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安曇の部屋  〜 投稿順表示 〜


[378] ヒカリキラメク
詩人:安曇 [投票][編集]

一人きりで泣いていた
小さい君が懐かしい、いつしか僕の前では泣かなくなっていたね。

言葉にしなければ伝わらない事があるのはわかっている
だけど、上手く声が出ない
喉の奥が熱い

今日から君は少しだけ、僕から離れてしまうね。

ありがとう、と涙ぐんだ
君がとても綺麗だった。


小さかったあの時の、君がいつのまにかこんなに
素敵な人になっていた

嬉しい事なのにね

今日は少しだけ、涙ぐんでもいいですか
嬉しいんだよ、嬉しいけど
寂しいんだよ、とても

君の笑顔がとてもとても美しいね
幸せを作るんだよ。

二人で作るんだよ。


久しぶりのお酒は、僕を涙もろくさせた
この涙はお酒のせいさ

心配しないでいいよ。

2009/08/27 (Thu)

[379] 刹那
詩人:安曇 [投票][編集]

散りゆく花びら
風に揺られて宙を泳ぎ光を浴びて
刹那に輝く美しさ

ほんの一瞬でも、それが花でも


貴方に恋をしていたんだ、私はずっと

二人歩む未来を信じて見つめてた


さようなら、とも
ありがとう、とも
言えずに終わる別れがあった。

どんなに好きでも、離れたくなくても
終わってしまう、別れは悲しいね。


風に揺られ空を見上げて、空がにじんだ。
ひとりぼっちのように、心が寒かった。


さようなら、とも
ありがとう、とも
言えなかった、言いたかった


ただ小さくなる、あなたの背中
見つめていた、見つめるだけだった


あなたに恋した、私をいつか誇れるように
好きになれるように

散りゆく花びら
風に揺られて宙を泳ぎ光を浴びて
刹那に輝く美しさ

ほんの一瞬でも、それが花でも


2009/09/09 (Wed)

[380] 無垢な人
詩人:安曇 [投票][編集]

答えをひとつひろいあげた少年
無垢な瞳がやけに眩しくて

その答えは誰にも見えなかった

少年の嘘だと、誰かが笑った


見えないものを信じない人

新しいことを受け入れない人


私はどっちだろう

見えないかもしれない

だけど、嘘だなんて

言いたくないな

言いたくないな。


2009/09/11 (Fri)

[381] 
詩人:安曇 [投票][編集]

泣き虫を追いだした夜
ひとりで膝かかえ
さよならが頭に残る、言葉が胸を刺す

なんども、なんども


綺麗だとあなたが誉めた私の長い髪

床に散る、切ったばかりの髪の毛が泣いてた


もうきっと、もどれない。
わかってはいるけど


冷たくなった指先を、当たり前のように温めてくれた
あなたにはもう会えないね。

指先は冷たいまま、ずっとずっと

今は心さえも

2009/09/21 (Mon)

[382] 
詩人:安曇 [投票][編集]

心の奥に、悲しい箱を置きました

出来るだけ綺麗な箱を置きました。


誰にも言えない、言わない想いを

静かにそっとしまっています


涙でにじんだ貴方の笑顔は
最近、さらに薄くなってきたけれど

箱の中身は減ることはありません。


いつか笑顔で箱を壊せるまで

それまで、私の心の奥に
その箱は静かに置いておきます。

2009/09/21 (Mon)

[383] 刺<優しさ
詩人:安曇 [投票][編集]

刺だらけの心を

丸くしてくれるのは

優しさだけかもしれない


少なくとも、私の刺は
貴方の優しさで溶けたんだ。

2009/09/25 (Fri)

[384] 夜よりも強く
詩人:安曇 [投票][編集]

眠れない夜は、どうしてこんなに静かなんだろう

私以外、誰も居ないような孤独感

夜が静かに包んでいる世界は
いま、誰もが静かに時を待つ


難しいことじゃない、好きなだけ

あなたが悩むことじゃない

すきだってわかってほしかっただけ


それだけだったのに、

欲が私を包み込んだ
夜よりもハッキリ、強く

私を眠らさないほどに

2009/10/02 (Fri)

[385] もしも
詩人:安曇 [投票][編集]

もしも、魔法が使えるなら

私は時間をゆっくりにする

あなたの寝顔を見ていられるように

今だけでいいから、一回でいいから

2009/10/02 (Fri)

[386] 
詩人:安曇 [投票][編集]

耐えて耐えて、耐え抜いて

生きて生きて、生き抜いた人を

可哀想だなんて、口が裂けてもいえない。


誰よりも強く、誰よりも優しい


泣くなんて、生き抜いた貴方に失礼だ

だけど、あの人の涙は

悲しみだけではなく
生き抜いた貴方への精一杯の愛情が溢れて流れていた

貴方は本当に強く、儚く、愛しい。


2009/10/21 (Wed)

[387] 優しさの中の弱さ
詩人:安曇 [投票][編集]

優しすぎる人の優しさは
時に人を傷つける

周りの人よりも特に、自分自身を

2009/10/21 (Wed)
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