詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
俺が君より先に死んだら
俺の棺桶に君のアレ
必ず入れてね
って約束した
別れちゃって
もう守れないけど
君が俺より先に死んだら
君の棺桶に俺のアレ
入れてねって約束も
もう守れないけど
アレはとっくに無いから
だけど
だけど
約束もアレも覚えてる
あの頃君がはいてたパンツ
愛してたんだ
君を全てを
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お前はピンチの王様か
ピンチの
それも手遅れ級のピンチをいつも抱えてくる
ああ
俺に似たんだ
にしても
にしてもだ
結構 凌いでこれたな これまで
本当に逃げ出したくなるほどの事
何度かは家も仕事も投げ出してしまう事も考えた
でも
乗り越えてきたな
乗り越えてこれたな
愚直で何処にも頼れるあての無い
俺たちだから
傷つけるより傷つく方しか選べない
俺たちだから
ピンチのピンチも
今 目の前にあるこの最大級のピンチも
大丈夫
俺に任せろ
お前の為なら
この馬鹿息子よ
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したなー
ガラでもない俺がだ
したなー
いや
させられた?
そう やらされてたテレフォンセックス
上手かったんだよアイツ
ガラでもない俺をその気にさせやがって
何回もした
させられた
クソ
もうしてくれないだろな
テレフォンセックス
アホみたいな
テレフォンセックス
最低(笑)
テレフォンセックス(笑)
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六月も終わりに近づき
梅雨入りしたものの少雨で
だらだらと季節をひきづっている午後
もう閉店した道の駅の駐車場
紫陽花も盛りを過ぎて
大きな葉にでんでんむし
そう言えば昔
この頃に別れたっけ
この世で最も愛したひと
行方も生死もわからない
今は 三度目の結婚をし妻が居る
なんで三度もしたんだろう
懲りない男だ
そう でんでんむし
のらりくらりと この梅雨のよう
家に帰れば あらここにも
居るよ でんでんむし
話しをしても 声をかけても
全っ然 全然
でんっでん
でんでん無視
でんでんむし
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民間人:「ねぇ神様、人気が無いのは嫌われてるって事なの?」
神様:「いや、そうでは無いぞ。無関心なのかもな。」
民間人:「無関心って生きてる意味無いじゃん!」
神様:「うむ、よいのじゃ。お前も無関心で居れば良い。」
民間人:「神様、それ、神様の言う事ですか?」
神様:「黙ってワシの言う通りにすれば良い。さあ、さっさとその投票用紙にワシの名前を書いて投票するのじゃ♡」
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全部 流れ込んでくる
どんな映画も
どんな小節も
ドキュメンタリーも
フィクションも
噂も
誰かの創り話も
誤解も
疑惑も
ならわしも
嘘も
全て
自分に起きた事の様に
心に 全部 流れ込んでくる
処理出来ず
流したくも無い 涙
これも
全部 流れ込んでくる
流れ込んでくる
流れ込んでくる
溺れる
自分の涙に
溺れる