だんだん
加速度つけて
落ちていくの
まるで
僕が君に恋するように

待ち遠しくて
窓辺の風にあわせて
じっと覗き込む

最後の一滴が
扉を開けるよう
夏の風と僕の想いにせかされて
はやく君を連れてきて…

独りになるのが怖い
悲しさがわからなくなるのが怖い
誰にも必要とされなくなるのが怖い
キミが色褪せていくのが恐い



こんな気持ちを連れてくる
夜は大嫌い

振り返ると
全部が輝いていた

人はいつも
悲しみを正当化し
楽しいことを思い出へと変え
生きていく


それが生きていくということ？
成長するということ？

好きなタイプ？


たくさん笑う人
あったかい人
髪をなでてくれる人
運転のうまい人
ほっぺにチューをくれる人
・
・


みんな君のこと。

大好きだよと
届いたセーター。


７年経っても
まだ着てる


７年経っても
まだ着れる


ただいまの代わりに
届いたセーター。

悲しい思いはしたくない
誰も傷つけたくない
私は傷つきたくない
人と向き合うのは恐い

だけど

失うのが恐いから
崩れるのが恐いから

そのために

誰とも向き合えない
心から笑えない

そんな人にだけは
なっていたくない

どこへ行くの？
愛を失った翼を
羽ばたかせたって
どこも行けやしないよ

あなたを

助けたい。
救いたい。

手のひら見つめて
考える。

そこに
答えが見えるわけなんて
ないのに。

我慢はしなくていい。


涙は色も形もない
そこにある確かな感情だから。


嬉しい‥
悲しい‥
切ない‥

何かを感じたから涙は流れるの。


流した涙の分だけ

私の心は何かを得てる。

愛を知っている人は

悲しみを知っている。

悲しみを知っている人は

『愛する』

意味を知っている。