あなたと決別するため



環境を変えることにしました



私から

動かなければ


ここは少しづつ形変えながら常にここにあったのです

バイクの後ろから
あなたの背中を見つめても
それだけで幸せと
思えたのは
一緒に走ってたから

月日は流れて
あなたの気持ちも
離れていって

たまに乗る
バイクの後ろは
なんだか寂しかった

あなたは前しか見ないから
もう後ろは振り返らないから
私は風に熔けていく


涙がこぼれ落ちようと
このメロディが風に乗ろうと
アタシの気持ちは届かない
あなた以外の人には届いても

僕らは知らず知らずの内に
経験を積んで

出会う人は
僕の知らない経験をたくさん積んでて

消えない過去の傷は
誰にもなおせないから

傷をなるべく忘れられるように
また新しい経験を上塗りして

新しい膜を作ってく


僕が君に作った傷は

誰かに膜で覆ってもらい

僕にはもう治せない


ならば僕が君の中で

存在し続けるには

君に傷を与え続けるしか

それしか方法はない

私は
マボロシを見ていたんだ
手に残る感触

耳に残る声

全てマボロシ
夢物語

あなたとすれ違って

微笑みをかわす

真実とは裏腹に


見なかったふりをして通り過ぎてく

まだ余裕はない

好き


それだけでいい

それだけ

むねにしまっておいてほしい

私は…

私は、みんなが大好きで
私だけが今に依存している

割り切ってなんか生きれない

1分1秒を大切に
全ての出会いを大切にしたいから


ねぇ、この別れは
仕方ないことだけど

仕方ないからなんて割り切れない


私がこの地を去るときは
あなたたちは割り切って

何事もないように過ごせますか

今のこの気持ちも
いずれ長い人生の中で

微笑ましく
貴重な思い出に変わるのでしょう

君のこと

忘れたくない

月は半月
夜は漆黒
戸惑いながら進んだ道
形になって
今こうしてできた道

自ら失う道



嬉しくもあり

悲しくもあり


今できた新しい道

あなた達を忘れて過ごせるでしょうか

いや、
あなた達は経験になり

私を大きくさせる

いざさらば

愛しき友よ

また会う日まで

さようなら

涙は隠せない

あなたと出会えた事

私がいた場所


なんだか嬉しくて

嬉しくて

悲しみよりもうれしくて

笑顔でバイバイ

もう戻れない場所

戻れない時間

私のいた時はいずれ色褪せて

形を変えて

みんなの笑顔が残るように笑顔でバイバイ

本当に本当に大好きだったよ！

さよならと笑顔で別れた夜は
一人でひっそり泣きました

最後の日
もう降りることのない駅で
遅刻しそうになりながら駆け足をした


もう君を見ることはないね
長い時間をかけて築いた信頼関係は

無くなったわけじゃなくどこへいくのかな

君の後ろ姿
何度も見た

風はいつもどおりふくし
いつもと同じように時を刻むのに

どうしてどうして
こんなに悲しいのだろう

君の代わりはいないから
時が忘れさせてくれるのを待つしかない


最後の帰り道

君は隣にいるのに
涙が止まらなくて
絶えず笑い話をしてた毎日が嘘のように

言葉は無くて

君は戸惑いながら笑っていた

君達に忘れられるのが恐くて
風化されるのが恐くて

ぼくは戸惑いながら笑ってたんだ