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夕空の部屋  〜 新着順表示 〜


[815] 
詩人:夕空 [投票][編集]


いつからか

いつまでか

どこからか

どこまでか

…目が覚めない…

2008/11/23 (Sun)

[814] 深夢
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溺れたくない

沈みたい

静寂の雪の様に

枯れた木の葉の様に

見とれたい

沈んでいくその先に

例えそれが
何もない毎日でも

代わり映えのしない夢でも

そんな場所が
在るのか
それさえも解らないけど

2008/11/23 (Sun)

[813] こだまり
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雪に見とれて
月は沈んで
水底には

残骸が降り注いでくる


かつて有った
それは
いまもまだ
露を枯らしてはくれなくて

ほつり ほつり
水面を溢れ垂らしている

2008/11/23 (Sun)

[812] 夕夢
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どんなにも
一人になっても
…独りにはなれず…

どれだけ
苦しんでも
…報われもせず…

どこまでも
ただ1つ
…晴もしないのに…

どうしても
どうしようとも
…鳴病まないから…

せめて
この時だけは
…何者でもないままに…

2008/10/27 (Mon)

[811] 
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芽吹く為の春

大地に転がり
実を固くして

沈んでいく

その柔らかな身を盾にして

2008/10/21 (Tue)

[810] それ
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この手には
何もない様にしてきた

だから

擦り堕ちるモノも
握りしめるモノも
…何もない…


それだけの溢れ堕ちた手

2008/10/12 (Sun)

[809] 得る
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得る事に
価値が
無くなっていく

得る為に
己が
薄くなる

得た為に
理解
出来なくなっていく

得た事で
無く
なっていく



…何処にあるんだろう?…

2008/10/06 (Mon)

[808] 憐れ
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誰も助けてくれない

自分を呪い

誰にも助けれられない

世界を呪い

思いを海底に沈めて
何者にも洩らさず
…泣くのは空ばかり…




この手には何も残らない


2008/10/05 (Sun)

[807] 内と外
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片棲みに
隠れた子猫

哀れな
小さな
懐かしい
泣き事

馴染んでいく
やがて染められた色に

いつの日にかと
祈りを込めて
籠めて
美しくなっていく外界


影ばかりが
その濃さをまして

静けさに見上げた虚の空

2008/10/05 (Sun)

[806] 産まれたその日から
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堕ちちたいと


願ったところで


空へと還るのだから



『この場所からは…
…逃げられはしない』

2008/09/26 (Fri)
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