詩人:ジャガー | [投票][編集] |
ブラウン管に憧れて
飛び込んできた君
君はカリスマと
お金との引き換えに
自分の人生を棒に振る
人格を変える
キャラクターとして
生きるんだ
心を売りたまえ
人間が商品
人間が消費
人間が商品
人間が消費
僕があの娘に会いに
家に向かってる時
あの娘は近くの
公衆便所で
汚いオッサンと
絡みあっていたんだ
お金と引き換えに
体を売りたまえ
愛とSEX
愛とSEX
人間が商品
人間が消費
人間が商品
人間が消費
僕らは
こんな紙切れに
呪われてる
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空っぽに創られた
色も無く無機質な
記憶がホラ…胸の中
君が微笑みかけるから…
流れ出た幼い涙は
怒りを忘れ、目を閉じて
意味の無い想いの
わずかな光をあきらめた
どんな苦しみや痛みさえ
記憶は優しすぎて
やわらかく僕を
連れ去ってしまうから
今も歌うんだよ
愛を歌うんだよ
君の事を…
絡まり合った糸を解く仕草に 未来をたどる子供のような わずかな望み温めて 誰も映らない瞳閉じたまま 寒い冬を超えよう 君を想って…
遠く微かに見える
日の当たるあの場所へ
飛んで行こう
ひとり記憶を握り締めて
空っぽに創られた
色も無く無機質な
記憶がホラ…胸の中
君が微笑みかけるから…
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後ろを振り替える
足跡を見つめる
吹く風は冷たさを残し
どこへ向かうのか
木々を揺らし
水気を奪って
空に舞い上がる
地上を残して
音の光は突き刺さる度
頭を溶かして時間を忘れ
すべて狂わそうとする
それでも変わらず
世界の回転は
早さを増して
行けと…
止まること無く
迷い漂うすべてが
真実も意味も
わからないまま
続く旅路を
何故と問う
時は流れて
君は消え去り
わずかな傷を残して
過ぎ去った日々を
何故と問う
それでも変わらず
行けと…
落ち葉のように
死ぬんだろう
流れに逆らう事できずに
舞い落ちたそこに
わずかな答えは無く
すべては流れを止めず
回り続ける
止まること無く
迷い漂うすべてが
真実も意味も
わからないまま
続く旅路を
何故と問う
時は流れて
すべて消え去り
わずかな傷を残して
過ぎ去った日々を
何故と問う
それでも
行けと…
早さを増して
行けと…
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見渡す空気は晴れわたり
吹く風軟らかく髪を撫で
目と目が会うたび
高鳴る鼓動、恋をしてた
望みは儚く宙を舞い
君の隣には花が咲いた
無器用で無防備な胸が
熱く痛んだ、恋をしてた
なめらかに朝に包まれて
布団の中眠れなかった
どんなに僕を苦しめても
忘れないよいつまでも
移り変わる季節の中で
そっと君を思い出して
包む様に歌いあげよう
やさしいあの風に乗せて
やがて僕はひとりで
形の無い物を抱きしめる
何も意味など無いさ
記憶に沈む、恋をしてた
穏やかに日々は流れて
季節の中あの頃のまま
どんなに僕を苦しめても
忘れないよいつまでも
移り変わる季節の中で
そっと君を思い出して
包む様に歌いあげよう
やさしいあの風に乗せて
やさしいあの風に乗せて
やわらかく無器用な…
やわらかく無器用な…
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日が落ちる夕方の
空はまだやわらかい
世界を哀れむ様に…
急かすような追い風は
形も無く無意識で
こみあげる愛しさが
涙に変わる前に
やわらかく吹き付けて
連れ去ってしまいそう
ねぇ…
時が映し出す
流れる全ての前に
ねぇ…
答えはあるかな?
そのとき
太陽が泣いた
鮮やかな
作られた世界を
オレンジに染めあげた
太陽が泣いてる
あふれそうな愛しさも
過去に作った悲しみも
止まりはしなかった欲も
体もなにもかもすべてが
はしゃぐ子ども達も
迷い漂う空気さえも
流れた時間さえも
過去も未来も
全てが…
太陽に溶けた
全てが…
ひとつに重なった
迷い込んでた全てが…
オレンジに溶けて…
嗚呼…
… … …
太陽が泣いてる…
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真夜中一人
外へ駆け出して
月をながめてた
言葉にならない
思いを蹴りあげて
空気を抱くように…
真ん丸くて綺麗な
それになろうとして
両手で空をあおいだ
言葉にならない
思いを蹴りあげて
空気を抱くように…
時が映した流れは
空の雲のように
やがて全て形を変える
枯れ花がうつむく
その向こう側…
長すぎる連鎖の
その向こう側…
手を伸ばした
遠すぎる空は
四季を鮮やかに彩った
羽を持った
飛び遊ぶ鳥が
金色の月に溶けていった
風が最後まで
吹き尽きた時
たどり着いた場所が
また別の始まりとしても
涙とか声だとか
光になる
砂が舞った
荒れ果てた荒野は
時季を持って輝いた
雨になった
流れ行く雲は
光と溶けて虹になった
手を伸ばした
遠すぎる空は
四季を鮮やかに彩った
羽を持った
飛び遊ぶ鳥が
金色の月に溶けていった
輝いて満ちて行く瞬間が
時の向こうで待ってる…
残酷すぎる真実を
通り抜けたら行こう
さぁ…
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そう…僕らは
結局最後は
ひとつになる
分離した生命体
時の最果てを
待ちながら
知らないすべてと
ひとつになりたがる
僕らにも
重力がある
空を愛撫しよう
雲に溶けてしまって
やがて雨と落ちよう
大地に固められ
蒸発して空気になる
繰り返したら
やがて核になろう
時間軸の違いを
なんとなく手探りで
掴みはじめたら
そこはわりと
現実的だった
確かに存在する有限と
しかし圧倒的な不可能…
僕らは呪われてる
数億にも見えている
無数の絡まる糸は
実は四次元的に
1本に繋がっていて
過去、現在、未来
すべてひとつと知った
時の最果てには
時空をも越えた
存在のすべてが
ひとつになって
丸まっているんだ
そう…僕らは
結局最後は
ひとつになる
分離した生命体
すべてには
重力がある
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荒れ果てた広野の
あちらこちらで
無駄に煙を起こすような
そんな行為ばかり
そんな人間ばかり
俺もそんな一人で…
ただ気付いているんだ
世界の残酷さを…
果てしなく孤独で
そう…
みんな真実は孤独で
太陽にさらされた
悪夢を…
闇を…
這いつくばってるだけ…
無我夢中で
知らない何かを
存在すら知らない物を
探し回っている…
貧乏揺すりのような
ただ…
ただ…
空間を繋ぐ
たった1本の糸を
揺らしたりするんだ
生きると書いて
焦れるととらえる…
死ぬと書いて
眠るととらえる…
俺は…
それでいいと思ってる
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悲しみなんて
もう知りたくない
涙なんてとっくに
忘れたけどね
君のやさしい声に
包まれた瞬間に
僕の乾いた心が
うるおってゆく
少し焼け跡が
ズキズキくる
雪が舞い降りて
月が踊るメロディ
奏で始めたら
旅立ちの合図だ
さぁ…行こう
あの煙突を上って
流れ星に飛び乗ったら
銀河を越えて眠るのさ
落ちないように
僕の手をしっかり
握っていて
雪におおわれた世界を
君に連れられて歩きたい
寒さを暖め合って
瞳の中飛込むんだ
さぁ…行こう
あの煙突を上って
流れ星に飛び乗ったら
銀河を越えて眠るのさ
落ちないように
僕の手をしっかり
握っていて
ただ今は
想うだけ…
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ぼんやりと沈む
枕の上転がる寝息が
たまらなく愛しくなって
黙ったままで
眠る君の顔に
キスをする
嫌がる寝顔に
妙に寂しくなって
背中を向けて
寝たフリをする
引き裂いて
また繋いで
また引き裂いて…
イタズラに繰り返された
心まで同じように
傷つけは舐め合って
引き裂かれた愛をまた
キスで繋ごうとして…
何度も繋げてスリ減った
そしてはまらなくなった
このネジの様に
何度も繰り返し
許し合った
ぼくらにはもう…
水をナイフで
切りつける様に
水面が映し出す空が
醜く波紋で揺らいでも
やがて波は静まり
水しぶきは雨でもなく
水面にまた青空を
広げるだろう
ぼくらも同じで
きっと愛とか心には
カタチなんか無いって
信じ続けるから
スリ減る事はあっても
いつかはまた
繋がれるはずだから
そのときはまた
キスでおやすみしよう
愛を繋ごう