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ワタナーの部屋  〜 新着順表示 〜


[684] 先生と生徒「怖い物」
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「先生、先生はおばけっていると思う?」

「うーん、分からないなぁ、でもいないでほしいかな。怖いもの」

「その歳まで独身ならある意味恐いもの無しですけどね」

「ほほう、どういう意味でだ?」

「怒った先生はおばけより怖いですね」

「そうよ、おばけなんて怖くないわ!」

「本当に恐ろしいのは男の人に相手にされない現実ですもんね」

「てめぇ、子供だからって殴らないと思ってるのか?」

「そんな〜、私Mだから殴られても悦びますよ〜」

「そっか」

「そうですよ」

「生徒ちゃんは好きな人いるの?」

「いますよ〜!もう結婚の約束もしてます」

「そうなんだ〜」

「だから先生も頑張ってくださいね?」

「いや、別に負けてる気はしないし、君7歳だし」

「でも先生は生徒を好きになったりしないんですか?」

「私はならないなぁ」

「そーなんだー。官能小説なんかには、禁断の生徒と先生の恋があるのになぁ」

「それってフィクションだからじゃね?官能小説だからじゃね?」

「でも禁断の恋って萌えますよね?」

「賛同しかねるなぁ」

「私はそんなことしませんけどね、ペドなので」

「その歳でペド野郎かよ」

「冗談ですよ」

「冗談だからイイっていう問題じゃないからね」

「そんなぁ先生、私はただ先生の幸せを願っているだけですよ」

「今までのやり取りであなたの誠意が全然伝わってこなかったんだけど」

「またまたぁ、じゃあ体で誠意を伝えます!」

「・・・百合?」

「肩揉んであげます!」

「ありがとう〜」

「毛が生えたらタワシ洗いしてあげるね」

「・・・前から思ってたけど、あなたってどこでそういうの覚えてくるの?」

2008/03/06 (Thu)

[683] 悪口
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昔は人の悪口なんて言わなかった


自分が言われたくないから


でも最近は自分がどんどん嫌いになる

だから悪口を言う


やがて自分に返って来るであろう憎悪を込めて




俺はまだまだ吐き足りない

まだまだ俺は罵りたい
まだまだ俺を罵ってくれ

2008/03/04 (Tue)

[682] アドレナリンの地獄
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ああ〜

もう今日はツイてないなぁ

まさか見知らぬ少女を助けようとしてトラックに轢かれるなんてなぁ

かっこつけすぎたかなぁ

やっぱヒーローのようにはイカンわ

でも、ま
名も知らぬ少女は助けられたし
もう死んでもいいのかもなぁ

それにしても全然痛くねぇ

これってアドレナリンのおかげかな

体はもう動かないし
耳も聞こえない
目なんか幻覚が見えらぁ


そうだ
今日・・・クラスの席替えがあったんだよなぁ
先週から楽しみにしてたんだが・・・なぁ

みんな悲しむかなぁ
俺の葬式には誰が来るんだろう

サキちゃんは来るかな
来て・・・ほしいな

ああ一度もセックスしないで死ぬのか
キス・・・もどんななんだろう

お母さん・・・
ドラマの最終回・・・
録画お願いしてたけど
観れなくなったよ
ごめんなさい

はは・・・悔いだらけだなぁ





死にたくねぇ・・・よぉ


死にたく・・・


死・・・


























2008/03/03 (Mon)

[681] カナミのうた
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わたしってなんなんだろう?

時々思うんだ

なんでかな
昔からそうなんだけど
わたしって変わってるのかな?


でも毎日が楽しいし

お兄ちゃんも
アキちゃんもマナカちゃんもショーコちゃんも
みんなみんな仲良しで


でもよく考えたら

みんなも変わってるのかもね


よく分かんないや


でもわたしがわたしであるのはみんなのおかげ

こんなこと照れくさくて言えないな

でもこんなに下ネタばかりの思春期女子高生のわたしにはもったいないような人ばかり


ありがとう

みんなのおかげで
わたしは毎日幸せです

これからもヨロシクね



・・・エロい意味じゃないよ

2008/03/03 (Mon)

[680] 未来の嘘つき!
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そこにあるのに手が届かないとか

そこにあるように見えるのになかったりとか


無いと困るものが無いし
あっても仕方ないものばかり溜まってく



未来はいつも嘘つきだけど

それを踏まえても僕を待ってる未来はヒドイありさま


ゴミの山に暑く湿った空


こんな小さな部屋に閉じ込められりゃ
誰だってそうなるさ


未来なんていつも理想で

過去ばかりが汚れて行く

たまに現実に直面するとすぐに嘘つきの本音が出てる


そう!
未来は大嘘つきさ


ゴミの山で幸せ面して
ないもの手に入れたって嘘を吐く

ああ
そうさこんな未来でも理想なのさ
現実なんて嘘も吐けない

そう!
現実は正直者


いつも厳しい
僕をすぐ切り捨てる


ああ
こんなに大切にしていたナニカ
あんなに大切に思ってたダレカ


どうしてこうも簡単に
切り捨てるのだろう


未来はみんな幸せで
ゴミだらけの部屋で笑ってるのに

2008/02/29 (Fri)

[679] 自分会議『死にたい』
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AM.10:00

自分A
「死のう」

自分B
「いや
やめよう」


自分A
「でも死のう」

自分B
「やっぱ
やめとこう」


自分A
「でもやっぱ死のう」

自分B
「いやいや
やめないと」

自分A
「いやいやでもやっぱ死のう」

自分B
「うんそうだ死のう」


自分A
「いやいや止めろよ
死んじゃうじゃん」

自分B
「ああ〜お前面倒な性格してんなぁ」

自分A
「知らないのか?これが今流行のツンデレとヤンデレが合わさったやつだ」

自分B
「確実に流行ってないだろ」

自分A
「これから流行るし」

自分B
「自分Cどう思う?」

自分C
「くたばっちまえファックヤロー」

自分B
「な?自分A」

自分A
「いやいや、なんかファックヤローって意味分かんないし」

自分B
「ま、死にたけりゃ勝手に死にな」

自分A
「べ、別にあんたに言われなくたって死んであげるんだからっ!」

自分B
「はい、さっさと死になさい」

自分A
「ひどいや自分Bぃ〜、自分Cどう思う?」

自分C
「ファッキンA!」

自分A
「自分Cもひどいよ〜」

自分B
「今のは『そのとおり』ってことじゃね?」

自分A
「もうどうだっていい!死んでやるぅ〜!」

自分B
「あ、おい、報道ステーションで池田大作が証人喚問だとよ」

自分A
「うそ!?」

自分B
「うそだよ」

自分A
「なぜ嘘を吐く」

自分B
「嘘を吐きたかったから」

自分A
「そっか」

自分B
「そうだよ」

AM.10:01

2008/02/27 (Wed)

[678] ついてなくても
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朝の天気予報は外れてしまって
占いなんかあてにならない

そう君は呟いて
コーヒーを一口


どうなるかなんて誰にも分からない

そんな毎日だから
今日はたまたまついてなかっただけ

また明日
そう思えたら素敵だな

君の気持ちがどんなに暗くても
明日はきっと明るい朝日が昇り始める


そう
今日はついてなかっただけ

2008/02/07 (Thu)

[677] 戯言
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幻想っていうのは明日のこと

そう
誰かが言ってた

「みんな違ってみんないい」

そして僕はつまはじき者


いいか?
大人なんてそんなもん

いつも正義を振りかざす


「明日があるさ」

そういう奴には分からない
明日も僕は雨に打たれて唾を吐かれる


野良猫だってこんなにひどくない


何も間違っちゃいない

誰も僕を救えない


街角は明かりが照らされ

僕は陰へ陰へ

明かりの中で歌う歌は

「みんな違ってみんないい」
「明日があるさ」


明日に幻想する大人達


いつまでも僕は変わらない
明日も明後日も

横たわるのは現実だけ

2008/02/04 (Mon)

[676] 私を信じて
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信じません

私は私を信じてなんて言う人は信じません


なぜなら信じるのは言葉ではないからです

信じてと言われれば信じると思っているのですか?


信じることは言葉ではなく心で理解するもの

信じてと言うのは
疑ってほしくないからでしょう?

疑われたらまずいことがあるのでしょう?



私を疑ってください

疑って疑って

そして私をよく知って下さい


私は信じてほしいなんて言いません

私自身私を信じられませんから



信じることは疑わないことではなく

信じることは疑うことです


疑って疑って
私を知って
そして疑うことがなくなった時

それが本当の『信じる』ではないでしょうか

2008/02/02 (Sat)

[675] 神様なんて
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求めれば与えられるなんてうそっぱちさ


こんなに求めてもあの子は僕に振り向きもしない


歌ばかり歌ってりゃ
それで満足じゃないんだよ


祈ったって届きやしない
そりゃそうさ

あの子も神様も

僕の事なんか気にも止めない


悪魔がいるのなら
それは神様さ



とことん人を信じさせて簡単に裏切る


あの子がいないのが寂しいのじゃなくて

いないと思う自分が寂しい



膝を付け
祈れ


僕は誰もいらない

なんにも求めない

2008/01/29 (Tue)
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