詩人:安曇 | [投票][編集] |
くらくら
世界が回っていても
ゆらゆら
世界が揺れていても
ざあざあ
世界が泣いていても
きっと、
あなたは私を見つけるでしょう
小指の紅い糸は
私にも
あなたにも
誰にも見えないけれど
繋がっていて
いつか、
あなたに逢える時がくるでしょう
どんなに
世界が回っていても
どんなに
世界が揺れていても
どんなに
世界が泣いていても
それだけは、
ゆるぎないこと。
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しっかりしてる、
と言われました。
ちゃんと考えてるのね、
と感心してもらいました。
つい、この前まで
しっかりしてよ!
と怒られていた私が
ちゃんと考えてるの?
と呆れられてた私が
しっかりしてる?
人は変わる。
きっと、成長できる
私も、あなたも
変わっていく
詩人:安曇 | [投票][編集] |
最近、あなた
また無理しているでしょ?
いつも元気だね。
って、皆は笑うけど
いつもと違う
あなたの笑顔、空元気。
皆は気付かないけどさ
私はわかっちゃうんだ
優しすぎて、不器用で
あなたは時々
破裂しそうなほど
心をぱんぱんにするからね
そっか。
また、心がぱんぱんになってるんだ
私がすぐに
わかっちゃう理由は簡単。
あなたが好きだから。
私は
あなたの心のガス抜き係
だからもう、
そんな笑顔しなくていいよ
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頬が夕日色に染まった
君が愛しくて
夕日見てるふりして
君を見てました
今だけは、この世界に
二人だけのような気で居させてください。
うっすら涙浮かべた
君が愛しくて
僕まで涙が溢れてきました。
無謀な願いだけど
時間よ、止まってください
この想いが伝わるように
そっと手を握りました。
溢れだす、涙で
僕らの夕日は滲んでいきました。
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小さく小さく
あなたは泣いた。
何を想っていたのか
何か、
悲しいことがあったのか
わからないけど、
あなたは泣いた。
蟻のように
小さく小さく息をして
清流のように
静かに澄んだ涙を流し
あなたの涙と
あなたの痛みが
私の中に入り込めばいい。
苦しみも、痛みも
流してしまいたいもの全て
私の中に流し込めばいい。
そう、思うくらい
あなたの涙は、愛しかった。
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いつも、太陽が隠れて
私達隠してくれてたね。
誰にも、
知られてはいけない。
秘密の、
恋だったから。
秘密は、とても甘く
秘密は、とても苦しい
貴方の匂いが好きだった。
甘い、香りでは無いけど
抱きしめられたときにだけ
わかる、貴方の匂いが
いつか、終わりのときが来る
これは、わかっているから
いつか、終わりのときが来る
わかって、いるけど悲しいね。
いつも、太陽が隠れて
私達隠してくれてたね。
いつか、太陽が隠れて
私も見えなくなっていくのね。
月に嫌われているから。
私も、貴方も
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いらない、こんな
甘いアイス
ほしい、って言ったのは
これじゃない。
いらない、こんな
甘いケーキ
ほしい、って言ったのは
これでもないの。
あたしがほしいって
あなたにおねだりしたのは
アイスでも、ケーキでも
お菓子でも、ジュースでもないの
あたしは
あなたの、甘い甘い
甘いキスがほしかったの。
どんなに甘い
ものでも敵わない
甘い、あなたのキス
ねえ、あたしにして
甘い、あなたのキス
お金じゃ買えない
あたしにとって
大好きな甘いもの。