詩人:morning star | [投票][編集] |
目眩の時間(なか)で、薄れゆく意識の状態(とき)に、
身動きも縛られて、
未來に茫然と対峙している・・
のし掛かってくる業苦(さだめ)は、
鉄壁や煉瓦の如く、
力尽すも思う様粉砕けず
虚空の風のそよぐ音(ね)、耳朶に澄ませながら、天涯の先へ在る都(とき)だけ浮かべ一念(おもい)馳せ、
奔走る今生(いま)突き抜けた隼の羽根、駿馬の脚、
疾風(はやて)の瞬き、星屑の光線(ひかり)、永遠の詩(うた)。
繋げた生命(いのち)、輝ける日々(とき)、
歩きゆく私・・・変転わらない執念(けつい)
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帰命を欲する魂のまま、
宙に浮かびながら固唾を呑んでる・・
願望いも、切実(いのり)も識りながら、
惑いの最中(なか)へ巻き込まれてゆく自己(おの)を、
如何する解決(こと)も出来ぬままに・・・
説得性の在る真実(せかい)に渇望の瞳凝らし、
安堵感に満つる余生(じかん)の場所を展望している。
今世紀(じだい)に、巣食われるのか、
今世紀を価値創造しゆくのか、
「魂の合戦」です。
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風のカーテンを開いて、
あわただしさから離れた場所へ
原野の向こう、咲き広がる花の合唱
時の速度もなだらかな色模様、
幼少の記憶もまばらな足音
集まりくるのは閑かな七色の音色。
あたかもガラスのメロディ
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たとえ瀕死の魂の私だったとしても、
瞬間先の微塵の可能性を百遍信じてみよう。
たとえ撃墜寸前の僕らの生命(いのち)だったとしても、
春光まばゆい季節の中、佇んでいる様をイメージしてみよう。
願望いは叶うでしょう、瞼の裏は安穏でしょう、至高の時へ包まれるでしょう。
肉体は辛くても、思想はくたびれてても、前途多難だとしても、
すべてのすべては、一念りと翔け上がる為の階段と転換わるのでしょう・・・
春光あたたかな季節の中で、たのしい歌を唄うイメージ浮かび来る様
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すべての力を塞がれても立ち上がる生命(ひと)。
すべての未來鎖されても諦め無い生命(ひと)。
すべての時間壊されても前進み続ける生命(ひと)。
すべての自分失くしても生命き続ける....
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胎動の深淵き記憶の意識の底で、
たゆとう眠り游ぎ渡りながら、
瞬間の閃きときらめきずっと遠くで感応じて居る。
目差す時間は、咲き出ずる刻は、我のみぞ識る。
生命の縁と不可思議胸奥へ懐き、微かの光明(ひかり)へたどり着かん
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崩壊している魂を治癒して、
涙の雫こぼして、
瞼は綴じていて
超速の世の中に引っ張られ無いでいて、
世紀(しだい)の殻が取れ終える迄
脱落しゆく声は苦心しい断末魔・・
宿命に勝つ夢(こと)容易すからず
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常に、
楽しく、
我(われ)、
浄し
常・楽・我・浄(じょうらくがじょう)
此の魂を胸に本日も、心の羽根を拡げ、時を翔けゆこう
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春の温風(かぜ)が吹いて来て、
あたたかな永遠性の時間を紬ぎ、
生命に創る果て約束されている。
こ難しいだけの言語に塗れて居たって、
最期の自分は不安なだけだよね
其の様な魂みたいな塊には成りたくは無いよ
春の清風(かぜ)を生命に吹かせて、
いざ今生の果てに、
かの日の誓願い遂げに往かん