常識と云うのは、
どの様にして決まるのだろう。


大多数が共鳴・支持したのならば、
世の常、当たり前になるのだろうか
決して正しくない事だとしても。


其の昔、誰が宇宙と云う枠の中で、
地球と云う天体が浮かび、
その中で、わたしたちが生活して居る
とそう考えただろうか。
はじめに其の思想を唱えた人は、
さぞ嘲笑われたのに違いない。


江戸時代に、鳥の形状をした金属の塊の飛行機と云う名の物体が、
同じ人間を多く乗せて、大空を移動する事など
果たして想像する事が
出来たであろうか…


まだまだ其の様に、現代では“当たり前”になっている事も、
過去の世紀(とき)へと遡ったならば、
到底信じ難いとされていた、
沢山の現代の“常識”が有るのだろう。


数百年単位で遡ったならば、
幾つもの真理は、世の人びとの探究の末に
其の不思議な法則法理を
確かな事として世に姿を現させている。


この先だって、どんな思いもよらぬような
“真理”が現出しないとも限らない。


世の“常識”が、“基準”となるものが一変したならば、
瞬く間に動いてゆく世界の国内外の情勢も有るだろう。


“みんなが、
ああ言ってるから”な付和雷同の魂の殻を脱いで、

生命へと宿す不可思議の法理を駆使して、
目醒めた感性で、今世の先を歩いてみたい。。。