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morning starの日記

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箴言集
2012/10/06(Sat)



私は負けない。
幸福とは、まず負けないことだ。



女性の場合、決して、いわゆる青春時代のみが花なのではない。若い時代にどんなに華やかであっても、その幸福は浅いものだし、また一生続く保証もない。

長い目で見た時には、心にしっかりした芯をもっている人は、時とともに、輝いていくものだ。



若き日の悲運を耐え抜いて、人の何倍も苦労を重ねた分、人の何倍も豊かな人生を送ることができる。



自分は、自分自身の使命を帯びて生まれてきた。
それを、人のうわべの姿だけを見て、人と自分を比べ、あの人は幸福そうで、私は貧しいと比較する。それは、最も愚かなことだ。



人生、すべてが順調というわけにはいかない。勝つ場合も、負ける場合もある。しかし、仮に一時(いっとき)は敗北しても、自分自身に負けてはいけない。

今、どんな境遇にあったとしても、自分自身に勝っているかぎり、その人は勝者である。



どうして自分だけが……
どうして私だけが……
何も嘆くことはない!
決してあきらめることはない!
勝負は一生で決まる。途中ではない。最後に晴れ晴れと勝てばよいのだ。



どうすれば、自分の心が歓喜で満ちていくか。それには、人に生きる喜びを与える自分になることです。

家族や、周囲の人びとに、喜びと希望を与えていけばいくほど、自分の心は豊かになっていく。生き生きと弾んでいく。輝いていくからだ。



人生には、悲しみもある。苦しみもある。山もある。川もある。谷もある。しかし、悲しみの川が深ければ深いほど、苦しみの山が大きければ大きいほど、それを乗り越えた喜びは深く、幸せは大きい。



「自分なんかもうダメだ」と思うような瀬戸際の時がある。実はその時こそが、自身の新しい可能性を開くチャンスなのである。わが人生を敗北から勝利へ、不幸から幸福へと大転換しゆく分かれ目が、ここにある。



苦労を避けてはならない。断じて悩みに勝たなければならない。自分の宝は自分でつくる以外にない。

自分自身が自分自身で「よかった」「勝った」と言える人生の価値を創ることだ。その人が栄光の人、勝利の人である。



老いを、単に死に至るまでの衰えの時期とみるのか、それとも、人生の完成に向けての総仕上げの時ととらえるのか。同じ時間を過ごしても、人生の豊かさは天と地の違いがある。まっ赤な夕陽のような荘厳な生命を燃やしゆくことだ。



強くなれば、悲しみさえも栄養になる。苦悩が自分を深めてくれる。自分が押しつぶされそうな苦しみの底で、初めて、人生と生命の真髄が、心に染み通ってくる。だから、苦しんだからこそ、生きなければならない。前へ前へ進むのである。



何があっても、「私は太陽なんだ!」と悠然と生きることだ。
もちろん、曇りの日もある。しかし、曇っていても、太陽はその厚い雲の上で変わらずに輝いている。苦しい時も、心の輝きを失ってはならない。



四十代(しじゅうだい)からが、女性のひとつの勝負です。それまでは、焦らず、着々と、崩れざる福徳の土台を固めていくことです。



欲しいものが、すぐ手に入るのが幸福ではない。悩みがないのが幸福なのではない。甘やかされては、卑しく、心の貧しい、わがままな人間になってしまう。

たとえ今は苦しくとも、希望を見つめ、苦労の坂を一歩一歩、上(のぼ)っていく。少しずつ、自分の力で自分の夢を実現していく。その人こそ、本当の深い喜びを知る人である。また、ここに、人間としての美しい人生がある。



自分が決めた使命の道を、人生の最終章まで、悔いなく断固と貫きながら、生き抜き、戦い抜いていくことだ。

そして自分自身が、勝利の満足をすることだ。「誰かのように」ではなく、「私らしく」生きていくのだ。



生きる喜びがほしい、と嘆いている人を、時々、見かける。しかし、本当の喜びは、人から与えられるものではない。自分でつくり出すものだ。



浅い人間には、浅い恋愛しかできない。本当の恋愛をするなら、本気で自分をつくるのです。



「いつか」ではない。「今」である。この時を完全燃焼せずして、真の人生はあり得ない。



見栄や虚栄というのは、「人にどう見られるか」ばかりを気にして、自分を自分以上に見せようと、飾り立てることです。しかし、そんなものは幻です。

虚栄の人は、背伸びをして、いつも、つま先立ちで歩いているようなものです。それでは疲れてしまうし、生きること自体が苦しくなってしまう。虚栄がなければ、人生は何百倍も楽しく生きられるのです。



冬の寒さを知る人こそが、春の暖かさを実感できる。苦しみの闇が深かった分だけ、大きな幸福の朝が光るのである。

どんな運命も価値に転換していく人 ー それが、人間としての勝利者であり、王者であろう。



2012.10.6




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