詩人:morning star | [投票][編集] |
過ぎ去ってしまえたなら、
あの愛おしさや苦しささえも
錯覚(まぼろし)のよなあやふやさ
不確かさ
生命の軌跡の途上、とおい果てやはるか過去をさがして居るような瞬間に
笑い声や絶壁さえもかすれた記憶に…
わたしのぼくの生命の深淵きに
たまる蓄積された業と時間が
どんな花をさかせて
如何様な夢と現実をみせる
この心象(こころ)の眼差しへと映りゆく
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多次元の中の同次元で
遭遇した魂と魂の融合を終えた
目醒めて間も無い
瞳の永遠性が照らし合わせた
みらいの姿の信実
掌にし生命へと宿すべく旅発ちの歌に
今は身体(み)も感応(こころ)も委ね
刻の呼びかけを心待ちにして居るの
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変転しゆく世紀
あらかじめ決まっていた
ものがたり
かつてなき
躍動の創まり
個々の深奥の扉をたたいて
かすかなみらいからの気配が
伝わりくる
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忘れていた
かつてのたくさんの記憶(こと)が、
よみがえり・・
忘れていた
かつてのたくさんの咲顔も、
よみがえり・・
なくしていた
かつてのたくさんの風景が、
よみがえる
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超高速のビートの音像の中で
同化して征く魂と清心の感覚で
刻まれた刹那の倦怠感すら吹き飛ばして、
熱い呼びかけの鼓動の叫びは
自由の翼さえ与えくれた
最後の憶いと、最後の憶いと、とどけと、
最果ての輝きを掴めと
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灼熱と猛吹雪の
嵐の夜に生誕まれた君へ。
目指した天涯の宇宙から
大白牛車の旗を振りかざし
声聞・縁覚の境涯すら超えて、
「おはようございます」のめざめの
朝日のまばゆさ感じながら、
混沌の世に地より涌き出でた
無二と不二の唯一の生命光らせて
今生の旅路へと踏み出し始めた
革新の桜の花弁舞い舞う感応の展望(イメージ)
はるかかなた迄も宿らすように
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わたしは、わたしたちが
どこへ向かうのかを識って居る
わたしは、わたしたちが
なにを欲しているのかを識って居る
わたしは、わたしたちとの別離れを越えて
わたしは、わたしたちとの出逢いを繰り返す
忘れても憶えてる、忘れたとしても憶えてて
忘れても憶えてる、忘れたとしても憶えてて
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優曇華の開いた夜に観にゆこう
きっと瞳はきらきら、お星さまも綺羅々・・
けして崩れ無い福徳(とく)を積んで行こう
万花(はな)の咲きあふれるようなみらいを構築させるなら、
元品の尊き善性発揮させたから、
七いろのアーチは現世の今の君の生命と、
過去世・未来世の三世の君の生命との感応を通じて、
さまざまの景色をパノラマのように万華鏡さながらに観せて
はるかもっと遠くに在る其の居場所を教えてくれる
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悠遠なる宇宙の片隅を旅して居た…
私達のちいさな藻屑の様な
無量無辺の可能性を秘めた生命…
今日眠り明日起きる様に“生死”繰り返す
過去の世の因果を引き継ぎまた目醒め
現在の世の因果を携えてはまた臨終る