詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
雨が
屋根に叩きつけられる音だけが
この夜を支配するなら
愛なんて
もう忘れてしまいたい
この涙はきっと
海に辿り着くまで
誰にも心を許さないから
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正しいコトは
日々変わっていく
立場や愛に彩られて
明後日には間違いだと知るのに
間違いに変わるのに
結局
一番大事なもの
なんて
よく知るものなのに
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まだ少し
朝は肌寒い
こんなまわりくどいやり方は
嫌いだと言ったのに
どうせもうすぐ
急に暑くなりだして
タオルやら着替えやらエコやら
いろいろと失うんだ
きっとふくれた面の君は
すぐに笑ってくれるけど
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何をすべきか
何処へ行くべきか
耳も目も
奪われた
真っ赤に染まる空の色は
遠くで誰かが焼かれる色
時々貴方が言った言葉を思い出す
言葉に添えられる
僕を憐れんだ瞳も
君は
君は
まだあの空が綺麗だと思うかい?
まだあの空が
美しいと思うかい?
大丈夫
嘘つきは僕だ
世界は残酷なだけ
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涙が流れた
止まらない涙が
その価値や尊さに
なんの別なく襲う悲劇
失ったのは確かにそこに生きた命
幾千の過去を
未来を
今を
無情に流し去り
ああ
なんと無力なのだろう
目の前で崩れ落ちる悲しみに
手を差しのべる事さえできない
命を差し出す事すらできない
やっと届く僅かな声で
いつまでも吠え続けよう
僕にはソレしかできないから
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生まれると言うことは
たくさんの悦びを知ると言うこと
生まれると言うことは
たくさんの悲しみを知ると言うこと
生まれると言うことは
いつか人を愛すると言うこと
生まれると言うことは
いつかは人を裏切ると言うこと
出来ればあなたが悲しみよりも少しだけ多くの悦びを
出来ればあなたが裏切るよりも出来るだけ多くの愛を
いつか知ることを願っています
生まれると言うこと
それは人が持つ奇跡の力
あなたがこれから
生きていくということ