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ジャガーの部屋  〜 新着順表示 〜


[294] あの頃
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あの頃の強かった僕

生き抜く事と

生かされる事の狭間に

もがきながら



それでも確かな叫びと

楽しい孤独にまみれて

ひっそりと生きたかった




あの頃の弱かった僕

不規則でも確かな痛みと

愛という痛みに

もがきながら

それでも


このまま生き抜くと


たったひとつ孤独を

抱き締めながら

終わらない歌を

歌いながら




矛盾という渦に

溺れながら

それでも愛しいと

歌っていた


 
 

2010/01/20 (Wed)

[293] 不信
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その価値観なら

僕らの見上げる未来に

奇跡なんか無いし

僕らの出会いにも

運命なんか嘘だよ




なんでここまで来た?

愛してるからさ



君の態度を見てみなよ


約束が違うじゃない





TVの中で

ふたりが愛し合いたい事を主張した人を

みんながみんな異常だと叫んでた

可哀相なのはどっちだ



現実主義が正しいのか


それならもういらない






ふざけるなよ

愛じゃ足りないんじゃないのかよ

あまりにも

約束が違うじゃない




 

2010/01/03 (Sun)

[292] 坂道
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そう

まるで別人だね

って



なんてまるで

何も変わらないみたい




僕も相変わらず

嫉妬深くて情けない奴で

こんなに憎たらしいくせに

何回開き直っても

君の名前を呼び続ける




また再会から

始まりはトトロ


雨できらきらの世界

長い上り坂が目指す

同じ空を見ていた




やっぱり君が大好きなんだ




 

2009/12/30 (Wed)

[291] 下らない詩
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繰り返し繰り返し

繰り返し繰り返し




ずっと脱出できないまま




あの暗い部屋のまま

同じ景色同じ場所から

抜け出せないでいる






動かない詩




僕の身体はずっと

捕われたままでいる




時間が止まっているように




場所が変わっても

これじゃひとり




僕の書いた駄作達




結論にたどり着けない


不満と上辺だらけの


終わり無い孤独の


下らない詩達




 

2009/12/30 (Wed)

[290] 謎の立ち位置
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その扉を引き裂いてくれ!


破れた音が聞こえるくらい




いいさどうせ


なんというか僕なんか

傍観者に紛れたピエロ


知ったかぶって

感情のコントローラー壊して

画面に映る景色が

砂嵐ザアザア

音楽にすればいい






どうしよう

また失敗したんじゃないか


何処に向かって

何処を歩いてるんだろう


向かう先

とりあえず歩く足


数え切れないくらいの

妥協と失敗の恐怖が

また夜な夜な訪れる




誰か助けて!って

救いようが無いさ


変なプライドが牙剥いて

社会環境に適応しようとしない





どうでしょう

ねえ本当の僕

制御装置に繋がれた

暴れん坊


どう思う?

満足してる?

正しいかな?

今の僕の受け答え

知識価値観表情は



僕はあなたつまり僕を

殺そうとしてないかな?




痛いよ




 

2009/12/30 (Wed)

[289] 個体
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幾度もあった人生の選択肢を
ひとつひとつ指で摘んで

夢を見るように
それよりも理性的に


そう


長い間こういう風に

此処から眺めていた






すると僕らは

なんてちっぽけで
なんて壮大な生き物だろうか




無数に張りめぐる糸

複雑に絡み合う意図


どれかに操られながら


それでも

"そういったもの"とは
全く関係の無いものが在る




主観的に
客観的に
相対的に

僕らは今
その世界を歩く




その目で何を見た?

その耳で何を聞いた?

その声で何を伝えた?

その手に何を持った?




未だ血が流れてるんだ



 

2009/12/30 (Wed)

[288] 何度も見上げた空
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降る 降る 降る

永い夜に刻まれた


理解と痛みに苦しみながら


それは直結しそうでも

離れていて


意味を成す場所へ

導かれて眠る




「もしかしたらあの部屋は
まだ空き部屋かもしれない」

そんな事も考えながら


過去と未来と今の

時間の狭間に耐え忍ぶ





降る 降る 降る

誰かの悲しい歌が聞こえる


恐ろしい道の上

そのもっと上の

広過ぎる空




始まりの合図は

終わりの合図


一瞬 躊躇した僕の真上に

ただ青暗い空が広がっていた




 

2009/12/27 (Sun)

[287] 
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あいつが夢の中で

あんなテレビに出てて

笑ってた僕の隣の君には

角度的に障害物で

テレビが見えなかった

だから僕はひとりで

笑って喋ってたんだね


















好きです

好きです

好きです

愛してる




たったひとり

ただのひとり

一度だって

もう





また



2009/12/27 (Sun)

[286] 空っぽ
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息を止めてみたら

苦しくって

たまらずボクは

思いっきり吸い込んだ




鳴る鼓動

早過ぎるリズム

不規則に奏でる






胸に手を当てていたら


気付けば朝になっていて


時間が無いからと焦って

ボクの身体と頭は

日常に急かされて空っぽ




うわあうわあうわあ


やりたい事が出来ない


誰も認めてくれない





愛ってなに?






生きる事がこんなに

辛いなんて


知ってたけど




ボクの身体と頭は

日常に急かされてまた

空っぽ





もうこんな時間



 

2009/12/27 (Sun)

[285] 螺旋
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遠過ぎた理想は

それを"貫く事"という矛盾に

二度と叶わぬと決められた





考えてみれば

記憶がある時から

僕は歪んだ人間だった




何かを探してるようで


何かから逃げてるようで






苛立ちを催促する記憶憶測

熱くなって加速して

怒り 怒り 怒り 怒り

怒り 怒り 怒り 怒り

深呼吸で科学反応

嫌悪 憤り 加速して


深く 深く 深く 遠く


視界は真っ黒

ぐるぐる回りだした






最近頭痛と目眩が酷いんだ


"知ってはいけない"と

もの凄くそんな気がするのだけど




深く刻まれてる


そして針はまた


動きだす





 

2009/12/15 (Tue)
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