詩人:ゆなぎ | [投票][編集] |
「終わりにしよう。恋人ごっこ」
涙隠す 痛み閉じ込め
出会ったあの日 温もり抱いて
今はない 優しい熱源
腕すり抜けた 冷たい風
弱虫を叱って 臆病を笑って
もっと強く もっと強く
虚無をかき抱いて
涙隠す 歪んだ笑顔見せず
痛み閉じ込め 今日を生きる
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星はどこまでも遠くから
孤高に
そして強く、強く輝くのに
僕らはどうしてこんなにも
頼りなくしか輝けないのだろう
それは
きっと
僕らが孤独ではないから
僕らは寄り添い助け合い
手を取り合って生きていく
その過程で
一箇所に集まった頼りない光が
大きな大きな光になって
あの星のように
強く強く輝くのだろう。
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君が ずっと側にいてくれたから
独りはとても 惨めにおもう。
寂しくて 悲しくて
君の手を握りたいのに
隣に君はいなくて
もう君に会えなくて
会えないのに 会えないのに
まだ君が隣にいると錯覚して
君を呼ぶけど
この世界中のどこからも
君の声が聞こえない。
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血で血を洗う。
託された希望は
銃声で掻き消され
明日の為と奮った武力で
誰かの「明日」奪う。
自らの幸せの為に
誰かに絶望なすりつけ
自らの正義の為に
誰かの正義を悪にする。
紅い朱いその、薄汚れた手は
誰か を、何か を
壊すためにあるのではありません。
あたたかい温かいその、大きな手は
誰か を、何か を
包み込む為にあるのです。
忘れないで、その手は
壊すために生まれたのではない事。
忘れないで、その手は
創るために生まれたのだと。
大丈夫。
あなたにも、誰かを救えるよ。
さぁ。
この手をとって。
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歩きはじめた未来はまだ
先は見えないけど
手をつないで歩いて行った
君と共に
どんな未来も越えてゆけた
あの頃を抱いて。
君の笑顔焼き付いているから
だから
寂しいことなんてないよ
哀しいことなんてないよ
どれだけ願っても
戻れないあの頃振り返るより
君が望んだ未来を
歩いていくよ
真っすぐに生きる僕を
大好きだと君は言ったから
だから
思い出は、ここに、置いて。
笑って生きるよ僕らしく。
寂しいことなんてないよ
哀しいことなんてないよ
詩人:ゆなぎ | [投票][編集] |
風は今日も、強い。
ただ、それだけ。
自由な風。
つかみ取ることも
吹き付ける場所も把握できない。
誰にも捕まらない
自由な風。
僕も風になれたらいいのに。
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ありきたりな歌なんて
ありきたりな歌詞なんて
もう、
要らない。
僕の全てを伝える
その一言があればいいのに。
好き。 や
愛してる。 じゃ足りない。
言葉にすれば安っぽくなる
この想いを
君になんて伝えればいい?
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大好きだった君の手を
握ることはもうできません
あの日から
どれくらい経ったのでしょう?
綺麗に舞い散る櫻の木の下
君と語り合ったあの日から。
あれからもう
寒すぎて花は枯れてしまいました
春がきたらまた
あの日のような満開に。
此処から想いを唄います。
もう君に会えないけど
今も変わらず愛している、と。
この櫻の木の下で
眠る僕を知らなくていい。
どうか僕を忘れて
他の誰かと幸せに。
どうか僕のぶんまで幸せに。