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[190038] 明日この街に雪が降るなら
詩人:どるとる [投票][編集]


クリスマスなんか嫌いだよ
君はそう言ってそっぽ向いてしまう

贈り物をするなら どんな物がいいだろう
ずっと君の心に残るプレゼントがいい

誰もが その夜を待っていると思っていた
僕は 君の心がわからない

悲しいことは言わないで 受け取っておくれよ

何もかもが 全部 嘘みたいだから
ほっぺたつねった確かめて夢かどうか

明日この街に雪が降るなら
僕にはそれが何よりのプレゼントだ

さあ リボンを紐解いてごらん
箱のなかの プレゼントは何かな。

2015/11/30 06:46



[190037] sekai no hajimari
詩人:Feeling [投票][編集]

空から星が降ってきた

幾千の中からたったひとつ


選んだ訳ではない

でも
望んでいた


差し伸べた手を拒みもしない

“僕が選んだんだ”と

そう言わんばかりに


輝く訳でもなく
その星は何も言わないで
そっと 生きる意味をくれた


きっとずっと見られていたんだろう

いつかの見上げた空にいたんだろう

君と出会った時に生まれたんだろう

その時から僕らを探してたんだろう


ありがとう
辿った道を思い出した


また光る、その果てまで

僕らが愛そう、尽きるまで


幾千の中からたったひとつ

空から星が降ってきた

僕と君とのあいだに




2015/11/30 03:45



[190036] 一滴の海
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

辛く悲しい今は
月夜に預けて
泣いてもいい

優しい痛み 甘い疼き
心の傷は思いの外
とても深くて
張り裂けそうだよ

優しくなりたい
強くなりたい
守りたいんだ
大好きな君を…

その想い 本気だね 気持ち入れてた証拠だ
だから 心が痛いの


柔らかな後悔と一滴の涙

お願いです
勇気を下さい
優しさだけが
愛じゃないから


傷だらけの過去は
月夜に預けて
眠ってしまおう

苦い誘惑 甘い暴力
心の傷は思いの外
いっぱいいっぱいで
はちきれそうだよ

優しくなりたい
強くなりたい
愛したいんだ
大切な君を…

その想い 覚悟だね
気持ち入れてた証拠だ
だから 心が寒いの

柔らかな後悔と一滴の涙

お願いです
強さを下さい
優しさだけじゃ
愛しきれないから

お願いです
愛を下さい
一滴の海に
沈んでしまう
その前に…

2015/11/30 03:41



[190034] あの娘
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]

最近 テレビでよく見かけるあの娘

アイツに似てんなぁ

笑い方 ガサツさ 笑い方 仕草 笑い方 笑い方 笑い方

クソ! なんでテレビに出てんだよ

いや アイツじゃないのに 失礼

クソ! 似てんじゃねーよ ああ失礼

なんだよ なんだよ

なんだよ 元気してんのかな

番号 知ってるけど しない






このテレビの娘 カワイイな

2015/11/29 22:29



[190033] 
詩人:絶対零度 [投票][編集]

胸の中に
ぎゅー、ぎゅー
って
錘をつめこんで
手でおさえながら
仕事した

痛い。痛い
じんわり痛い。
でも、仕事はできてしまうから
休みたいのに
休めない

2015/11/29 22:21

[190032] トンネル
詩人:さみだれ [投票][編集]

手が自分のものじゃなくて
不気味だ
見ているものが誰かの差し金のような気がして
どうでもよくなる
生きていなくても生きる方法がある
そう思うのが死ぬこと?
神様を殺そう
そう言ってた人
誰だったろうか
何度も死んだんだその人
誰だったろうか
頭の中氷が入ってるみたい
とても気持ちのいい
そんな地獄
わかってるよね
空が青くなくなる
クオリアを持っていかないで
私はにんぎょのもりを歩いておりました
神様を殺そう
草木が嬉しそうに話しかける
庭のプランター
どこにいきたいかわからなくて
ふたりは海を漂う
宇宙人はニンジンを食べられず
怒鳴られて怒鳴られて
誰に?
生かされている
神様を殺そう
夕暮れに現れる
あの黒いの
誰だったろう
毎日浮いて
落ちていた人
誰だったろう

2015/11/29 21:31



[190031] いつのまにか
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

ほろほろと、途切れておくれ
何事も
私の馬鹿馬鹿しい弱さに
絡めとられる事なく
やすやすと

2015/11/29 17:17



[190030] 流れ星が消えないうちに
詩人:どるとる [投票][編集]


いつもと変わらない いつもの夜には

窓の外に 広がる夜空に流れ星が流れる

僕は何をお願いするか決めてるうちに

流れ星をいくつも逃してしまったよ

願い事を言うタイミングをなかなか

つかめずにいる僕は君を思っていた

「君も今頃見ているだろうか遠い空で」

東京と地方で離ればなれの二人は

違う街の違う場所で同じ星を見ている

そんな たったひとつのつながりだけど

それが僕と君を確かにつないでいる

まるで 星座のように点と点を線が結ぶ

流れ星が消えないうちに

君の幸せを真っ先に願おう

いくつかの満足といくつかの不満を

包み込むように夜空は 果てしなくあって

描かれた世界の向こうにイメージが広がる

目覚めた僕は新しい朝をそこに見つけたよ

君が 好きだと言ったあの花の名前や

内緒で買ったプレゼントとか

「そんなことより聞いてほしいことがある」

せめて離ればなれなら同じ夢を見たい

たとえばふれられないぬくもりにふれたい

そんなささやかな願い事も叶うだろうか

ひとつだけでは 物足りないんだ

星のように生まれては消えてく願い事

流れ星に願う 願いを叶えてください

疑うことしか知らないこんな世界で

まっすぐに 流れ星に祈りを捧げる人の

曇りのない瞳が幸せを望むならば

そっと降り注げ その人の手のひらにこぼれるような星の雨

僕は もうひとつ願う
流れ星に手をあわせ願う人のすべての願い事が 叶いますように

もしも 出来るなら

東京と地方で離れた愛し合う二人は

違う街の違う場所で同じ星を見ている

そんな たったひとつのつながりだけど

それが僕と君を確かにつないでいる

まるで 星座のように点と点を線が結ぶ

流れ星が消えないうちに

君の幸せを真っ先に願おう。

2015/11/28 23:06



[190029] 高みの見物
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

その手は誰の手
君のやり方でそっと取ると言ったけど
常軌を逸したレースのお供は誰なのだろう

見失わない為の地図を描いたと言う
GPSのような機能を利用して探す
その相手とは誰なのだろうか

まだそれが誰なのか本当にはわからないのか
広大な空に夢を描きたいだけで
相手なんて誰でもいいのかもしれない
このやり方に付いて来られる奴がいるなら付いて来いと言い
燕の巣を手にゴールにぼろぼろになって駆け込む人が果たして現れるのか
それを眺めているのだろうか

2015/11/28 22:00



[190027] 欲望
詩人:どるとる [投票][編集]


空に手を伸ばそうあの太陽にふれたい

本をめくるように始まった世界が

長い夜に終わりを告げまばゆく照らされる

夜明けの町には 光がこぼれる

キラキラと輝く宝石の雨

あれも欲しい これも欲しい なんでも欲しい

欲しがる気持ちに鍵を掛けよう 今

手当たり次第に すべてを欲しがる僕らを

あるものだけで満たされないままの心を

動かす欲望に 長い夢を見させてください神様

命の生まれた音を聴いたことがあるかい?

きっと空の神様も笑っていただろう

長い夢から覚めた君は本を読み始める

その本は人生という一人ぶんの物語

悲しい場面には泣いてうれしい場面には笑う

空から落ちた 種がやがて芽を出して

花になるように 心と体を持った

僕らにはあとなにが必要だろう?

僕らは少し 余計なものを欲しがりすぎたね

だから捨てよう 必要以上の欲望は

あれも欲しい これも欲しい なんでも欲しい

欲しがる気持ちに鍵を掛けよう 今

手当たり次第に すべてを欲しがる僕らを

あるものだけで満たされないままの心を

動かす欲望に 長い夢を見させてください神様

そして再び知らない誰かの物語が

名前も知らない町のどこかで始まる

本を読もう 広い世界を見渡そう

さあ おいで 何もない世界だけど

今日からここが君の世界。

2015/11/28 20:25
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