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しゅんすけの部屋  〜 新着順表示 〜


[451] 音声認識
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雨が降りそうな今日の午後
思いつきで 始まる 録音のようなメモがき
哲学やべーすや ブリックヤード
ie お前のよ
耳もめも 藤本空いてるバカだなお前
こんなもんなんだって
りょうかには何もなく 上間にも何もない
俺の滑舌が悪いのか機械が馬鹿 7日
触らない 触らない つたわらない 何にも
そんなもん なんだって 言葉なんて

2014/04/20 (Sun)

[450] 何のために生まれて何をして生きるのか
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ヒーローとか


ヘドが出るほど嫌い


俺は戦争なんて知らないし


飢えて人を恨んだ事もない


だから


ありがとう


安らかに




子供が生まれたらあの歌を歌うよ


恐れないで
いきる喜び


同じ山を見て

違う時を経て


やっと


あなたが伝えたかった言葉の意味が


わかったよ


ありがとう

優しい君は

やすらかに

ありがとう

2013/10/18 (Fri)

[449] ミシシッピ
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鮮やかなみどりの斑点が

造りの良い皮貼の椅子に塗りつけられている

一畳程もあるキャンパスに殴りつけられた過去や

ポストカードに託された世界への愛に囲まれながら

まだそれがただの仕立ての良い椅子だった頃誰もがしたように

勢いよく体を預ける


一度捨てられたものばかりを集めた場所

谷から吹き上げる風が窓を揺らすと

彼らの記憶の音が聞こえる


棄てる事はとても勇気のいることだ

拾う事だって簡単なことではない


誰かが棄て誰かが拾う


そんな繋がりで俺は生かされている


廃材を組み上げた主役のいないステージを見ながら


ぼんやりと


感謝って事がわかった気がした

2013/08/27 (Tue)

[448] オ、ヤ、ス、ミ
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おまえがきらい

やさしさとか人としてとかえらそうに

好き放題並べるくせに


惨めったらしく泣いてるお前がきらい

2013/08/21 (Wed)

[447] お、は、よ、う
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オナニーなバリゾウゴンから

早口で捲し立てられる愉悦まで

よく噛んで食べましょう


ウシロメタサナドナイノダカラ

2013/08/21 (Wed)

[446] ヨタンボ
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煙草をポイ捨てすると
機嫌を取るのに半日かかるあの子は

好きな人ができたとかで涙も見せずに電話で終わった

呪われろ

あんたといると楽しいと
いつも酒を飲ましてくれたおねぇさんは

ホテルを出ながら今度結婚するけど気にしないでと笑った

離婚しろ

いつも行くコンビニの
毎朝話しかけてくれるかわいい子は

たまたま客が俺しかいない時を見計らって
俺の友達の事を沢山聴いてくる

クビになれ


だいたいそう

俺の余命は

40年くらいだろう

2013/08/12 (Mon)

[445] 夏祭り
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フリック入力に慣れるのはいつになるだろう

愛情に溶かされた性欲は跡形もなく消え失せて

うそをつくのも面倒になって

猫と子供に好かれる事が自慢の種で

ロハスな気取りやが税金を滞納するような

そんな夏


いかように求めようとも

望みがないのでは

叶えようがないのだ


My god

あー

信じたことなどなかったけど


趣味を通じて知り合ったという

友達のよめがびじんすぎるから

俺にも趣味をください

なるべくもてそうなやつ


とか有りそうでない話を創作日記に書き込んで


元カノとかヤりそこなった女とか

そういうのに会いたくない体で

祭りに行かないっていう言い訳を

今年もしてみたんだ

2013/08/10 (Sat)

[444] 少年ソラト
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ソラトは小学六年生

いつも母親を待ちながら駅で

ライトノベルを読んでいる

ソラトは優しい

怒鳴ることはもちろんないし

人と関わるのがめんどくさいからわらってる

ソラトは母親の連れ子

待っていた事を母親に口汚く罵られても

表情を変える事もない

ソラトはいつも歩いて帰る

1,5キロの道のりを独りで

ライトノベルを読みながら

ソラトには妹がいる

母親だけ同じで

父と母の子である妹が

ソラトは買い物について行かない

行きたいか聴かれたこともないし

ねだるのも面倒だから

ソラトはいつも気になっている

窓を滑らせるレールは

外側なのか内側なのか

ソラトには友達がいない

不自然な優しさや笑顔が

気持ち悪いと言われるから

ソラトはいつも母親を待ちながら

駅で

ライトノベルを読んでいる

ソラトは

母親を待っている







2013/03/09 (Sat)

[443] ナセバナール
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それは世界を買える程の秘宝

時の権力者たちが
血みどろの争いの果てに手にした血塗られた秘薬

それは今

俺の引き出しに入ってるんだ


その引き出しをあけて飲めば

すぐにでも変えられるのだけど


その引き出しの鍵は

まだ見つかっていない

2013/03/02 (Sat)

[442] 真皮
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仕方無く起き上がったのは17時ちょうど

何一つ成し遂げていないくせに
街は満足げに感慨に耽る

夕暮れ時を待ち構える温い静寂が
やけに鼻につく

時折聞こえる負け犬の遠吠えに
伏せてある鏡を思い出して苦笑い

足の指に力が入らないのは寝起きの所為か?
背筋を伸ばすと竦むのは寝起きの所為か?

すぐにタバコに手を伸ばす癖を無くそうと
1分待つことを決めたのは昨日

そんな決めごとを思い出したのは
煙が天井にぶつかって部屋を汚した時だった

別に気に入らないことは何もない

漠然とした苛立ちが街並みを灰色に染める

別に誰かを恨んでいるわけじゃない

釈然としない哀しみが夕空を拳で弾く


ああ

気が狂いそうなんだ

ただそれだけ


痛みを感じない全身の皮膚を
針で何度も刺されるような
壊れたメトロノームのリズムに合わせて

その居心地の悪い感情だけがリセットできないでいる

ああ

気が狂いそうなんだ

本当にただそれだけ

2013/02/24 (Sun)
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