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ジャガーの部屋  〜 新着順表示 〜


[334] 伝わるかい
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伝わるかい

こんな言葉たちが




美しくありたくて


着飾ったり

並べ替えたり

そんな詩たちさ




五感で生きる日常には

到底

敵うはずなど無いけれど




それでも僕は

書いてきたんだよ



愛しさと

孤独と

希望と

自我にまみれて





聴こえるかい


この詩が



伝わるかい


この言葉たちが






心など決して

言葉では描けないとしても


それでも僕は

書いて行くんだよ




 

2010/11/18 (Thu)

[333] 君の未来
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もう哀しみなど

終わりにしてしまいなよ


今日流した涙は

きっと

君をまた

綺麗にするから




君は深い孤独を知るから

同時に愛の深さも解るさ


そして君は

出逢うだろう


これからの君を

愛する人に





だから

もう哀しみなど

終わりにしてしまいなよ



甘えた恋など

捨ててしまえよ

二度と思い出さぬように







周りを見てごらん

君は決して

ひとりじゃないだろう


その人達を

今までより愛して

強く生きるんだよ





君は強い痛みを知るから

同時に愛の優しさも解るさ


そして君は

出逢うだろう


これからの君を

愛する人に





 

2010/11/17 (Wed)

[332] アイ
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その体温を

まだ覚えている


触れた瞬間から

心の一番奥へ

伝わったから



冷たい風に

奪われようと

決して消えないまま






その寝顔を

まだ覚えている


見つめたまま

僕のなかで

時間は止まったから


醜い世界に

目を閉じても


決して消えないまま







君を奪う総てが

狂うくらい許せなくて



誰であっても

どんな出来事でも

過去も未来さえも

僕たちには

必要など無かったんだよ





だから

さよなら


君に触れるたび

僕はそんな自分が

一番許せなくて

壊れてゆくから











その愛を

まだ覚えている


どんな何より

強く激しく僕の心を

揺さぶったから




どんな時代に

流されようと


決して

決して

消えないまま





 

2010/11/16 (Tue)

[331] 今宵月が遠退く
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また夜


吠えず


鳴らぬ


泣かぬ


風は吹いても


何も聞こえない


何も見えないし


何も思い出せないさ




ただ ただ


暗闇


激しく


無音




 

2010/11/08 (Mon)

[330] 何処を向いても
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単なる思い込みでは無い

そんな事とっくに気づいている



平穏な日々

優しい布団の中

純粋に生きろと叩き込まれた教育

人には優しくあれと身をもって感じた瞬間

脳裏に浮かぶ悪夢

恐ろしい想像

恐怖と脅迫

疎外と連帯

社会と人生

主張 そして批判と同調



ロックンロールにすがって生きたって

そこに理想は本当にあるのか







違和感はそこ



僕らは常に流されている


あらゆる方向に

あらゆる思想や思惑に



違和感はそこ


本当の自由など

実態は何処にも無い





 

2010/11/03 (Wed)

[329] 休日を待つ
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それ程悪くは無い毎日さ

少しの不安や不満くらい

惰性に身を任せれば

そんな今日も終わり



もう一度 今度こそ

あと一日 今日こそは


休日を求めて

たんたんと生きている





未来が憂鬱なのは

憂鬱な過去があるから


苦い体験をするほど

僕は臆病になるみたい



そしてもう一度

もう一曲

もうワンフレーズ

もう一言だけ


継ぎ足し 継ぎ足しで

毎日を凌いでいる



 

2010/11/03 (Wed)

[328] 深海から
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愛しい程苦しいなんて

素敵ね 馬鹿みたい


昔の詩を読み返したりなんかして

思い出してもみるけど

歌声は取り戻せない


新しい曲に

塗り替えられてく毎日






いいんだ



これで






死に物狂いで

求めた思い出は

真っ暗で重い

深海に沈めたまま





水面を見上げたら


光が揺れている




あと少し泳げば


青空が待ってるかな



 

2010/10/27 (Wed)

[327] 静かな日々
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痛みを忘れるなら

そう 記憶ごとね




心が許さないみたい

頭ではわかってるのに


「せめて思い出だけは」って

都合良くはいかないものさ



水性絵の具の

薄い薄い色使いで

うやむやにしてきた

愛も夢も心も全て




多分

一生に一度きりだよ

こんなに理不尽な想いは


"けじめ"すらも

つけきれないのに


僕はわがまま過ぎるね




痛みを忘れるなら

そう 記憶ごとね


永い時間が掛かるだろうけど

静かにその時を待つよ



 

2010/10/24 (Sun)

[326] 差別と洗脳
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生まれも違えば

暮らしも違い


環境が違えば

価値観も違い


性別が違えば

本能さえ違い



区別との違いを

説明して下さいな


誰に押し付けられたのか

非現実的で

響きだけはいっちょ前の

下らない主張



そもそも

そんな事でいがみ合う時では無いでしょう


危険はもうすぐ迫ってる


とにかく早く理解して

"今"どうにかしなきゃ



よく見なよ

あなたとわたしは

こんなにも違う



 

2010/10/22 (Fri)

[325] フルカウント
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もがくもがくもがく


限りなく狭い通路で



キョロキョロキョロキョロ

あたりを見回しても

横は一面壁

前と後ろに狭い通路



悪あがきするな

じっと受け入れろ



いや駄目だ逃げろ

脱出路ならあるはずだ




悪い夢か


以外と心地好いけども


何か 何だか 何でだ

悪い予感が膨れ上がる




まさかまさかまさか


このまま一生終わるのか


まさかまさかまさか


何も成し遂げないで



まさかまさかまさか


まさかまさかまさか



早く眠らないと


明日も早くから仕事だ

 

2010/10/22 (Fri)
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