詩人:morning star | [投票][編集] |
希望の断片をひろいながら
生命のそばに添わせながら
果ても見えぬ道のさきをめざそう
陽光のようなひかりのシャワー
纏うように染まりながら
記憶の景色つなぎ逢わせて
たどり着いた心の聖地にそびえ起つ
未来世(あした)の塔から眺めた世界
きみと私の宇宙画さえも
瞬時におもいださせた
ここに居るよ。
いつも時間に不思議なメロディー
ささやかれて
過去も未来も現世もゴチャゴチャだよね。
遠い時間から聴こえくる
おもいでのざわめき
おとしたなみだのはじけた刹那
きみのけがれたおもいのくるしさ
とりもどすよにひとみをなでた…
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地獄の業火から焼きつくされてゆく
此のせかいをたすけて…
地獄の境涯だけ彷徨う六道の境地からは、
もう抜け出したくて…
愛する人びとの悲鳴が阿鼻叫喚する景色に、
もう心はくたびれはてて…
きみの生命へと宿る
秘宝のような希望の哲理
目醒めさせて。
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ぼくの夜と
きみの夜の
その尊く崇高な
祈りからのひろがり
過ぎ去った懐かしい季節が
そこらじゅう充満し溢れてる
ぼくの夜と
きみの夜が
出逢い混じり合い
幾つもの連なり
こわれかけた世界の再生を
イメージしている夢がもう産まれてる
ぼくの夜と…
きみの夜と…
ぼくの夜と…
きみの夜に…
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“永遠の思い出を創る”
詩を謳って
きみと壮大な宇宙の高みへと
つき抜けよう
たくさんの流星が降り注ぐ場所が、
歩んでいる天球の弾み迄、
私たちの魂の泉から隆起する。
言霊がどこかへと翔んでった
めぐりめぐって戻り来た大地の上には、
あの日からはずっと留まったままの憶いの滴たち
生命の宿る秘密は語りかける
「ほんとうのきみになるために詩を創りつづけなさい」
あしたがきのうだったっていいサ。
きのうが解らないままでも構わないから…
夜がくるたびに、
朝を迎えるたびに、
ぼくらは失くしていたすべてを
取り戻し始めてゆく
きこえてくるだろう…
永遠の歌の旋律は
めざめはじめているんだろう…
悠久の詩の調べに
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きみの宇宙も世界の形や色彩も
わたしの宇宙の自界の歌や音律も
また新たに革新を繰り返して、
踏み込んでゆく現世の次の扉開けては、
しずかな心の沈黙
其れだけにイマは委ねながら
春の季節の華々しく放たれた
誇らしくまばゆい景色に、
無限大の夢の跡膨らませて。
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ゆっくりユッタリ
ながれゆく白雲のような生滅繰り返してる
わたしたちの意思も生命の息吹も
あしたからまた創まる時間の目覚めも
さざ波が揺れている
情景の変転しゆく様の
不思議な感覚に
何所からか浮かび上がりながらも、
明滅したともし火の明かりに見とれるようにしては、
還る日を、また呼び戻されゆく日を、
感じとるように
ひとりの生命の証を刻み込む
声を詩を憶いを…
繋ぐようにしながら、
渡らせるようにさせながら、
生きている夢をみるようにしては…
ねむらないあしたをさがすような
言葉をつづけながらも…
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めぐりめぐる刻の調べ
くぐりすすむ風の中で
宇宙のなみだ光らせて
集まり解き放つうたかたの彼方
めぐりめぐるキミの調べ
かなでうたう海の其処へ
大地の響き伝わらせて
目醒めて微笑うひとときの刹那
めぐりめぐるキミの調べ
めぐりめぐる刻の調べ…
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忘れていた過去世(じかん)を憶いだそう
さがしていた生命(こころ)のとびらを開け放とう…
ながれている時の旋律に耳を澄ませて
ねむりの鎖につながれた魂の鼓動を呼び戻せば、
生誕まれるだろう
時流さえ超えた
夢の境涯の確立は
出逢えるだろう
縁さえとぎれた
嗚咽(なみだ)さえも拭うメロディは
暮れていた
草臥れ果てていた
魂の牢獄の鍵を
イマくずすように
外せたならば
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きみを助けること
それは
ぼくを助けること
きみが生滅すること
それは
ぼくが生滅すること・・・
わたし達は、
刻の連なりのなかで
運命を分かち合う
雲がながれゆく
滴は天を濡らす
夢は希望を与える…
輪廻したあの日の生命のきみとぼくが
この世界に再び
存在する。
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終末の世界の幻影におびやかされて
安堵を無くしたまなざしの群衆
埋もれたままの時計台の大地の上にいたままで、
借り物の思想は既に役には立たず
なぐさめの言葉をわたしは待っているよ。
ひびく魂の詩をイマも捜しているよ。
幼き機根の溢れかえる時代の
寂れかけた荒廃の景色に
私たちはイマもあなたの其の出番を待ち侘びて居るの・・