいまの声
壁に飲まれる

相も変わらず
私は私のまま

2006/11/30 (Thu)

[101] 未知数V
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毎日が未知なんだ

予測不可能なんだ

昨日と同じ朝って
一度もなかったよ

2006/11/29 (Wed)

[100] 狼少年少女
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嘘に隠れた真実を
見抜くこと できなくて

2006/11/27 (Mon)

[99] アンジュ
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天の翼を携えて
青い空を泳ごう

熱いくらいの鼓動に
息吹を感じて


吐息の飽和
時間(とき)の連鎖
未来の記憶
別離の足音
再生の灯火



求めたのは
ほんの小さな幸せだった


2006/11/25 (Sat)

[98] パズル
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いま
そろっているものが
なにか
ひとつでもかけてしまったなら

"ぼく"は
"ぼく"でなくなる

2006/11/20 (Mon)

[97] 残り香
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空白の余韻も冷めぬうちに
闇が裂かれた


寂しがりな言葉たちよ
君達がかき消されぬよう
僕らが大きな声で
叫ぶから


鏡のようなその瞳で
オンリーワンを捕まえておくれ
黒が光を受けて輝くように


その瞳が涙で溺れぬよう
空白の余韻を愛しく撫でて


2006/11/19 (Sun)

[96] 逆さ言葉
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嘘を置き手紙に
ここを去るならば
相手を想う嘘でありたい

その嘘が見破られぬよう
手紙の置くにひっそりと隠しておくから

2006/11/16 (Thu)

[95] 旋回
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星が流れた
しかし地に墜ちることはなかった

真昼の月に出会った
ひどく寂し気だった

白い太陽が笑った
その声に影が答えた

風が泣いた
一緒に連れさらわれた

雷が叫んだ
街は黙り込んだ

空が落ち込んだ
雨が優しく励ました



星が流れた
瞳を閉じて願うより
見つめていたいと思った

2006/11/10 (Fri)

[93] メモル
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一瞬でいい



このフィルム
“存在”残したい

2006/11/07 (Tue)

[91] 
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声を静かにノートに滑らせよう

まるで眠っていた水面に
波紋を広げるように


静かでもあり激しくでもある言葉を書き綴ろう

時計の針が何万回 旅をした頃か
古い時計がやっと止まった頃か

そうしたなら
時空移動したノートと再会しよう

2006/10/31 (Tue)
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