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ゆなぎの部屋  〜 新着順表示 〜


[62] 一方通行、なんだけどね。
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きっと君がね

同じ想いの重さを
返してくれるなら
いくらでも いつでも
大好き を伝えたい


見返りなんて
求めないつもりで
この想いは自己満で
通じ合える『もしも』を
信じていたかっただけさ

馬鹿みたいに
勝手に期待して
勝手に傷ついて
勝手に涙した、それだけのこと。


同じ形の 同じ大きさ
同じ重さの 同じ質量
そんな見返りを、『もしも』を
期待した いつからか、何度も


『せかいでいちばんきみがすき』

あげるからちょうだい。
同じ想いを なんてね。
自己満足の押し付けだって
わかってるけど


あのね、




僕は君のもの。


(君は誰のものにもならないけれど。)

2010/08/11 (Wed)

[61] 何者にもなれない僕ら
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型にはまらないの
私は○になりたいのだけど
どうしても大切なもの
捨てて捨てて ○になるしかないの

□は○になれなくて
○は□にはなれなくて
同じものにはなれなくて
切ないな 苦しいな


あなたはあなたでしかなくて
あなたはあなた以外にはなれなくて
私は私でしかなくて
私は私以外にはなれないから


ごめんねなんて 泣いてみた。

2010/08/11 (Wed)

[60] 滑稽に笑う
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いらないもの いらないもの
これもいらない あれも要らない
ぐちゃぐちゃに 小さく小さく纏めて
ごみ箱に投げ込んで 全部いらないの。


笑顔なんていらないわ
だから涙があるんだもの

喜びなんていらないわ
だから悲しみがあるんだもの

幸せなんていらないわ
だから不幸があるんだもの

恋人なんていらないわ
だから別れがあるんだもの

愛なんて必要ないの
憎しみに変わるその時が
とても つらくて悲しいもの


ねぇ、だから
私は何も いらないわ

いいえ、違う
何もないの 私には
貴方と繋がる 紅い糸さえ
切れるのが怖くて 捨てたから

臆病な私
孤独な私


馬鹿な私




2010/07/16 (Fri)

[59] 君は何も言わずに
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分厚い仮面をかけて
君は綺麗に笑うよね

どんなに
雨に降られてようと

どんなに
雷にうたれても

君は綺麗に綺麗に 笑うよね


痛みも苦しみも
悲しみまでも
閉じ込めて 抱きしめて
綺麗に笑うの

白鳥のように
見えない所でもがいて
息切れしてるはずなのに
美しく 水面を舞うの


綺麗に笑う顔が
たまらなく愛しくて
たまらなく切なくて
私はひとり涙するの

2010/07/14 (Wed)

[58] 他問自答、自問他答
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ただいまを言うから、おかえりをください


おかえりを言うから、ただいまをください








そばに居て が言えない変わりに

大好きをあげるから、



大好きだよを、くれたらいいなぁ。

2012/10/09 (Tue)

[57] ぐちゃぐちゃ
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何をすればいいか
わからなくなった

大好きなはずの音が
ピタリと止んだ


僕はいったい、何を奏でていたの?
君に伝えたくて奏でていたの。
想いはこんなにも、溢れるのに
言葉にできなくて、音にならない。



書きかけの唄が、かけないまま
聴きたくないとやめたメロディーを
つけられないまま

未完成の唄ばかり、この部屋に溢れて。


2010/05/06 (Thu)

[56] 歪んだ愛
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『強くなるから』
呟いて 突き放した

悲しみに染まった君の目を
見ないように、見ないように 俯いて


苦しくなって 辛くなった
逃げたくなって 泣きたくなった

だから、


突き放したのに 縋り付いた
縋り付いて 突き放した

それを繰り返して。



寂しそうに 悲しそうに
苦しそうに 辛そうに。
力無く微笑む君に 気づいていたのに

目を閉じて 耳を塞いで
世界を固く閉じて

心のどこかで懺悔しながらも
心の奥底で笑いながら


知らないフリをした。



許されるはずのない
たくさんの罪を。
それでも


君の心に居たいんだ
君の記憶に居座り続けたい。

薄れることなどないように
強く、強く 刻み付けて



どこか遠くに僕がいっても
この世界のどこからも『僕』が消えてしまっても

目をとじれば思い出すように
忘れる事など出来ぬように
君に強く思われるように




例えそれが憎しみでも
『僕』を忘れないでいてくれるなら

歪んだ愛で君を縛りつづけて。



2010/04/26 (Mon)

[55] しあわせ
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君が笑うから、僕も笑う
君が幸せだから、僕も幸せ

これから先のたくさんの事を
ずっとずっと一緒に 二人で

同じ気持ちで 笑っていたいよ

指輪やピアス
形での愛なんていらないから
君が居る 変わらない日常を
僕にちょうだい?


君にあったら抱きしめよう
そしてそっとキスをして
『だいすきだよ』

耳元でそっと囁いて

耳まで真っ赤の君を見て
また幸せをかみ締める

2010/04/21 (Wed)

[54] 
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星降る夜に 君と手をつないで
幸せを願った
来年もまた 君と手をつないで
ここで願おう、と

叶わない夢と 知っていながら
冷たくなる君の手を 握りしめた
閉じないで、とじないで その瞼を
僕を映して 笑ってよ


その声を聞かせて 歌ってよ
君が綴った 最期の唄
変わらない愛を 誓う唄

2010/04/08 (Thu)

[53] GOOD NIGHT
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おやすみ、おやすみ
良い夢を


触れる体温は温かく
指先だけ不釣り合いにひんやりと。



おやすみ、おやすみ
良い夢を


願わくば明日も、
君が笑顔でありますように。


2010/02/26 (Fri)
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