詩人:morning star | [投票][編集] |
未來の扉を開いて、本懐(ほんと)の私に成就る。
其れが私の為に私ができる全て
雷が魂に落っこちても、時がねじれて私をバラバラにしたとしても、最愛のなにかが跡形もなくなったとしても、帰還れる場所・・
私は私自身という尊い命の宇宙(なか)へ帰還れる。
安穏安息の領域・時間・自界(せかい)
熔岩の礫が豪雨でも、最速の鎌鼬が遮っても、立ち尽くした昨日が現実でも、帰還れる場所・・
私は私自身という無二の命の宇宙(なか)へ帰還れる。
絶対法則の定まり、流れ、愉快
未來の扉を開いて、本懐の私に帰還る。
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冬の華が、雪の結晶の様に、辺り一面に咲き誇り、
ここはどこなのか、私はどうして居たのか、
ブルーの流れる雲を眺めて、明日の方角をさがしている。
冬の唄を口ずさみ、今どこまできたのか探索する旅に出る。
湖が鏡の様に澄んだ時間を映し出して、過去も未來も判別らなくさせている。
トワイライト、夕刻が黄昏れに染まり、憂うつも時雨が如くうす紫。
冬の華を、摘みたくて、花瓶に収め、部屋だけいろどりたくて、見詰め視ても、ふり注ぐ温かさ・・・
明日の色はきっとせつなくても、夕陽も焦がすサンシャイン、憂うつも燃えさかるサンシャイン
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光の詩が降りてきて、命に宿って何も怖くない
そう暗示も掛けて、勇気を奮い起こして、一歩前に踏み出したんだ。
不安の波が押し寄せて、孤独の感情が天を仰がせて、生誕まれて来た意味を問い掛けさせて・・・
大地が割れる様な気がして、五体が引き裂かれる様な思いがして、突然時が破滅(オワ)る様な気がして・・
光の詩を紡ぎ出して、命に刻み込んだからもういい。
そう誓いを起てて、目をつぶって、前進みはじめたんだ。
命が、その中へ、秘密が、真実が、秘められていると、そう謂うのなら・・・。
光の詩が描き出して、道のりを創造り出して、導いてくれるならば、そう歩いてみる・・・
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秋空が懐かしい、思い出せそうな風を運んできて・・
夕焼けが忘れそうな、記憶をずっと繋ぎとめていて・・
流れてゆく季節は繰り返されて、私達を一体何処まで連れて行くのでしょうか
街明かりはかなく、月あかりおりてきて、明日の時間へと溶けては馴染んでく・・・
あとになって理解る事にも、全部消えてしまって識る事にも、只云えるのは時間は戻らないから
落ち葉が着地する迄が永遠で、木の葉が帰還る場所が宇宙・・
いなくなっても其処に居る、私がちいさな宇宙で、隣りが場所が瞬間がすべて宇宙と云うの・・
流れてゆく季節はいつまでも綴いて終りも識らず、無始の心があの日を見つけて涙へ弾けた・・・
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大多数の「当り前」が一般常識。
少数派の理念主張は「異端」で「奇抜」。
歴史毎に観てみれば、簡単にひっくり返っているのにね、其れ等は。
真実が埋没してしまうその前に、たしかに耀いている“光"を捜せ。この地球(ほし)が崩壊してしまうその前に。
因果はすべてに宿り、生命(いのち)や現象に機縁し、識らない内に気付いている間に、森羅万象(ものごと)を新たな時間へと移動させている。
真実が声を上げているその間に、たしかと感じられる“光”を捜せ。その生命が損壊してしまうその前に。
・・・・・
多数派の、安心感・傲慢り・惰性がこの世界を壊して、
ちいさなされど強き希望の叫びが、この世界を蘇生えらせる。
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一日の間に、幾億もの縁と出逢うとされる私達のこの命・・
外出した、快晴が快適、花びらが揺れている、すずめがチュンチュン、風がふわふわり、太陽は燦々・・・
右へゆきそうな思考も、気づけば左、でもそんな事気にして無い。
雲が夕暮れ、カラスはかぁかぁ、子どもがワイワイ、時計はチクタク・・・
出逢うすべての瞬間が影響及ぼし、私達が意識織成し。
月光が煌々、流れ星がぴかぴか、スズムシがルールー・・・
見て、聴いて、感じて、あじわい、触れて、香った、すべてが私達の明日以降決定づけている。
かえるがぴょんぴょん、羊がめぇめぇ、ひよこがぴよぴよ
一日に出逢う、すべての縁を味方に出来たのなら、それはとっても素敵で自由・・
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星宙(ほしぞら)のなかに居て、
浮かび上がる感覚で、幾つかの魂と対峙している。
静音のなかで、高温の身体で、緊迫の最中に・・・
時流は停止し、交流は命の血潮、海流は憶いでのかなたへ・・
渦巻きゆく意識の演舞、
さすらいゆく景色の乱舞、
とめどなき清新の蓮舞・・・